[KATARIBE 17241] Re: [HA06EP] 「明けない、夜」続き

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Date: Fri, 31 Dec 1999 23:43:52 +0900
From: NaoNami<ikegami@kt.rim.or.jp>
Subject: [KATARIBE 17241] Re: [HA06EP] 「明けない、夜」続き
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199912311445.XAA24834@mail1.rim.or.jp>
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なおなみ@あう、やっとめる読み終わった です
勇魚さん、こんばんわ
#風邪など引かないようにねー<2000年対策缶詰めの方々

ちょいと追加。シーン的には

>それから、和室の襖の向こうに、私、起きました、もうひとりお客がふえるらしいから、
>と声をかけた。
>襖の向こうから、少し緊張が揺らいだ気配。そして、はい、という応え。

この辺りです。

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(題未定)
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 ぱたんと襖が閉まるような音が時折聞こえたのは覚えている。
 頭の上の方で羽虫が唸るように反響する声と人の気配。
 浅い眠りがずっと続いているようだった。

 頭がすごく重い。
 一瞬、なんで自分がここにいるのか分からなかった。
 ユラさんトコにかつぎ込まれて二日。
 ビデオを見てから五日。
 砂時計の砂が落ちるように徐々に悪くなる身体。
 呪いが身体を蝕む感覚。

 …紘一郎はいつもこんな感じを体験してたのかな

 『呪い』というものを克服するために力を身につけた弟
 わたしに力の制御を教えてくれた、弟

 どくん、どくん、と脈打つ血液。
 手のひらを見ようとして腕が上がらないことに気づく。
 何か管のようなものが刺さってる。

 ぼんやりと視界がはれる。
 美樹さんと、だれだろ?似た感じの人。

 美樹   :「あ、気がつきましたか?直紀さん」
 
 側にいる人に患者の意識が戻りましたと告げる声。
 診察をする手の感覚。目の前が見えているのに靄が掛かったような感覚。 
 ままならない身体。
 渦巻く気持ちにに翻弄される心。

 直紀   :「………っふ、ふぇっ!」
 
 自分の無力さに、堰を切ったように流れる涙を止めることもできない自分に
 嫌気がさした。

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切るっす あう、人と絡めないー(;_;
直紀いったん目醒めます。
明日あたりに紘一郎方面の話進めます(予定)

                        なおなみでしたっ!
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               e-mail  : ikegami@kt.rim.or.jp
                   :suigen@geocities.co.jp<ぽすぺ始めました☆>

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                              12月20日:極東十二華仙・袷花幻汝、登場
               URL:http://www.kt.rim.or.jp/~ikegami/ 
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