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Date: Sat, 25 Dec 1999 00:26:24 +0900 (JST)
From: ji-guy@dike.dricas.com
Subject: [KATARIBE 17135] Re:[HA06P] 『吉武のメリークリスマス』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199912241526.AAA11417@mailsv1.dricas.com>
X-Mail-Count: 17135
吉GUY@え? です
E.Rさん了解しました。闇ぬいくんはなんとかしましょう(笑)
で、その前に吉武が仕事に関わるまでの話を思い付きました(『でっちあげた』
とも言う)。
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『吉武のメリークリスマス』
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登場人物
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金元吉武(かなもと・よしたけ)
:孤独な隠棲武術家。
老人(ろうじん)
:技能値15くらいかも(笑)
イブの夕刻
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帰宅。誰も待たないボロ家の扉を開ける。
中に目を向けると見知らぬ老人が一人。
これだけで非日常の事態だが、吉武の対応は素早い。
吉武 :「誰だっ!」
はじめの「だ」を言うより早く眉間を狙い流星錘を投げる。老人は上体をスウ
ェーして軽くかわす。吉武は流星錘を引き戻すと同時に間合いを詰め、左拳を打
ち出す。
吉武 :「?!」
老人に拳を掴まれた。信じられない握力だ。そのまま間髪を入れずに……
吉武 :「……!」
老人が肘を軽く曲げると、掴んだ拳を支点に吉武の体が中に浮く。吉武はその
まま何もできずに背中から床に叩きつけられた。
吉武 :…か………く……(←息ができない)
老人 :「相変わらずやんちゃだのう。」
老人の顔に見覚えは本当に無い。老人は倒れている吉武にかまわず続ける。
老人 :「仕事を頼みたい。」
『仕事』……足は洗った筈だ。今更やるつもりは無い。だから…今…
拒否の意思表示をしたかったが、まだ声が出ない。体の自由も利かない。
老人 :「勘違いをしなさんなよ。」
吉武 :「……」
老人 :「我々は子供との約束を破る訳にはいかないのでね、
: 手伝ってもらうよ。」
吉武 :「…何を…言って………話…が…見えん……」
ようやく言葉が出た。身体を起こす
老人 :「じゃあ、こう言えば納得して貰えるかな?
:『たった今、お前を倒した。命は奪わないでおく、
: 代わりに言うことを聞け』で、どうだ?」
言葉が過去をえぐる。
吉武 :「………………………………………………」
老人 :「いや、すまなかった。そんなつもりでは無かった
: のだが……」
吉武 :「…………………………………話を聞こう……それに…
:……あんたは何者だ…」
過去に触れられたことよりも、それで動揺を見せた自分が赦せなかった。そん
な自分を気取られるのが嫌で、納得したという姿勢を見せる。
老人は説明を始めた。
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で、前回流した「イブの夜」へ続きます。
んん〜、老人が老人っぽく無いな〜、実力不足を痛感。
真慈海 :「相変わらず吉武の過去をでっちあげとるのぉ。」
吉GUY :「『伏線を張っている』と言いなさい(もはや開き直り)」
真慈海 :「ど〜なっても知らんぞぉ。」
吉GUY :「…って、何でお前がココにいるの? [HA06]だぞ。
: 吉武は?」
真慈海 :「吉武は、お前のせいで今ごろ跳び回っとるじゃないか、
: 文字通り。」
吉GUY :「ああ、そうか。」
吉GUY@ロボトル〜ファイトッ
ji-guy@dike.dricas.com