[KATARIBE 17004] [WP01P] 熱狂的ファン

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Date: Thu, 16 Dec 1999 18:10:47 +0900
From: Ryou Hanzawa <ryu@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 17004] [WP01P] 熱狂的ファン
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <74495293819991216180947ryu@trpg.net>
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こんにちは

書きかけであったEPのエピソードです。
時間があったので(といっても電車の中ですが(^^;)完成させてみました
朝霞沙希と御剣司の出会いです。

時期は詳しく考えてませんが、沙希が司さんと話していたりするEPがあればそ
の前に入れるのがいいでしょうね。


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EP:『熱狂的ファン』
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夕方、BAR月影にて

 沙希     :「(ガララン!)はぁはぁはぁ」
 
 突然飛び込んでくる朝霞沙希。
 走ってきたようで額にはかなりの汗をかいている
 
 司      :「いらっしゃいませ」
 沙希     :「すまないが……はぁはぁ、ちょっと……かくまってくれ
        :ないか(汗)」
 司      :「ええ、ではこちらに(この人どこかで……)」

息を切らせた沙希をカウンターの内側に入れる司

 女の子達   :「(かららん)あっれー、沙希様いないよー、ここに入っ
        :たと思ったのに……あっちのほうかしら(からん)」
 女の子達   :「絶対サインもらうんだからっ」

数人の女の子が入ってきたが、沙希がいないのを確認するとすぐにBARを出てい
った。

 沙希     :「ふぅ、助かったよ。ありがとう」
 司      :「どういたしまして」

カウンターに座るとひといきつく沙希


 沙希     :「コーヒーを一つもらえるかな」
 司      :「はい、わかりました」
 沙希     :「聞かないのか?」
 司      :「なにをです?」
 沙希     :「追われていたわけをだよ」
 司      :「聞いてもしかたのないことですから」
 沙希     :「そうか」
 司      :「どうぞ(カチャ)」
 沙希     :「ああ、ありがとう(ぐび)はぁ、おちついたよ」
 司      :「……」
 
 司は無言でグラスを磨いている

 沙希     :「ん?うまいな、このコーヒー」
 司      :「ありがとうございます」
 沙希     :「これからちょくちょく寄らせてもらうよ、仕事場がこの
        :近くだから」
 司      :「ええ、お待ちしています」
 沙希     :「さてと、それじゃお代はここに置いておくよ」

沙希が出ていった後、テーブルに置かれたお金が多いことに気づく

 司      :「おや、少し多いな、次に来たときに渡せばよいか……そ
        :れにしてもあの人、どこかで見た気がするんだが……」

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Name   :半沢 陵
Hundle :リュー
E-Mail :hanzawa@din.or.jp
PostPet:ryu2001@geocities.co.jp
H"     :ryu2012@pdx.ne.jp
PHS    :ryunryun@pdx.ne.jp

    

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