Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Wed, 15 Dec 1999 13:27:04 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 16953] [HA06P] :「逆から見たら」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199912150427.NAA26390@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 16953
99年12月15日:13時27分01秒
Sub:[HA06P]:「逆から見たら」:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
年末戦線行きまーす(ってなにがだおい(汗))
*************************************
「逆から見たら」
================
静かに、静かに。
時間というのは、過ぎるもので。
郁代 :「……はやいもんですね」
花澄 :「あっという間に……来年ですか(笑)」
店長がどこかから見つけてきたクリスマスの曲が、瑞鶴の中に流れ出す季節。
花澄 :「そう言えば、滝さんはクリスマスってどう過ごされます
:か?」
郁代 :「…………一人で何かそれらしいもの料理して、一人で食
:べますかね(苦笑)」
花澄 :「あ、仲間だ(笑)」
郁代 :「仲間……ですか(汗)」
花澄 :「ここ何年か、ベーカリーのクリスマス会に参加させても
:らったりしてましたけど……今年はのんのんとしてようか
:な、って」
のんのんと……毎日やってるじゃないか、と、傍で聞いている店長としては
思ったりするわけだが。
花澄 :「それに……何かすっかりお祭になってますけど、あっち
:から見ると、実はクリスマスって……とてもつらい日だっ
:たんじゃないかな、とか」
郁代 :「あっち?」
と、花澄はひょいと上を指さした。
花澄 :「あちら側(笑)」
郁代 :「あ、成程(笑)」
花澄 :「……だって、自分の子供が、何年か後には酷い殺され方
:するってことでしょ?送り出した側としては」
郁代 :「………まあ……そうですね」
花澄 :「とても、つらかったんじゃないのかなあ」
すう、と上に向けた視線を、また元に戻して。
花澄 :「……って、思うんですけど(苦笑)」
郁代 :「……そういうもんですかね……」
静かに、やはり静かに。
言葉は収束し。
天使が、クリスマスの曲に乗って往来する。
郁代 :「あ、これお願いします」
花澄 :「はい。カバーお掛けしますか?」
郁代 :「はい、お願いします」
*************************************
というわけで。
いあ、ちょっと、クリスマス前後に、花澄にあることを引き起こすもので
今回、クリスマス当日のネタには乗れないということで(笑)
#先手必勝(爆)
えーと、会話に関しては、多少、この前の一行から取ってます。
(いあだから、滝さんお借りしたと言うのもある(笑))
まあ。
へそ曲がりの論理ですな(しみじみと)
訂正、修正、加筆、等々、どーぞです(笑)
ではでは。