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Date: Mon, 22 Nov 1999 07:25:30 +0900
From: Djinny <djinny@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 16534] [HA06R] セッションログ「ともだち」(仮題)その七
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <19991122072530QVWVT3@geocities.co.jp>
X-Mail-Count: 16534
こんにちは、 Djinny こと 古旗 仁 です。
#kataribe-session でのセッションの 11/17 のログです。
発言内容はかなり恣意的に削ったりしてあることを先にお断りしておきます。
**********************************************************************
[J_OldFlag] さてさて
[J_OldFlag] 昨日は何処まで行ったかな、と……
[J_OldFlag] 奈津 :「あ……あ……??」
[J_OldFlag] 悠 :(視線を合わせてにっこり)
[J_OldFlag] 奈津 :「は、はるか……ちゃん……」
[J_OldFlag] までか
[J_OldFlag] 悠、押しつぶされそうなくらいの精神的な傷って、ほどほどで癒
すの止められるかな?
[J_OldFlag] #そうしないと自分もやばい
[ginka] たぶん、途中で気絶する(汗)
[J_OldFlag] ぐあ
[J_OldFlag] うし、とよリリさん来るまでその描写でもしようか
[J_OldFlag] ……
[J_OldFlag] いいかな、そういうふうに、部分的に始めてしまって。
[sf] どーぞー
[sf] ごーごー
奈津 :「は、はるか……ちゃん……」
[J_OldFlag] それとともに、悠の精神にどんどん苦痛が流れ込んでいきます
[J_OldFlag] ・呪われた生まれ
[J_OldFlag] ・異能が暴走して死んでしまった父親
[J_OldFlag] ・妹
[J_OldFlag] ・血
[J_OldFlag] などなど
[J_OldFlag] 奔流のように押し寄せてくる
奈津 :「はるか……ちゃんが……吸ってくれてるの……??」
[J_OldFlag] 僅かに顔を上げて悠を見ます
璃慧 :「はるか……もう……やめてっ!」
悠 :(ただ微笑む)
璃慧 :「あなたが……倒れちゃうっ」
[ginka] #ものを言うだけの気力がない(汗)
奈津 :「どうして……? わたしなんかのために……」
圭人 :「(呆然と)彼女の痛みを、全て自分が引き受けようって
:言うのか……」
璃慧 :「悠……優しすぎるよ……」(はるかをだきとめる)
悠 :「奈津ちゃんは……わたしの大切な……友達だから……」
奈津 :「そんな……だって……わたし……」
[J_OldFlag] 呆然として涙も出ない
奈津 :「貴方の……血、すおうとしたのに……」
マイア :「奈津ちゃん、みんなに好かれてるのよ(静かに微笑)」
璃慧 :「そーゆーやつだから……(苦笑)」>悠
圭人 :「全く……なんて奴だ(苦笑)」
璃慧 :「悠……だいじょうぶなの?」
: (心配そうに顔を覗き込む)
奈津 :「は、悠ちゃんっ」
[RURI] #銀佳、今の悠の状態は?
悠 :「……」
[ginka] #そのまんま力が抜けて、気絶
奈津 :「悠ちゃんっ」
璃慧 :「……やっぱり……」
奈津 :「……」
璃慧 :「感情だけで突っ走るんだから……」
[RURI] #圭人って心の痛み、癒せる?
[wings] #むう。ギリシャ神話でそういう話があれば何とか。
[sf] # 記憶操作という乱暴な手はあるけど、やらんだろーな>マイア
[RURI] #そーかー
[RURI] #璃慧がやるか(苦笑)
[J_OldFlag] #そのほうがいいでしょう
璃慧 :「……ほんとは、こんなのつかいたくないんだけど
:ね……」
璃慧 :「悠の重荷にもなっちゃうし……」
圭人 :「……?(まさか……こいつもなのか?)」
璃慧 :「悠が痛みを抱えているなんて、『嘘』っ」
璃慧 :はるかをだきしめて
璃慧 :叫ぶ
[J_OldFlag] まるで「嘘のように」悠の心の痛みが消えていく、のだな
璃慧 :静かに倒れる
璃慧 :口元は笑っていた
奈津 :「あきえちゃんまでっ……」
圭人 :(抱き留める)
:「……ったく、そろいもそろって無茶しやがって……
: (微笑)」
奈津 :(呆然と立ちすくんでいる)
: 「わたしのせいで……また……」
[Toyolili] #健康体は一人だけか( ̄□ ̄;;)
[J_OldFlag] #竜胆の君だけやね〜
[wings] #マイアもぼろぼろだっけか
[Toyolili] #救急車でも呼ぼうか?( ̄□ ̄;;)
[sf] # いあ、マイアは集中力−2だけだよ
マイア :「(様子をみる) ……だいじょうぶ、疲れてるだけ……」
: >奈津
[sf] # くらいはわかるだろう>アストラル分析
[J_OldFlag] #んむんむ。
奈津 :「ごめんなさい……」
奈津 :「わたし、どうしたら……」
るりるり :「にゃー」(奈津によっていき、すりすり)
マイア :「自分だけで悩んでないでいいの。
: もっと、頼って欲しかったの。たぶん、みんなも」
奈津 :「でも……」
圭人 :「自分の中だけで閉じこもると、何か問題が起きても
:誰も気づかない。それが、今回はこういう形で出ちまった、
:ってことだ」
圭人 :「これからは、つらくなったらいつでも他人に相談すれば
:いいさ。
: ここにいる連中で、それを嫌だって言う奴は居ないはずだ」
奈津 :「はい……」
奈津 :「こんなに、みんなに迷惑掛けて……すみません」
璃慧 :「だから……きにしなくていいんだってば」
: (ゆっくりと立ち上がる)
奈津 :「あきえちゃん……
: でも、これから……どうしたら、いいんでしょう……
: わたしの妹、……ちを吸わないと……
: 生きていけないんです……だからわたしがあげていたん
:ですけど……
: 今度はわたしの方が、変になっちゃって」
竜胆 :「これあげようか?」
奈津 :「え……?」
竜胆 :「あんまり美味しくないんだけどね(手渡し)」
奈津 :「輸血……ぱっく」
マイア :「それが輸血用血液、ですか」
圭人 :「……
: (きゅ、吸血鬼ってそーゆーので済むもんなのか?)」
奈津 :「ありがとうございます、でも、……毎日だから……」
竜胆 :「別に今更二人分増えたところで問題ないと思うけ
:ど……」
奈津 :「え……?」
:「竜胆さんも、これで、なんですか……?」
:「でも、ずっとお世話になって……いいんですか……?」
奈津 :「璃慧ちゃんにも、悠ちゃんにも、迷惑掛けて……」
奈津 :「この上、まだ、そんなことまで……」
璃慧 :「気にしないでってば」
奈津 :「でも……わたし、また、こうなっちゃうかもしれな
:い……」
竜胆 :「……遠慮するなって!」
奈津 :「はい……」
圭人 :「……これで、一応解決したことにはなるのか?」
マイア :「まえに他の人に言われたことなんだけど。
: どうしても不満なら、頼らないほうが迷惑ってことも
:ありうるんだ、って考えてみたらどうかな?
: (いたずらっぽく笑う)」
奈津 :「……まいあちゃん、ありがとう……(ぺこ)」>マイア
奈津 :「悠ちゃん」
[J_OldFlag] 悠のそばにいって、抱き起こす
奈津 :「悠ちゃん、ありがとう……」
圭人 :「……(ま、俺にはいわれねえだろうなあ。
: ひでえ事しちまったし)」
[J_OldFlag] 悠は、まだ失神してるのかな
[ginka] 揺すられたりすれば、起きる……と思う(汗)
奈津 :「悠ちゃん、ごめんね……」
[J_OldFlag] 抱きしめるにょ
悠 :「……?」(目を開ける)
璃慧 :「……(よかった……)」
奈津 :「……あ……」
奈津 :「ありがとう……」
奈津 :「わたしにも……ひとの迷惑にならないこと、
: なにかできたらいいのに……」
マイア :「そんなこと言わないで。
:……ボクがはじめて奈津ちゃんにあったとき、色々教えて
:もらったの、感謝してるのに」>奈津
奈津 :「え……?」
[J_OldFlag] 抱いたまま振り向く
奈津 :「わたしが、役に立ったんですか……?」
マイア :「もちろんよ。
: 奈津ちゃんとあえたこと、とっても幸運だと思ってるの
: (にこっ)」
奈津 :「こ、これからも、やくにたてること……
: あるんでしょうか」
マイア :「なに言ってるのよ。もう友達でしょっ。
: 役に立てるもなにも、一緒にいることが嬉しいのに」
奈津 :「ありがとう……ありがとう」
[J_OldFlag] #抱いたままだなぁ
[J_OldFlag] 悠を抱いたまま、ぽろぽろ涙を零す
奈津 :「わたし、いつかきっと、この罪滅ぼしはしますか
:ら……」
璃慧 :「なっちゃん……。罪だと思わないで」
奈津 :「でも……」
圭人 :「そんなに気張って考える必要はないさ。
: 普通の生活の中で、そのことをすこし心に留めておけば」
圭人 :「それだけで、いいさ(微笑)」
奈津 :「はい……すみませんでした、さきほどは……」>圭人
圭人 :「いや、もういい。こう言うことはよくあるからな
: (微笑)」
奈津 :(頷く)
悠 :「そういうこと(にこっ)」
奈津 :「悠ちゃん……ありがとっ」(強く抱く)
[J_OldFlag] 暗転
[wings] うい
[J_OldFlag] 場面かわって、竜胆さんの家
[Toyolili] うい
奈津 :「ほんとうに、ありがとうございました、
: もう大丈夫ですから……」
: >送ってきてくれたみんなにぺこぺこ
奈津 :(皆さんを見送って)「竜胆さん……わたし」
竜胆 :「ん?」
奈津 :「これからは、もっと前向きに生きていかなくちゃいけな
:い、ですね……」
竜胆 :「それがわかったんなら、大丈夫だよ」
奈津 :「はい……」
[J_OldFlag] ということで終わりです。おつかれさまでしたー
[RURI] ぱちぱちぱちぱち〜
[wings] あ、1シーンだけいいですか?
[J_OldFlag] あーと、各キャラ毎にさー
[J_OldFlag] ちょっとずつ、「その後」をやりたいんだけどいいかな〜〜?
[wings] は〜い
[sf] どぞー。時間の押してるひとからやな
[J_OldFlag] じゃ、圭人からいこうかね
[wings] うい〜
[J_OldFlag] 帰りがけ、町角から水内が出てくる
水内 :(拍手)「よくやりましたね」
水内 :「全て、見せてもらいましたよ」
圭人 :「……あんまりいい趣味じゃねえぞ。
: あんな所覗くってのは(苦笑)」
水内 :「まあ、いいじゃないですか」
圭人 :「……ま、今回は俺は大したことはしてないな」
水内 :「いえ、合格です。よくやりました」
水内 :「その時、その場に居るものを使うのも、
: 手腕の内ですからね」
圭人 :「……そういう言い方は、あんたらしいな(苦笑)」
水内 :「ふふ……では。次の依頼をお待ち下さい」
: (一礼して消える)
圭人 :「……しっかし、同じがっこの知り合いだけで3人かよ。
: 気が重いな、こりゃあ……」
[J_OldFlag] 夜の町に消えて行く
[wings] と、言いつつも、彼の口元には笑みが浮かんでいたのだった。
[J_OldFlag] で、圭人おわり
[J_OldFlag] では、次、るりしゃんー
[RURI] あーい
[J_OldFlag] 銀佳しゃんもいっしょがいいかな〜〜?
[RURI] どーだろ?
[J_OldFlag] どーでしょねー
[J_OldFlag] この後すぐに公演が入るんだっけ
[RURI] こっくし
[J_OldFlag] じゃ、帰り道、くらいの方が無難かな
[J_OldFlag] 帰り道
[J_OldFlag] るりるりの居るあたり
るりるり :「にゃー」(気が付いてとてとてと駈けてくる)
奈津 :「あ……」
璃慧 :「あ、るりるり」(なでなで〜)
向坂 :「おー、お嬢ちゃん達か」
璃慧 :「あ、奈津ちゃん……」
璃慧 :「あれ? 向坂さんまで??」
奈津 :「こ、こんばんわ、璃慧ちゃん、悠ちゃん」
向坂 :「なんだ、知り合いだったのか」
璃慧 :「ほんとお前のところに人集まるな〜(るりるりに)」
悠 :「こんばんは(ぺこっ)」
璃慧 :「こんばんは」
向坂 :「こんばんわ(にやにや)」
向坂 :「三人とも、ちょっとだけ積極的になったみたいに見える
:なぁ」
向坂 :「なにか、あったのか?」
璃慧 :「……ないしょです(にこっ)」
悠 :「ねっ♪(にこっ)」
奈津 :「はい、ないしょ、です」
るりるり :「にゃー(内緒だよ〜〜)」
[Toyolili] #シンクロしてそうだ……
向坂 :「むぅ、なんてこった。おっさんにはわからん少女達の謎、
:か……くっそー、知りたいぞ(笑)」
奈津 :「駄目です、秘密、ですから」
璃慧 :「だめです〜」
悠 :「……(にこっ)」
向坂 :「ちぇ、まったく〜、またハモりやがってこいつら〜
: (まあ、三人がこれで少しずつ積極的になっていけば
:いい、とするか……)」
[J_OldFlag] というところで場面転換かな
[J_OldFlag] マイア、おまちどおさまー
[sf] はいな
マイア :「奈津ちゃんにはいろいろ偉そうなこと言っちゃったけど。
: あれって、私が言われてきたことなのよね。
:……なおせて、いるかなぁ」
[sf] とかなー
[J_OldFlag] んむ。誰に向かって言っているんでしょ
[sf] ふむ。ひとりごとのつもりだったけど、
文雄に話しているんでも良いのか。
[J_OldFlag] ひとりごとでもいいのであ。
[J_OldFlag] でも、独り言を誰かが聞いてるともっといいかも。
[sf] ふむ
文雄 :「ま、そうして自分を振り返ること自体が、
:成長そのものやろ」
[J_OldFlag] であ、独り言だった、ってとこかな
[sf] そだね。ひとりごとでいいか
[J_OldFlag] んで、文雄さんがふすまの向こうで、仕事の手を休めて、さっき
の台詞を呟くのさ
[J_OldFlag] 文雄さんかっこいい〜〜(おひ)
[sf] まーそんなのでいーかのー。
[J_OldFlag] ういうい
[J_OldFlag] しゃて、りんちゃんでしゅ
奈津 :「すみませんでした、
: すっかり御厄介になってしまって……」
佳奈 :「ありがとう、竜胆さん」
竜胆 :「気にしなくていいって……あんまり何もしてないし」
奈津 :「いえ……竜胆さんが居て下さらなかったら、
: わたし……」
佳奈 :「ありがとう……」
竜胆 :「いいんだってば。
: それより、これからは、ずっとこっちにいるの?」
奈津 :「……あ、……もし、いても、よければ……」
竜胆 :「そんな、いていいに決まってるじゃない」
奈津 :「でも……」
佳奈 :「ありがとう、ございます。ね、奈津」
奈津 :「うん……」
奈津 :「竜胆さん、本当に、いいんですか?」
竜胆 :「遠慮しなくていいんだって、ね」
奈津 :「ありがとうございます……」(竜胆にしがみ付く)
奈津 :(いつか、きっと、みんなに、恩返ししますから……)
[J_OldFlag] というところかしら
[Toyolili] だにぇ。
[J_OldFlag] ふー、これで一巻の終わりですな
[J_OldFlag] 長長とした話で申し訳ありませんでした
[Toyolili] いえいえ、おつかれさまでした
[J_OldFlag] なんとか、みなさんのご協力により終らせることができましたっ
す
[ginka] おつかれさまでした
[J_OldFlag] みゅー
[sf] おつかれさまー
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それでは失礼します。
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Djinny(ランプの魔物)
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