[KATARIBE 16528] [HA06R] セッションログ「ともだち」(仮題)その一

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Date: Mon, 22 Nov 1999 07:25:07 +0900
From: Djinny <djinny@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 16528] [HA06R] セッションログ「ともだち」(仮題)その一
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <19991122072507w!.H$v@geocities.co.jp>
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 こんにちは、 Djinny こと 古旗 仁 です。

  #kataribe-session でのセッションの 11/8 のログです。
 発言内容はかなり恣意的に削ったりしてあることを先にお断りしておきます。

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[J_OldFlag] えー、時系列ですが、基本的に「1999年11月はじめ」です
[J_OldFlag] 場所は吹利市ということになります
[Toyolili]  うい
[J_OldFlag] 導入が個別になってしまうのでどうしようかと
      悩んでいたのですが、いいや。個別にやります
[sf]        はいな
[Toyolili]  おれは最後でいいよー
[J_OldFlag] あいあい>とよリリさん

[J_OldFlag] 皆さんのお手元には、自分の分の導入が行っていると思います
[J_OldFlag] それをなぞりましょうか。

[J_OldFlag] まずは、璃慧さんと悠さんですかね
[J_OldFlag] いいかな?
[RURI]      にゃ〜
[J_OldFlag] 銀佳さんもいいかな〜
[ginka]      はい
[J_OldFlag] でははじめましょう

[J_OldFlag] ある、部活で遅くなった日。10月の終わりです
[J_OldFlag] 二人は一緒に帰っています。既に暗くなっている空き地で、
      にゃーにゃーという聞きなれたねこの声がします。

 るりるり   :「にゃー」

[J_OldFlag] とてとてとふたりのちかくによってきます

 るりるり   :「にゃー」(おなかすいたの)

[J_OldFlag] と、璃慧の方を見上げる

[RURI]      #璃慧はるりるりの名前、知ってるかなあ?
[J_OldFlag] #知らないかもしれないし、別の名前を付けてるかも。
      しっててもいいのでは。

 璃慧     :「あ、るりるりか(なでなで)」
 璃慧     :「ごめんね、今は何も持ってないんだ〜」
 るりるり   :「にゃ〜〜(おなかすいてるの……)」
 璃慧     :「悠、なにかある?」
 悠      :「……お弁当の残りならあるよ、って言ったら、怒る?」
 璃慧     :「……猫が食べれるもの?」
 悠      :「おさかな……」
 るりるり   :(こくこく)

[ginka]     #……お弁当を残すことが最近多い
[Toyolili]  #量が少なくてもちゃんと食べてれば大丈夫だ(根拠なし)
[J_OldFlag] #弁当のこしは良くないぞな
[RURI]      #弁当処理係になっているきが……(汗)>己

 SE      :どたどたどた

 ??     :「ごめんねー、今日はちゃんと猫缶持って来たんだよ……
        :あれっ」

[J_OldFlag] 近くの高校の制服を着て眼鏡をかけた、小柄な女の子です。
      向こうの方から(アバウト)駈けてきて、
      二人を見てたちすくんでしまいます

 璃慧     :「……(かたまってる)」
 ??     :「あ、あの、……その」
 悠      :「……?(ぺこっ)」
 ??     :「あ、こ、こんばんわ(ぺこぺこ)」

[J_OldFlag] ぺこぺこした拍子に、抱えていたものが
      からからんと音を立てて落ちて、こっちに転がってきます

 璃慧     :「……(ぺこり)」
 悠      :「……?」(転がってきたものを拾う)

[J_OldFlag] ……猫缶です。>転がって来たもの

 ??     :「あ、……その、それ、そのねこに、
        :上げようと思って……」
 璃慧     :「あ……、どうも……」
 るりるり   :「にゃ〜(猫缶♪)」
 ??     :「あ、あなたたちも、餌、上げてるんですか……?」
 悠      :「あ、はい……どうぞ」(猫缶をその子に渡す)
 璃慧     :「ええ、時々……」
 ??     :「あ、あの、……
        : じゃ、もしよかったら、あげてください」
 璃慧     :「え……あの……」(困ってる)
 ??     :「み、みんなで……あげても、いいかな、とか……」

[J_OldFlag] と言いつつ、ねこかんをかぱっと開けます

 るりるり   :「〜〜〜〜♪」(女の子にまとわりついておねだり)
 璃慧     :「ほらほら、慌てないのっ♪」(なでなで)
 ??     :「あは……(くすくす)」

[J_OldFlag] 手に持った猫缶を紙皿に開けて、地面に置きます

[Toyolili]  #やはり猫缶を見て、えさと認識してるな……

 るりるり   :「にゃっ♪」(飛びついて食べ始める)
 璃慧     :「あはは」
 璃慧     :「かあいー」(しゃがみこんでみてる)
 ??     :「……やっぱり、かわいいな……」
        :(璃慧たちがるりるりを撫でたりしているのを見てる)

 ??     :「あ、あの……このねこ、名前なんて言うんですか?」
 璃慧     :「えっと、わたしたちはるりるりって
        :呼んでますけど……」
 ??     :「るりるり……あ、目の色かぁ」
 るりるり   :「にゃ(こくこく)」
 璃慧     :「ええ。つけたのはわたしじゃないんですけどね。
        : そうらしいです」
 るりるり   :「にゃ(こくこく)」
 璃慧     :「……きれいですよね>ひとみのいろ」
 ??     :「うん。うらやましいな……」

 ??     :「わたし、ちょっと変な色だからとっても羨ましいです」

[J_OldFlag] 瞳の色のことらしいね

[RURI]      #ごめんなさーい、なつさんって何色でしたっけ(汗)?
[J_OldFlag] #金色だよ〜

 璃慧     :「……きれいですよ」
 ??     :(はっとして)「……見たんですか……?」
 璃慧     :「……ええ……(いけなかったのかなあ?)」
 るりるり   :「にゃ〜(なんか難しい話してる……)」
        : (悠の方にとてとてと行く)
 悠      :「あ……(にこ)」(しゃがみこんでるりるりなでなで)
 るりるり   :「にゃ〜♪」
 ??     :「きれい、ですか……貴方も、そう思いますか?」>悠
 悠      :「え……?」(奈津の目を見つめる)

[J_OldFlag] 金色だね、眼鏡掛けてるけどよくわかる

 悠      :「……とっても、綺麗だと思います(にこ)」
 ??     :「……あ、ありがとうございます……(真っ赤)」

 ??     :「そ、そうだ、わ、わたしったら自己紹介もしてなくって。
        : つむら・なつって言います(ぺこ)」
 奈津     :「よろしく、お願いします……(ぺこぺこ)」
 璃慧     :「あ……水瀬璃慧(みなせ・あきえ)です……
        : (ぺこり)」
 悠      :「……えっと、しらつき・はるか……です(ぺこっ)」
 るりるり   :「にゃ〜(るりるりです)」

[Toyolili]  #……賢い……っ

[J_OldFlag] というところで
[Toyolili]  うい
[J_OldFlag] それから数日、奈津とはるりるりのところで逢うことになります。

      ぽつぽつと彼女がかたるところによると、奈津は以前吹利の近郊
      に住んでいたのですが、事情があって暫く引っ越していて、
      ついこの間こちらに戻ってきたところだということです。
      また、歩いていく方向から分かるのですが、彼女は高校の夜間部の
      生徒です。

[J_OldFlag] と、カットアンドペースト。
[J_OldFlag] というところで、お二人の導入はおわり。

[J_OldFlag] 次はマイアですか
[sf]        はいな
[J_OldFlag] 毎日って訳じゃないけど、夜中の探索はしてましたよね>マイア
[sf]        そうですね。夜も含めて日本を知りたいので。
[J_OldFlag] では、そんな夜歩きしていたある日です
[J_OldFlag] 11月初めですね

[sf]        はい

[J_OldFlag] 公園近くを歩いていると、押し殺したようなうっという声が
      向こうから聞こえます
      そちらに視線をやってみると、何かがかけ去る足音と、
      どさっという重いものが地面に落ちる音がします

[sf]        いちおう、相手から見えないように、近づいて様子をうかがって
      みます。
[J_OldFlag] うい
[J_OldFlag] ショートカットの髪を靡かせた、小柄な、多分女性が向こうに
      駈けていくところ

[sf]        人が倒れているんですよね? そちらを優先して見に行きます。
[J_OldFlag] あい
[J_OldFlag] 倒れているのは中年の男性みたところ、外傷はないようです。
[J_OldFlag] ただ、血の匂いがうっすらとただよっています。

 マイア    :「こんな寒いところで倒れていたら、風邪を……
        : ってこの匂いは……」

[sf]        怪我がないかみてみます。
      明かりが足りないならペンライトを使います。

[J_OldFlag] ひどく出血はしてないようなのですが、
      どうも首の辺りから匂うのです。
      首筋をてらすと、二つならんだまるっこい傷痕が見えます。

 マイア    :「首のほうかな……あ」

[J_OldFlag] 頚動脈の辺りやね。どうも、何かが血を吸った痕のようだ
[J_OldFlag] #マイアのオカルト知識ならすぐに分かるのだろうな〜

[sf]        怪我が致命傷でないかを含めて、星気的に調べてみます。
      (アストラル分析)
[J_OldFlag] 難易度は特に無しで構いませんので、判定は要りませんな
[J_OldFlag] かなり、失血していますね
[J_OldFlag] 病院に運ぶとは行かないまでも、このまま放置しておくと体温が
      下がって酷いことになり兼ねない
[J_OldFlag] で、なぜこうなったかですが、首筋から大量に血を吸われたらし
      いにや

 マイア    :「やっぱり、救急車をよんだほうが……いいかな……」

[J_OldFlag] #えーと、星気的というと、もっと魔力的な原因とかまで
      わかるんだっけ
[sf]        # "霊的本質"にたいする攻撃かどうかとか、そのあたりも含めて
      痕跡くらいはわかるでしょうね
[J_OldFlag] #ほいほい

[J_OldFlag] 血液を吸い上げただけですね。
      ただ、傷痕をふさぐのに何らかの魔力的なものが働いていました

 マイア    :「(文雄さんに連絡して迷惑はかけたくないし……)
        : ええっと……たしか119よね……
        : (きょろきょろと公衆電話を探す)」

[J_OldFlag] 手近にありますよ、電話ボックス

 向坂     :(通りかかる)「どうした、嬢ちゃん」 >マイア
 マイア    :「あ……えっと……
        : (うまく言葉にならないので、とりあえず指差す)」
 向坂     :「なにきょろきょろして……ん、行き倒れか」

[J_OldFlag] 向坂、そっちに行って倒れてる男を調べます

 向坂     :「119だな」
 マイア    :「えっと、救急車、呼ぶんですよね(あたふたしてる)」
 向坂     :(苦笑)「俺が電話かけるから、お嬢ちゃんはちょっと
        :そいつのとこ看てやっててくれ」
        :(電話ボックスに向かう)
 マイア    :「は、はい、すみません(ぺこり)」

[J_OldFlag] 向坂が電話して、暫くすると救急車が来て、男を連れて行きます

 マイア    :「どうもすみませんでした、なんだか、何したら良いのか、
        :よくわからなくなっちゃって……」
 向坂     :「いや、いいさ。まだこっちに来てから日が浅いんだし、
        :しかたないだろ」

[J_OldFlag] 向坂は発見者と言うことで一緒に救急車にのってって、またマイ
アひとりです

 マイア    :「(誰も居なくなってから) 血を吸う生き物?
        : それとも、なにかの術につかうつもりなのかしら……
        :(つぶやく)」

[J_OldFlag] 調べてみるのかな? そういうイキモノ

 マイア    :「町の夜の危険って、いろいろあるのね
        : (と奈津の言葉を思い出す)」

[J_OldFlag] #ナイスですにゃー
[Toyolili]  #ほう

 マイア    :「文雄さんも言ってたっけ、
        : 『縁なくして遭うことなし』って。
        : ……調べてみようかな、これ」

[J_OldFlag] ういうい。というところで、場面終わりかな
[sf]        たぶん、これでいいかなと。
[J_OldFlag] うむ
[J_OldFlag] 取り敢えず、暫く調べてみるけど、その間も通常警察は気付いた
      感じがない
      (異能犯罪絡みの部門は動いているかもしれませんが、マイアに
      はその動きは掴めません)
      文献なんか当たってみると、いわゆる吸血鬼と言うのがまあ、
      こういう血の吸い方をするらしいですな

[J_OldFlag] というところで、うぃんちゃ〜〜
[J_OldFlag] 出番だ〜〜〜
[wings]     がってんでい!(笑)

[J_OldFlag] 11月第一週のある日
[J_OldFlag] 突然、放課後、「十二月」から呼び出しが掛る

[J_OldFlag] ★EP『狭間より来たりし者』のように、テレパスによるイメー
        ジ付き伝送だと思って下さい。

[wings]     #了解

[J_OldFlag] 吹利市で、夜間、ある異能者の犯行と思しき事件が発生しました。
      まだ、マスコミには知られていないし、通常警察は知っていない
      か、知っていても事件を隠しているという状態です。

「十二月」連絡係・水内:
        :「事件はまだ表立っていません。警察もまだ怪事件として
        :調査を開始したところです。
        :隠密裏に解決してください。
        :期限は、警察が事件にかかるまで」

[J_OldFlag] ちなみに、今回のは「研修」ではないようですな
      命令は「十二月」正規の命令系統を伝ってきています。
      以前の研修での実績が認められたのかもしれません。

 圭人     :「あんたがでばってくるとは珍しいな、水内さん」

[wings]     #何しろ、普段は時田から呼びつけられてばっかだから

 水内     :「……今は無駄口を叩く時間ではありませんよ」
 圭人     :「……」(肩をすくめる)

 水内     :「標的は一人。女性、恐らく十代です。
        : 身元などは調査中です。
        :犯行がこれ以上拡大しなければ、『十二月』は
        :標的の最終状態は問いません」

 圭人     :「……穏やかじゃねえな」
 水内     :「実戦テストだと思って下さい。
        : このくらいは、君ほどの素質がある人なら単独でできる
        :でしょう? (口の端を歪めた笑い)
        :その素質、無駄にしているようでは我々の一員たる資格は
        :ありません」

[J_OldFlag] 圭人に与えられた任務は、標的の犯行の阻止と今後の永久的な
      犯行防止です。
      最終状態はとわないということは、相手を消滅/破壊してもい
      いということですね。

 圭人     :「……分かった。吉報を期待しててくれ……」

[wings]     普段の、口元に浮かんでいる笑いは消えている。

 水内     :(無表情)「はい。……
        : ときに、標的の異能種は、吸血と幻覚作用の筈です」
 圭人     :「(全く……気の重い話だぜ……)」
 水内     :「……『十二月』は成果を期待していますよ、兼沢くん」
 圭人     :「……」

[J_OldFlag] 暗転

[J_OldFlag] というところでこの場面終わり
[J_OldFlag] お待たせしました、竜胆さーん
[Toyolili]  はいはーい
[J_OldFlag] 今日のトリです
[Toyolili]  あいよっ( ̄□ ̄;;)

[J_OldFlag] じきは11月第一週
[J_OldFlag] ある晩

[J_OldFlag] えーと、竜胆って、たまには自宅に帰っているよね
[Toyolili]  そりゃねー(笑)
[J_OldFlag] 仕事を負えて自宅に帰ってくると、玄関先に何か小さな影が
      蹲っている。蝙蝠のようだ

 竜胆     :「あれ、蝙蝠……(両手で拾いあげる)」
 蝙蝠     :「……」(物言いたげに竜胆を見上げる)

[J_OldFlag] かなり衰弱していますね

 竜胆     :「大丈夫? 今、あったかくしてあげるからね
        : (部屋に連れて入る)」
 蝙蝠     :(頷く)

[Toyolili]  ホットカーペット入れて毛布敷いてその上に
[Toyolili]  毛布かけてさらに暖かいミルクなんぞを
[J_OldFlag] そうすると、ぼわっと言う感じで変身が解けるにょ

 佳奈     :「はぁ……はぁ……あ、ありがとう……」
 竜胆     :「……あれ……佳奈……?」
 佳奈     :「う……りん…どう、さん」
 竜胆     :「どうしたの? あ、起きちゃダメだって
        : (毛布を人間用に広げ直そう)」
 佳奈     :「う……あのね……」(泣きそうになってる)
 竜胆     :「横になったままでいいから……なに?
        : どうしたの?」」
 佳奈     :(すがり付く)
        :「お願い、奈津を……お姉ちゃんを助けて!」
 竜胆     :「え……奈津が……どうかしたの?」

 佳奈     :「あたしが、血を吸いすぎちゃったの。
        : 奈津、自分の以外吸うなって言うから……
        : でも、そしたら奈津、おかしくなっちやって……」
        :「血が足りないから、集めてくる、って……毎晩出て行く
        :ようになって……」
 竜胆     :「……奈津が? それって……いつ頃からなの?」
 佳奈     :「こっちに帰ってきてからだから……10月の終わりから」
 竜胆     :「……それで、奈津は……血を集めるって……」
 佳奈     :「うん……今日、後を追ったの……
        : そしたら、公園で、ひとを……」

[J_OldFlag] 佳奈の言う所によると、奈津は、一晩にかなりの人数から
      血を吸っているらしい

 竜胆     :「……人の血を……吸ってたの?」
 佳奈     :「うん……何人も」

 佳奈     :「ごめんね、あんなに酷いこと言ったのに……
        : でも、あたし、貴方しか知らないから、他の人に
        :頼めないの」
 竜胆     :「もう、そのことはいいって、言ったでしょ……大丈夫、
        :知らせてくれて、ありがとう(抱きしめる)」
 佳奈     :「う……」(胸に顔を埋めて、泣く)

[J_OldFlag] えーと、では、場面終わりと言おうとしたところで
[J_OldFlag] 丁度皆さん落ちていきました
[J_OldFlag] 続きは明日、午前5時からこのチャンネルで……
      いいかな、残った人々
[Toyolili]  まかせとけっ(爆)
[ginka]     はーい
[sf]        ういーす


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 それでは失礼します。

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  Djinny(ランプの魔物)
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