[KATARIBE 16343] Re: [MM]: 小説:『朝日』

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Date: Wed, 10 Nov 1999 17:43:14 +0900
From: ごんべ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 16343] Re: [MM]: 小説:『朝日』 
To: kataribe-ml@trpg.net
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X-Mail-Count: 16343

99年11月10日:17時43分12秒
Sub:Re:  [MM]: 小説:『朝日』 :
From:ごんべ


 ごんべです。ソードさん、お疲れさまです。


 この手の救いの無い話を読むときは、モノと時によって好き嫌いが変わるの
ですが、この話は最後の締めが切ないところが好きです。切なく締めるのに
全編淡々としているところが、かえって救いになっているのかな。

 ともかく、お疲れさまでした。面白かったです。(^_^)/
 次はどんなキャラクターが登場するんだろう(死んじゃったし(笑))。


 内戦ものは、出来事的には果てしないゲリラ戦と憎悪・無情の応酬になるの
で、マクロな視点だけでなく生活に密着した視点がないと、ストーリーと言え
るものが組み立てられないですね。
 と言うことは、生活が想像できないとどうにも書けないわけで……うぅむ、
ごんべの想像の範疇を超えている。日本て平和だ……。
 「命の値段の安い世界」を表現するというのはすごく興味があるのですが、
実感するには、そう言った経験・知識が足りませんね。

 民族対立などの深刻な不穏要素のない単なる無警察状態か……よけいに実感
できないなぁ。

  高圧的に支配する自衛隊・軍部
  従いつつ翻弄される民衆
  民兵と称して暴走する暴徒
  逃げる難民
  自衛のために潜伏・武装・徘徊する馬賊的な集団
   (「朝日」の主人公みたいなのも含む?)

とかの連中がいて……そしてそのうちに、みな人を人と思わなくなって……と
言う感じかなぁ。


 それでは。

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ごんべ
gombe@osk3.3web.ne.jp




    

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