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Date: Tue, 09 Nov 1999 16:14:22 +0900
From: 不観樹露生 <fukanju@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 16321] [HA06P] 猫の居る情景
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <3827C9CE0.74D0FUKANJU@sv.trpg.net>
In-Reply-To: <37FCF4690.B395FUKANJU@sv.trpg.net>
References: <37FCF4690.B395FUKANJU@sv.trpg.net>
X-Mail-Count: 16321
ども、不観樹露生@授業ちう です。はい。
登場人物の本体のみなさま、どもです。
「猫の居る初対面な風景」
もしくは、猫のるりるりの初登場エピソード、まとめて見ました(笑)
もっとも、この段階では「るりるり」と言う名前は
付いていないわけですが (^^;
あと、最初のシーン、御本体が猫鳴きしていた発言を、
てきとーに猫に加工してます(爆)
チャットログの風味を残すためにあまりいじってないので(手抜きとも言う)、
随時、加筆訂正などしてくだされー(^^;>関係者おーる
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「猫の居る情景」
================
登場猫物
--------
るりるり
真っ白な毛並みに瑠璃色の瞳の小さな猫。メス。
いく
大柄な白黒ぶちの猫。たぶんオス。
とよりり
?
ぼびー
?
登場人物
--------
八神敦
狭淵美樹
大学八回生の医学生。活字中毒者。
水瀬璃慧
伊左見由摩
高村文雄
猫たち+1(?)
----------------
日曜午後の真鶴公園。
猫たちがごろごろと思い思いの格好でひなたぼっこをしている。
るりるり :「ふにゃ〜〜〜〜」
るりるり :「みゅ〜〜〜」
とよりり :「くー」
るりるり :「にゃあーーー」
いく :「ふみ〜」
八神 :「むぅ」
ぼびー :「みぁう!」
いく :「みゅー」
いく :「ふーっ!(毛逆立ってる)」
八神 :「うーむ」
さりげなく、猫の中に入り交じっている八神敦。
猫のうち一匹と喧嘩しているよーな気もするが、それとなくとけ
込んでいる。これも一種の才能かもしれない。
人間達もやってくる
------------------
秋の日差しにふらふらと。散歩したくなるのは猫も人間も変わら
ないと見えて。
狭淵美樹が、ふらりと公園の入口を通りかかる。
美樹 :「あー。猫が喧嘩しておりますねぇ………」
なんとなく観察しようかと公園の中へと入っていくと、真っ白な
毛並みの小さな猫が、とてとてとこちらに気が付いて寄ってくる。
るりるり :「にゃ〜〜」
野良とは思えない真っ白な毛並みに、しゃがみ込んで手を伸ばす。
逃げない。
美樹 :「お、人なつっこい猫ですねぇ」
ならば、と撫でてみると
るりるり :「ふにゃ〜〜〜(ごろごろ)」
と、と気持ち良さそうにする。撫でて気持ちよさそうな顔をされ
れば美樹としても悪い気がするものではない。
そのまま毛並みに沿って撫で続ける。
そうこうしているうちに、
八神 :「ふーっ」
いく :「ふぎゃーっ!!」
八神 :「ふぎゃっ!」
いく :「みぎゃー!」
八神と、猫のうち、それなりに大柄な白黒ぶちの一匹が本気でに
らみ合っている音というのが聞こえてきたりするわけで。
美樹 :「おやおや…………そっちの猫は………(汗)」
八神 :「痛い(T_T」
いく :「にゃにゃにゃー♪」
猫に引っかかれた傷が八神の頬にしっかりとできている。
確かに、それは痛い。
猫と少女
--------
ほこほこと。
いつの間にか、女の子が猫に惹かれてやってくる………
と思えば見知った顔で。
璃慧 :「あ、ねこだ〜〜〜」
璃慧 :「(なでなでなで)」
いく :「にゃ?」
いく :「にゃにゃにゃ♪(喜んでいるらしい)」
美樹 :「おや。お久しぶりで(猫を撫でながら)」
璃慧 :「こんにちは〜〜」
璃慧 :「猫も可愛いなあっ(るりるりをなでなで)」
その少女がなで始めたことで、八神と白黒ぶち猫との戦闘は一時
休戦したようで。
いく :「にゃ〜♪(すりすり)」>美樹
八神 :「美樹さんの知り合いっすか?」
美樹 :「こんにちわ。(いくもなでてやりながら)もう
:喧嘩する気はなくなりましたかな?(にこにこ)」
いく :「にゃん♪」
璃慧 :「あ、はじめまして。水瀬璃慧っていいます」
美樹 :「えぇ、IRCの方で小説とか書いておられる方で」
美樹 :「こちら、八神君。なんとゆーか………知り合
:いです(笑)」
八神 :「なんすか、そのいかにもせつめーしにくいで
:すって間は(^^;」
いく :「にや」
美樹 :「あぁ、すいません。前来たあのパン屋、彼も
:そこの常連さんなんです」
璃慧 :「へー、そうなんですかあ。よろしくおねがい
:しまーす(ぺこっ)」
八神 :「よろしく〜」
なごやか(?)に、初対面の挨拶が交わされる。
と、思いきや。
公園の決闘(?)八神対いく
--------------------------
いく :「みぎゃー!」>八神(爆)
八神 :「むっ、やるかっ?」
いく :「ふーっ!」
八神 :「ふぎゃーっ!」
なにかがぶち猫の気に障ってしまったらしい。
対する八神もなにやらけだもの化してて(^^;
しかしまー。それもまた一つの情景。
一方、向こうでも猫と遊んでいる知り合いの少女が一人。
由摩 :「はにゃ〜〜〜」
美樹 :「おや、伊左見教授の…………」
紹介しようとして。名前をど忘れしている。
まー。無駄な努力は祓わずに諦めて。
美樹 :「こちらのお嬢さんも、お兄さんとよくいらっ
:しゃるんです」
由摩 :「あ、こんにちわ〜♪」
璃慧 :「こんにちは〜」
なんとなーく紹介。それでいーのだろーか?
まー、いいのだろう。
いく :「ふぎゃー!(ばりばり)」>八神
八神 :「痛い(T_T」
いく :「みゃみゃみゃん♪」
ぶち猫対八神、どうやら情勢はぶち猫優勢のようである。
猫に煮干しをあげる人々
----------------------
ふと思いついて。ショルダーバッグから煮干しの袋を取り出す。
つまんで掌にのっけて。
猫たちに差し出してみる。
美樹 :「ほらほら〜〜〜」
いく :「にゃん♪」(すりすり)
るりるり :「にゃ〜〜〜(ぱくぱく)」
璃慧 :「かーいいっ♪」
いく :「にゃ〜ん♪(かりかり)」
美樹 :「八神君も、食べます?」
そう言いながら、自分も数匹を口に運ぶ。
おやつ代わりの栄養補給物資なのである。
八神 :「たべる〜〜(>▽<)」(笑)
いく :「にゃっ!(自分のをとられると思ったらしい(笑))」
璃慧 :「……(ちょっとひく)」
美樹 :「はい、どーぞ。水瀬さんもつまみます?(にこ
:にこ)」
八神 :「おめーのはとりゃしねーよ(笑)」>いく
美樹 :「わたしの、カルシウム栄養源ですが(笑)」
璃慧 :「…………いいですぅ。あ、でもちょっともら
:えます? 猫にあげたいの〜」
美樹 :「はい、どうぞ(ふたつまみほど手渡す)」
いく :「……にゃ……(不信のまなざし)」>八神
璃慧 :「ほらっ(手の上ににぼし)」
いく :「にゃん♪(はむはむ)」>璃慧
璃慧 :「(なでなで)」>いく
いく :「んー」(すりすり)>璃慧
美樹 :「二匹とも首輪がついてますねぇ…………飼い
:猫ですかな?」
猫に煮干しをやる年齢も性別もバラバラな集団…………
ちょっと変かもしれない。
久しぶりに外で見かけた珍しい人物
--------------------------------
ふと、巨大な影が近付いてきて。
文雄 :「ううむ、日差しが暖かい……おや」
璃慧 :「ほらほらっ(もっとあげながらなでるぅ)」
いく :「にゃんにゃん♪」>璃慧
文雄 :「外で会うのはひさしぶりですな、神酒さん」
美樹 :「おや、ftさん、どーも外ではお久しぶりです(にこにこ)」
璃慧 :「え?? ftさん??」
ftこと、高村文雄氏。IRC上では年がら年中見かけるけれども、
外で見かけることは非常に珍しい。
文雄 :「んー、煮干しですか。人間用の煮干しだと塩
:分やカリウムなどが多いから、そのままあげる
:のは避けたほうがよいですよ。煮てからならい
:いけど(んむんむ)」
美樹 :「あぁ、オフで会うのは初めてでしたね。こち
:ら、IRCのftさんです(笑)」
璃慧 :「はじめまして、ですね(笑) 瀬川輝ですっ」
文雄 :「おや、うちの利用者のかたですか、これはど
:うも(意味もなく深々と礼をする)」
はじめまして。はじめまして。
こーやって、人々は知り合っていく。
それにしても、文雄と璃慧の身長差はおよそ25cm。頭が肩まで届
いていない。
八神 :「(小声で)……おい、どうやら俺たちゃかやの
:外らしいぞ(笑)」>いく&るりるり
いく :「にゃー。(ふきげんらしい)」
八神 :「ずいぶんと嫌われたもんだ(苦笑)」
そりはそーであろう。喧嘩を売ってきて餌を横取りしようとした
相手なのだから………って、それでいいのか?(^^;
るりるり :「ふにゃあっ(文雄さんの方へとてとてっ)」
るりるり :「にゃ〜〜(ごろごろ)」
文雄 :「おお、よしよし(なでなで)」
美樹 :「ftさんは、猫屋敷の主の方ですからなぁ(にこにこ)」
文雄の撫で方は、他の人とはひと味違うようである(笑)
猫とベーカリー面子な午後?
--------------------------
猫を囲んで。
あるいは猫に囲まれて。
真鶴公園の陽光はゆっくりと角度を変え。
止まったような情景。止まったような風景。
いく :「みゃー♪」(すりすり)>璃慧
璃慧 :「はいはい(なでなでなで〜〜)」
由摩 :「なでなで〜〜〜〜♪」
いく :「ぐるぐる〜♪」
八神 :「おっと、バイトの時間だ」
るりるり :「にゃ〜〜〜〜〜(すりすり)」
美樹 :「おや」
いく :「にゃんにゃん(すりすり)」
文雄 :「よしよし〜(首筋から顎に書けてやさしくな
:でたり、背中を軽く爪でつつくようになでたり
:している)」
るりるり :「ふにゃあ(幸せかみしめめてる)」
八神 :「すいませんけど先に失礼しますわ」
いく :「にゃ。(またこいやの意)」
美樹 :「はいはい。それではまた、ベーカリーで(にこにこ)」
八神 :「今度は負けねーぞっ(笑)」>いく
いく :「にや(笑)」
八神 :「それじゃーまたー」
八神が自転車に飛び乗って、去っていってしまったのをきっかけ
に、なんとなく三々五々と。人間達が去っていって。
公園には猫たちだけが残される。
るりるり :「ふにゃぁ」
なにごともない日曜日である。
時系列
------
1999年9月のある日曜日。うららかな午後。
解説
----
猫と人と。人々は出会い、猫たちは煮干しを食べる。
そして、止まったような時間…………
猫のるりるり、初登場エピソードです。
#ただし、この時点では名前を付けられてません(汗)>るりるり
**************************************************************
と、ゆーわけで。人物紹介など、訂正、加筆願います(笑)
では。
…………。…………。…………。…………。…………。…………。
不観樹露生(ふかんじゅ・ろせい) 11月の標語
fukanju@trpg.net 全てを見ること。
UIN:21125410 そして生きて帰ること。
http://www.trpg.net/user/fukanju/ それが偵察機の戦い。
…………。…………。…………。…………。…………。…………。