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Date: Fri, 05 Nov 1999 04:51:26 +0900
From: Masaki Yanagida <yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 16240] Re: [WP01P]: 本編 EP: 『司るもの』1日目2幕
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9911041951.AA01083@avalanche.gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
In-Reply-To: <199911011831.DAA32400@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 16240
ども、D16です。
ソードさんこんにちは!
リプライ遅れてすみませんでした。
まずは口調修正をして、それから少し続けてみます。
ソード <furutani@mahoroba.ne.jp> さんは書きました:
>*******************************
>
>一夜
>----
> 東京タワーに、最初にたどり着いたのは高藤であった。
>
> 高藤 :「やっぱり、もういないか……」
高藤 :「ちっ、いねぇかよ」
> 高藤 :「やはり……いないか」
> 子供 :「おにいちゃん。なにかさがしてるの?」
高藤 :「やっぱな、気のせいの筈もないが」
子供 :「おじちゃん。なにかさがしてるの?」
#ええと、多分高藤はお兄ちゃんと呼ばれる事は無いと思います。
##と言うか、通常なら側に寄りたくないくらいの人相って事で。
> 子供 :「なに探しているの?」
> 高藤 :「いや、ちょっと落とし物をしちゃってね」
> 子供 :「そうなんだ。僕も手伝ってあげよっか?」
> 高藤 :「いや……いいよ。それより、一人できたのかい?」
> 子供 :「ううん。お姉ちゃんと。もう帰るんだ」
> 高藤 :「そうか、お姉さんが待ってるなら、早く行ったほうが良
> :いな」
> 子供 :「うん、おじちゃん、またね」
子供 :「なに探しているの?」
高藤 :「いや、ちょっと落とし物を……な」
子供 :「そうなんだ。僕も手伝ってあげよっか?」
高藤 :「いや……かまわねえよ。それより、一人できたのか?坊主」
子供 :「ううん。お姉ちゃんと。もう帰るんだ」
高藤 :「そうか、姉ちゃんが待ってるなら、早く行ったほうが良
:いぜ」
子供 :「うん、おじちゃん、またね」
> そういうと、子供は手を振ってからエレベーターのほうに向かう。
> エレベーターから出てくる人がいなくなってから、エレベーターに乗り込む
>のが見えた。
>
> 高藤 :「ん?」
>
> 違和感。
> タワーの展望台へのエレベーターには、あがっている間解説している添乗員
>がいる。
> その添乗員が、乗り込んできた子供を空気のように無視し、乗り込む客を待っ
>ているのだ。
> しばらくしてあきらめたか、添乗員はエレベーターを閉め、下に向かってい
>た。
>
> 高藤 :「……きのせい……か?」
>
> 口に出してみても、違和感は消えなかった。
>
>**************************************
以降はとくに修正事項無しです。
で、続きます。
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気になった。
高藤は下りのエレベーターが来ると飛び乗った。数人の観光客がいぶかしげ
に高藤を見る。無理も無い、くたびれたジャージ姿、ついさっきまでランニン
グをしていたような格好で東京タワーに上るような人間は普通いない。
高藤 :「(ちっ、早くつかねえかな)」
ドアが開くなり外に飛び出す。数人をはねのけたかもしれなかったが、気に
はしなかった。
周囲を見まわす。
少年が降りてから数分がたっている。姿は見えなかった。
高藤 :「見失っちまったか」
と、その時、一群の鳥が飛び立った。
振りかえる高藤の目に、増上寺の屋根が映った。
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とりあえずここで切っておきます。
鳥関連で吹子さんとも絡める様にしたつもりでもあるんですが……。
どの様にでもしてくれて構いません。
あと、子供の姿を見うけられる様であればそちらに急行します。
では、
D16
e-mail:yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp