[KATARIBE 16162] [WP01P]: 本編 EP: 『司るもの』1日目2幕

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Date: Tue, 2 Nov 1999 03:31:20 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 16162] [WP01P]: 本編 EP: 『司るもの』1日目2幕 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199911011831.DAA32400@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 16162

99年11月02日:03時31分18秒
Sub:[WP01P]:本編EP:『司るもの』1日目2幕:
From:ソード



 こんにちは、ソードです。

 えーと、やはり動きにくいようなので、こちらで勝手に進めます。

 キャラが次に何をするつもりか書いていただければ、こっちでEPにします
ので、よろしくお願いします。

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一夜
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 東京タワーに、最初にたどり着いたのは高藤であった。

 高藤     :「やっぱり、もういないか……」

 あたりを見回すが、夜景を見ているカップルぐらいしか目に入らない。
 自分と同じ能力を持つ能力者。
 みただけで、それと分かるならよいのだが……。

 高藤     :「もう一回りしてみるか」

 今度は、逆周りに回ってみる。タワーの展望台は、全周でどの方向でもみれ
るようになっている。通常は、経路を示す矢印のほうに歩くように指示される
が、この時間になると逆周りをしてくらいで咎めるものはいない。

 高藤     :「やはり……いないか」
 子供     :「おにいちゃん。なにかさがしてるの?」

 突然、背後から話し掛けられる。慌てて振り向いたが姿は見えない。
 考え直し、視線を下に向けると、小学生くらいの男の子が話し掛けていた。

 高藤     :「あ、ああ……」

 良いよどむ。「結界」を張れる能力者を探している……とは、言えない。言っ
ても信じてもらえないだろう。いや、この年齢なら信じてしまうかもしれない。
そうなったらなおさら質が悪い。

 子供     :「なに探しているの?」
 高藤     :「いや、ちょっと落とし物をしちゃってね」
 子供     :「そうなんだ。僕も手伝ってあげよっか?」
 高藤     :「いや……いいよ。それより、一人できたのかい?」
 子供     :「ううん。お姉ちゃんと。もう帰るんだ」
 高藤     :「そうか、お姉さんが待ってるなら、早く行ったほうが良
        :いな」
 子供     :「うん、おじちゃん、またね」

 そういうと、子供は手を振ってからエレベーターのほうに向かう。
 エレベーターから出てくる人がいなくなってから、エレベーターに乗り込む
のが見えた。

 高藤     :「ん?」

 違和感。
 タワーの展望台へのエレベーターには、あがっている間解説している添乗員
がいる。
 その添乗員が、乗り込んできた子供を空気のように無視し、乗り込む客を待っ
ているのだ。
 しばらくしてあきらめたか、添乗員はエレベーターを閉め、下に向かってい
た。

 高藤     :「……きのせい……か?」

 口に出してみても、違和感は消えなかった。

**************************************
 ってな感じでいかがでしょうか?

 会話などの修正お願します。

 行動を大幅に変える場合は、少年の反応も変わるとお思いますんで、その際
はMLにて検討しましょう。

 吹子さんは、もう少ししたら到着しよおうと思います。

 ここで高藤さんが結界をはれば、分かると思うんですがね(笑)
(なお、吹子さんは、結界を張れません)

 ではまた。

 皆さんも反応か、行動方針を提示していただければ、随時反映したいと思い
ます。
 EPを書いてくれれば、より良いのですがね(笑)

 ではまた。


11月2日の夜に、

http://www.trpg.net/user/so_do/file/tukamono.txt

に反映します。







    

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