Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Tue, 2 Nov 1999 03:31:20 +0900
From: ソード <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 16162] [WP01P]: 本編 EP: 『司るもの』1日目2幕
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199911011831.DAA32400@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 16162
99年11月02日:03時31分18秒
Sub:[WP01P]:本編EP:『司るもの』1日目2幕:
From:ソード
こんにちは、ソードです。
えーと、やはり動きにくいようなので、こちらで勝手に進めます。
キャラが次に何をするつもりか書いていただければ、こっちでEPにします
ので、よろしくお願いします。
*******************************
一夜
----
東京タワーに、最初にたどり着いたのは高藤であった。
高藤 :「やっぱり、もういないか……」
あたりを見回すが、夜景を見ているカップルぐらいしか目に入らない。
自分と同じ能力を持つ能力者。
みただけで、それと分かるならよいのだが……。
高藤 :「もう一回りしてみるか」
今度は、逆周りに回ってみる。タワーの展望台は、全周でどの方向でもみれ
るようになっている。通常は、経路を示す矢印のほうに歩くように指示される
が、この時間になると逆周りをしてくらいで咎めるものはいない。
高藤 :「やはり……いないか」
子供 :「おにいちゃん。なにかさがしてるの?」
突然、背後から話し掛けられる。慌てて振り向いたが姿は見えない。
考え直し、視線を下に向けると、小学生くらいの男の子が話し掛けていた。
高藤 :「あ、ああ……」
良いよどむ。「結界」を張れる能力者を探している……とは、言えない。言っ
ても信じてもらえないだろう。いや、この年齢なら信じてしまうかもしれない。
そうなったらなおさら質が悪い。
子供 :「なに探しているの?」
高藤 :「いや、ちょっと落とし物をしちゃってね」
子供 :「そうなんだ。僕も手伝ってあげよっか?」
高藤 :「いや……いいよ。それより、一人できたのかい?」
子供 :「ううん。お姉ちゃんと。もう帰るんだ」
高藤 :「そうか、お姉さんが待ってるなら、早く行ったほうが良
:いな」
子供 :「うん、おじちゃん、またね」
そういうと、子供は手を振ってからエレベーターのほうに向かう。
エレベーターから出てくる人がいなくなってから、エレベーターに乗り込む
のが見えた。
高藤 :「ん?」
違和感。
タワーの展望台へのエレベーターには、あがっている間解説している添乗員
がいる。
その添乗員が、乗り込んできた子供を空気のように無視し、乗り込む客を待っ
ているのだ。
しばらくしてあきらめたか、添乗員はエレベーターを閉め、下に向かってい
た。
高藤 :「……きのせい……か?」
口に出してみても、違和感は消えなかった。
**************************************
ってな感じでいかがでしょうか?
会話などの修正お願します。
行動を大幅に変える場合は、少年の反応も変わるとお思いますんで、その際
はMLにて検討しましょう。
吹子さんは、もう少ししたら到着しよおうと思います。
ここで高藤さんが結界をはれば、分かると思うんですがね(笑)
(なお、吹子さんは、結界を張れません)
ではまた。
皆さんも反応か、行動方針を提示していただければ、随時反映したいと思い
ます。
EPを書いてくれれば、より良いのですがね(笑)
ではまた。
11月2日の夜に、
http://www.trpg.net/user/so_do/file/tukamono.txt
に反映します。