[KATARIBE 16102] Re: HA06N :「夜を征く」

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Date: Fri, 29 Oct 1999 10:58:41 +0900
From: 不観樹露生 <fukanju@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 16102] Re: HA06N :「夜を征く」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <3818FF510.0D0BFUKANJU@sv.trpg.net>
In-Reply-To: <199910070025.JAA31064@www.mahoroba.ne.jp>
References: <199910070025.JAA31064@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 16102

ども、不観樹露生@遅すぎ&ちゃちゃ です。はい。

 ERさん、どもです。

On Thu, 7 Oct 1999 09:25:22 +0900
"E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp> wrote:

> 99年10月07日:09時25分15秒
> Sub:HA06N:「夜を征く」:
> From:E.R

 この題………中島みゆきさんの「夜を征け」からでしょうか(^^;
 あの歌好きなんです〜〜〜(ぉぃ
 カップリングの「with」も好きですが(笑)


> 「何か、あった?」
>  返事に先立って、一瞬、沈黙があった。
> 「………何かって?」
> 「…変だもの。こんな時間に」
> 「変、だけどねえ」
>  こくり、と、コーヒーを一口含んで、真帆は少し首を傾げた。
> 「……まあ……変か」
>  その顔を、苦笑が覆う。
> 「どうか、したの?」
> 「……いあ」
>  紙のコップを、二本の指で弄びながら、これははっきりと真帆が首を横に振っ
> た。
> 「どうもしてない。何か特別なことがあるわけじゃない」
> 「じゃ、何故……」
> 「ちょっと、ね」
>  ほろ苦いような笑いが、彼女の口元をかすめる。
> 「…………ちょっと……なんだけど、しんどくなった」
>
>  何があったわけでもない、と、彼女は繰り返した。
> 「何かがあったんなら、あたしもっと堂々とあんた呼び出すわよ。そんでもっ
> と堂々とすっ飛ばすわ」
> 「…………これ以上?」
> 「こんなの大した事ないって」
>  そうかなあ、と、花澄としてはかなり疑問なところであったが、この際黙っ
> ておくことに決めた。
> 「じゃ……」
> 「だからさ。なあんにもないけど、少し疲れたんだよねえ」
> 
>  空になったコップを、ぽうんとごみ箱に放って、真帆は笑った。

 なんか。この真帆さんの気分。ちょっとだけ共感してしまう今日この頃(^^;
 友に言えるような何かがあるわけではなく。
 だけれども、かっ飛ばしたいという何か。
 うまくは言えないですが、ちょっと精神に凍みる感じがしまする。

 と、ゆーわけで。ではまた。


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不観樹露生(ふかんじゅ・ろせい)     10月の標語
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