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Date: Wed, 27 Oct 1999 12:31:27 +0900
From: 勇魚 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 16046] Re: [HA06N] 「前略、月待坂から」終章
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910270331.MAA24027@www.mahoroba.ne.jp>
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X-Mail-Count: 16046
99年10月27日:12時31分24秒
Sub:Re: [HA06N] 「前略、月待坂から」終章 :
From:勇魚
こんにちは、勇魚@なんだかふらふら、です。
E.Rさん、こんにちは。
「前略、月待坂から」、読了いたしました。
でもって、感想なわけです。
なにぶんにも本日ちょっと頭のネジが覚束なくなっているもので、
文章がみょうちきりんなのはどうぞお許し下さい。
…てなわけで、本題本題。
ひとことでいうと…ああちくしょう、すごいぞ、てな感じです。
月が満ちていく緊張感にひとつひとつのエピソードを絡めていく呼吸、
とても心地よかったです。
あと、その書き方が、メール連載(?)って方法にすごく合っていたな、と。
個人的に好きなのは川の中の娘の話と満月2話、かな。
結希乃さんの記憶を一瞬消す、というワンシーンも、ざくりと切り込まれる感じで、
とても印象的でした。
(吹利の商店街のシーンも…なんか、よかったなぁ。ほっとする手触りで)
風の国、水の国の対比も面白かった。
四大の秘蔵っ子の花澄さんが感じてこそ生きる表現かと。
でも作中圧巻なのは水晶の鳴る場面かなぁ。なんかものすごいエネルギーが、
言葉の折り重なりのなかに凝縮してて。私としては一押しのシーンだったり。
それはそうと、Eさんの描かれる女性は、みんなすっくりと背筋がのびてて、
好きです。なんというか…あんなふうに生きられないまでも、
あんなふうに生きる人を書いてみたいなと、憧れてしまいます。
それからそれからと、好きなシーン、言いたいことは山程あるのですけど、
なんか昼休みが終わっちゃうので、このへんで。
…あ、そうだ。ひとつだけ。
今まで四大って、なんか「男の人っぽいな」って印象だったんですが、
なんか今回の話では、擬人化するとしたらアジア系のわりと年のいった女性かな、とか
思いました。
というあたりで。
続きは(書ければ)明日にでも<しつこいかも…すみません(汗)
月がかわったあたりから、欠けてゆく月の小説でもながそかな、とか
考えております。
でも…15話にはならない気が(爆)
ではまた!
from 勇魚
n_isana@hotmail.com