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Date: Mon, 25 Oct 1999 23:26:01 +0900
From: NaoNami<ikegami@kt.rim.or.jp>
Subject: [KATARIBE 16012] Re: [HA06]EP :「ゆらめく(仮)」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910251427.XAA05403@mail.kt.rim.or.jp>
X-Mail-Count: 16012
なおなみです
#くそう、今度は背中が痛いよう<ぉ
Dさん、続きさんきゅーさー
どんどん続けてくかね。
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掃除はしよう!
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ずんずんと大股で蔵にたどり着き部屋に入る。
ピシャンと扉が閉まる勢いで側に掛けてあったカレンダーがゆらゆら揺れる。
コードやら床に積んだ本やらで足の踏み場がないので適当に足でスペースを
空けると、ころんと寝転んだ。
キノエ :「………」
まだ、のどから胸の辺りが苦しいような痛いような感じが取れない。
キノエ :「(何で直紀さんがミツルと一緒だと胸の奥がむかむかす
:るんだろ? 花澄さんや尊さんが側にいても何ともないの
:に)」
ぽすっと近くにあったクッションに顔をうずめる。
すう、と息を吸うと、ラーメンの匂いがした。
キノエ :「…って、3日前こぼしたトコそのままじゃないよ!さっさ
:と洗濯に出しなさいよね、ミツルのばかっ!!」
ぼすっと洗濯物の山に放り込む。
キノエ :「もー、ミツルってば掃除はしないし、帰ったらたいてい寝
:てるし、寝起き悪いし、貧乏だし、洗濯物溜め込むし、ラー
:メン塩味好きだし、味噌は赤味噌だし、……ってえと、なに
:言ってたんだっけ。………とにかく、まったくもー!!
:だらしないんだからーーー!」
興奮しながらバンバン畳をたたく度に、そこここで微妙なバランスを取ってい
た書籍やら、ビデオがドサドサ崩れ、埃が舞った。
キノト :「(うっわあ。めちゃくちゃ荒れてるよ(汗))」
扉をほそーく開けて、中をうかがっていたキノトの顔に冷や汗が浮かぶ。
足音を立てないように十の元に戻ってきた。
キノト :「ねえ、ミツル。おねぇちゃん無茶苦茶機嫌悪いよ。もう少
:し落ち着いた時に行こうよ」
一十 :「いや、俺もそうしたいのは山々だが、やりかけの資料セー
:ブしてなかったからな。あの調子じゃいつコンセント抜かれ
:るか(汗)」
キノト :「もう抜かれた後だったりね」
一十 :「いうなよ。薄々そうじゃないかって思ってはいたんだから」
二人は顔を見合わせるとはぁ、と溜息をついた。
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ここまで書けたっす〜
なおなみでしたっ!
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e-mail : ikegami@kt.rim.or.jp
:suigen@geocities.co.jp<ぽすぺ始めました☆>
−新刊情報之巻 出張版−(笑)
10月15日:極東十二華仙・舞吹、出現
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