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Date: Sun, 24 Oct 1999 06:17:36 +0900
From: D16 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15987] Re: [HA06N] 『とんぼ』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910232117.GAA15957@www.mahoroba.ne.jp>
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References: <940674855.4293926155@tokyo26.kcom.ne.jp>
X-Mail-Count: 15987
99年10月24日:06時17分34秒
Sub:Re: [HA06N] 『とんぼ』:
From:D16
どもD16です。
銀佳さん今日は!
>**********************************************************************
>小説『とんぼ』
>==============
(中略)
> よく見ると、羽根が不自然に曇り、曲がっている。とんぼを捕まえた時、皮
>脂のついた指で乱暴に羽根を持つと、よくこうなることを悠は知っていた。
> 「(さっきの子どもたち……かな)」
> 子どもたちを責めはしない。
> 悠自身、子どものころにはよくやったことだったから。
> 「小さなころにやったことを……こんなかたちで見せつけられるなんて……
>思わなかった……」
> 無邪気な残酷さ。
昔やったことを思い出している
思い出している。思い出している・・・
怖い考えになってしまった(TT)
あのころって、どーしてあんな事できたんでしょうね。
まぁ、色々と。
結局、そうしなければ解らなかったことなのだと思っています。僕は。
折り取った羽やむしられた足の動くさま。
それを見たときに、いや、それをしたときに想像力が身に及ぶ。
もしくは、単純に恐怖する。
たとえそのときはそれをいたずらとして笑っていても、死に面した命の
有り方は有る意味、不気味で、子供を黙らせるに足る迫力を持っています。
殺さなければ、生を知ることはできない。
そう思うことは知性有る人間という存在にとっては敗北かも知れない。
#予測すること,思うことを放棄しているとも取れるからです。
けれど、殺すという行為の重さを、たとえそれがうごめく蜻蛉の屍骸へ
の嫌悪感であっても感じることは、他の生き物をいくつもの意味で『食ら
って』いる人間が感じなければならない感情だと思っています。
#でも確かに爆竹詰められた蛙とかにとって見れば災難だよな。
うう、おちがつけられない。
俺じゃないみたいで照れるっす。
じゃ
D16