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Date: Wed, 20 Oct 1999 15:33:52 +0900
From: Masaki Yanagida <yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 15943] Re: [HA06]EP :「ゆらめく(仮)」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9910200633.AA01042@avalanche.gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
In-Reply-To: <199910121256.VAA17568@mail.kt.rim.or.jp>
X-Mail-Count: 15943
ども、D16です。
なおなみさんこんにちは!
NaoNami<ikegami@kt.rim.or.jp> さんは書きました:
>なおなみです。
>この間からむーむー言いつつ、先に進まなかったEPをひとつ。
>キノエちゃんメインで直紀と喧嘩する話……かな(^^;
キノエが可愛い(^^;;;
#親ばかと言わば言え
続けてみましょうね。
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ちゃぶ台囲んで何話す?
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松蔭堂の居間。丸いちゃぶ台の上には、ロールキャベツにひじきの煮物、小
松菜のお浸しにおこうこ各種が並ぶ。他にも二つ三つ常備菜がある。
一同 :「いただきます」
直紀 :「麻樹さんはいないんですか?」
訪雪 :「今日も当直だそうで」
一十 :「医学系はいそがしいねぇ」
凍雲 :「今日の味噌汁は麦味噌か、昨日は白味噌だったの」
訪雪 :「ローテーションが豊富になりましたな」
キノト :「直紀さんがお味噌もってきてくれたんです」
一十 :「なかなか、行けますね」
直紀 :「ロールキャベツどうです?」
凍雲 :「うむ、このくらいの味付けがわしは好みじゃな」
ひとしきり賑やかな食卓の会話が続く。
が、キノエは口を開かない。
食もあまり進んでいない様だ。
凍雲 :「どうしたね、キノエちゃん。食が進んでおらんぞ?」
気にかけて凍雲が水を向ける。
キノト :「おねぇちゃんってば」
SE :「ぐさっ」
不機嫌な顔のままキノエの肘がキノトの脇をえぐる。
キノエ :「なんでもないですっ!」
これだけのことをしておいてなんでもないも無い物だが、本人がそう言うの
では仕方が無い。
キノエはと見ればおかずには手をつけずにおみづけでお茶漬けにするらしい。
小鉢にとりわけたロールキャベツには手をつけていない。
キノエ :「ご馳走様っ!」
一十 :「おい、キノエ。おいっ」
取りつく島も与えず、お茶漬けをかきこんでキノエは席を立った。
直紀 :「(……ロールキャベツ、口に合わなかったのかなぁ)
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ひとまずここで切っときましょー。
しかし、くりぃちゃあ弐号機が怒りそうな雰囲気(爆)
D16
e-mail:yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp