[KATARIBE 15860] [WP01P]:EP: 本編『司るもの』

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Date: Fri, 15 Oct 1999 18:13:56 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15860] [WP01P]:EP: 本編『司るもの』 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910150913.SAA24776@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 15860

99年10月15日:18時13分54秒
Sub:[WP01P]:EP:本編『司るもの』:
From:ソード


 こんにちは、ソードです。

 終末の住人の本編を動かしてみたいと思います。
 何事も、前例が無くては動けませんものね。
 どれくらいの長さになるか、どれくらいの事が判明するか分かりませんが、
失敗しない限り物語は進展を見せる筈です。

  事件が起こりますので、皆さん思いおもいに参加してみてください。

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エピソード 『司るもの』
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夕暮れ
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 夕暮れは、奇麗だと思った。
 よく、“都会の夕日は色が無い”といわれるが、ここからの夕日は、そんな
事はない。
 ビルの影が生き物のように伸び、徐々に東京を夜へと塗りつぶして行く。
 それを見ている多数の人。この展望台は、日没が過ぎてからも人が絶える事
はない。閉館時間まで、まだまだあるのだ。
 意識の集中……形状の形成……拡散。
 展望台には、私のほかに人がいなくなる。
 『結界』と、呼んでいる能力。私が、普通でない存在の証し。そして、私の
周囲を不幸にする忌まわしき力。
 時間は、数分。目の前の夕日は沈む事を止めているが、少し集中すれば、本
当の夕日が沈んで行くのが分かる。
 私は、どちらを見ていたのか。沈み行く夕日か、動きを止めた夕日か……。

 少年     :「もういいんじゃない?」

 その声に、振り替える。私の弟だ。私は、さっきのこもった目で弟を見つめ、
いわれるままに結界を解いた。

 少年     :「さ、今日はもう帰ろうよ」

 言われた通りに、弟のあとをついて展望台を降りる。

 一日目は、終わった。あと……。

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 ってな感じで。以下に情報を載せておきますので、参加してください。


事件
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 東京タワーの展望台に結界が張られる。高い場所という事もあって、見つけ
る事は、住人、狩人なら難しくない。
 範囲は、展望台を覆う程度。しかし、その強さは月影のマスターが全力で張っ
たときほどに強い。

日時
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10月4日(月) 日没時。

場所
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東京タワーの見える位置。

参加方法
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 まず、各個人の参加方法を書き込んでくださいませ。
 『月影』に所属してるメンバーは、直人からの調査依頼という形を取っても
らって構いません。
 参加数時に、「登場人物」を書いてください。暫定集計版には、冒頭の登場
人物で参加メンバーを把握したいと思います。

 なお、自分の行動のけりは自分でつけるようにして下さい。一人一人が「完
成させる」って思わないと、完成しないと思いますので(笑)

 今回のEPのまとめは、私、ソードがさせていただきます。


 暫定版のEPは、

http://www.trpg.net/user/so_do/file/tukamono.txt

 に、置いておきます。


 皆さんの参加をお待ちしています。

 ではまた







    

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