Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Fri, 15 Oct 1999 09:20:14 +0900
From: ごんべ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15851] Re: [HA06P] :「命名書」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910150020.JAA21202@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <199910141046.TAA18686@www.mahoroba.ne.jp>
References: <199910141046.TAA18686@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 15851
99年10月15日:09時20分12秒
Sub:Re: [HA06P]:「命名書」 :
From:ごんべ
ごんべです。E.Rさん、勇魚さん、おはようございます。
一行掲示板でも触れましたが、一夜明けて本体に余裕ができましたので
改めてレスなど。
出産後2度目のメールでも書きましたが、名前付けには苦労しました。
まあ今にして思えば、決めること自体はいくらでも何とかひねり出せるんで
す。突飛なのも含めて考えて、文字や音にこだわって、画数もチェックして。
親が納得すれば「名前作り」は終わるんですが、最後に気にするのはやはり、
そう……「子供に喜んでもらえるか」なんですよね。ごんべ自身は自分の名前
を(特に字を)気に入っていますので、同じように子供自身に気に入ってもら
えるか、誇りを持って名乗ってくれるか……それが一番心配でした。
その点に自信を持てる名前ができて、そこでようやく「命名」は終わります。
声に出して呼んでみて、子供と名前とを一対一で結びつけて、そうすると、付
けた名前が子供のものになったと感じる一瞬があります。親の手を離れて子供
のものになる、もう変えることはできない、子供が一生身にまとって子供と運
命を共にする。そんな不可侵なものを見ている気分になります。
あの時を振り返ると、やはり言葉は何らかの呪力を持つものだ、とすら思え
ます。
世間では「お七夜」という習慣がありまして、付けた名前を披露することに
なっているらしいので、うちの子の場合は、20日生まれに対して26日に
やっと名前を決めて、27日には紙に書いてもらって貼り出しました。うちの
場合は、書をやっている義母に半紙に書いてもらったものですが。
というわけで、EP『命名書』に登場するお父さんのやることはとっても理解
できますねぇ。自分も最後の局面まで名前が決まっていませんでしたから(^^;。
ともあれ、EPまで書いていただきまして、大変恐縮です。
どうもありがとうございました。m(_ _)m
それでは。
================
ごんべ
gombe@osk3.3web.ne.jp