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Date: Tue, 12 Oct 1999 23:02:36 +0900
From: "いずみ" <izumi@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15743] Re: [HA06P] 『朝市にて』佐古田編続き
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910121402.XAA11827@ns0.mahoroba.ne.jp>
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いずみです。
ちょい出遅れましたが「朝市にて」続きいきますね。
> まぁ美味しいものを口にしながら殺気立つ人間はそうそう居るもんじゃない。
> どうやら一食即発な事態は避けられたようだ。
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勇那 :「今まで見たことないと思うけど」
隠れた背中からそっと顔を出す。
トウモロコシを口にしている女性の横顔をもう一度見て、ぽつり。
勇那 :「どっかで会ったのかなぁ」
佐古田 :「……」
勇那 :「あ、佐古ちゃんそのまんまでね。何もしてないふりで
:聞いてくれればいいから」
佐古田 :「……(小さく頷く)」
あれほどの形相でにらまれるにはそれなりの理由があるはずで、その理由
が自分にあるなら納得もいくかもしれないのが……
勇那 :「あたしが何かやって警戒してるとか……って、何もで
:きるわけないし(苦笑)」
そう、自分が何かをすることができるわけがない。
見える人間ならともかく見えない人間にまで影響を与えることはない。
だから、普通は人に恨まれることはないはず。
勇那 :「だれか別の……この場合はあたしのような幽霊が、こ
:の人にいたずらしたとか」
佐古田 :「……」
勇那 :「んで、よく似た感じがしたから警戒した」
佐古田 :「……(口に運ぶ手を止める)」
勇那 :「っていうのが一番納得いくかなぁ。どっちにしてもあ
:たしには関係なくて、あの人の勘違いだと思うけど」
肩をすくめ、ひとつ溜息。
向こうがどう思うかはともかく、こちらには覚えがまったくない。
勇那 :「まーでも、よっぽどひどいいたずらされたのね」
一応さっきにらまれた分の仕返しなのか、意地悪な笑みをうかべる。
勇那 :「残念だけど人違いでした(笑)」
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って、ところで。
> 対立が(一時的にでも)解消する方向へ持っていこうと思います。
うまいなぁ(笑)
>> > ってな所まで。仲介役は佐古田さんにお任せします。
>> よりによって一番向いてない役目を…(--;)
> 一度見てみたい気もする。(^ ^;;
四人と面識があり、それぞれの立場を理解でき、仲裁していただけるであ
ろう人に心当たりが……(^^;
どうにもこじれそうになったら登場をお願いしましょうか(^^;
いずみでした
<izumi@mahoroba.ne.jp>
いずみの素描部屋
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