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Date: Tue, 05 Oct 1999 23:52:01 +0900
From: "いずみ" <izumi@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15559] Re: [HA06P]  『晴れた暑い日にはプールに行こう( 1999 夏)』 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910051449.XAA09423@ns0.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 15559
 
     いずみです。
     『晴れた暑い日にはプールに行こう(1999夏)』準備編です。
    水着売り場の続きですね。
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美都、美々と邂逅す
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 美都     :「紫苑ちゃんはどう思う?」
 なかなか決められず、紫苑に意見を求める美都。
 自分に似合うかどうかも重要だが、並んでどちらかがうくことのないよう
 にもしておきたい。
 紫苑     :「サイズやデザインですか?」
 美都     :「むー、そういう機能的なものじゃなくって。着てみて
        :似合っているかどうかとか、並んで変じゃないかとかも
        :あるじゃない……」
 手近な一着に、手を伸ばす。
 と、同時に反対側からも引っ張られる感触。
 声      :「ん?」
 美都     :「あ、ごめんなさい……」
 と手を離そうとした美都の頭の中に水着を着たイメージが一瞬はじけた。
 彼女ではなく、何故か反対側から手を伸ばした女性(美々)の姿が。
 美都     :「えっ!?」
 一瞬とはいえ、実際に立っているかのようなイメージ。
 今までに、これほど鮮明なイメージは見たことがない。
 美々     :「あー、すみません。先にみてはったんですね(苦笑)」
 美々がきまり悪そうに手をはなす。
 美都が何に驚いたかは気づいていないようだ。
 美都     :「いえ、あの……(赤面)」
 同時に手を伸ばした気まずさよりも、見ず知らずの女性の水着姿を想像し
 てしまったことに戸惑う。
 (美々が自分のイメージを送ってしまい、美都はそれを受けてしまっただ
 けなのだが……そのあたりは、互いに気がついていない)
 美々     :「なにげに手に取ってみてたんで、先見てはるのん気づ
        :かんかったんです〜(ひらひら)」
 美都     :「いえ、あたしもちょうど手を伸ばしたところで」
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    思わぬところで悩んでしまい、間が空いてしまいました。
いずみでした
<izumi@mahoroba.ne.jp>
いずみの素描部屋
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