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Date: Mon, 4 Oct 1999 18:41:04 +0900
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15527] [HA06H] あなたならどうする:ふかとの遭遇〜本宮の場合〜
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199910040941.SAA16204@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 15527
99年10月04日:18時40分59秒
Sub:[HA06H]あなたならどうする:ふかとの遭遇〜本宮の場合〜:
From:久志
久志です。
というわけで、EPがりがり流します。
で、もっとEP書きが活性化すればいいねぇ(^^;)
佐古田はふかと遭遇したので、もとみーはもけと遭遇して
もらいます。なんというか、もけとの方があいそうだったので(^^;)
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エピソード『もけとの遭遇〜本宮の場合』
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登場人物
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本宮和久(もとみや・かずひさ):人が良くて苦労性な大学生
もけ :もけ
本編
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夕方、紅雀院大学図書館。広い館内には、溜まったレポートを書いている者や
本に没頭している者の姿があちこちに見える。
本宮 :「え…っと、あった」
講義で使う資料を見つけ、分厚いハードカバーの本を書庫から一冊取り出した。
SE :(ころん)
本宮 :「ん?」
取り出した本がはいっていた書架から何やら黒い毛玉のようなものが転がり出
てきた。
?? :「もけっ」
本宮 :「は?」
?? :「もけ」
本宮 :「………(じーっと見てみる)」
?? :「もけっ(じたばた)」
どうやら今の声は、棚にしがみついて(?)いる黒い毛玉の発した声らしい。
?? :「もけもけ…もけけっ(じたばたじたばた)」
本宮 :「……手足、あるのか?(汗)」
一瞬、疑問がよぎったが。とりあえず、落ちそうになった毛玉をひょいと指先
で本棚の上まで持ち上げる。
?? :「(ぽて、ころころ)…もけけっ」
ぴょんと起き上がると、ぽふぽふと本の入っていた隙間の方へと歩いて(?)いく。
奥に消える前に、ひょいと振り向いた。
?? :「…(つぶらな目で見てる)」
本宮 :「……(汗)」
?? :「もけっ(ころり前に一回転)」
お礼、なのだろうか?
?? :「もけもけっ(ぴょん)」
本宮 :「あ…」
本棚の奥へ転がり込んだと思うと、その姿は本の隙間に消えていた。
本宮 :「……なんだったんだ、今のは(汗)」
解説
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もけと遭遇して、なんとなく助けてる本宮のお話。
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いじょ
うーむ、短い(^^;)
というか、もとみー書いたのめちゃくちゃ久しぶりだ…