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Date: Thu, 16 Sep 1999 14:53:50 +0900
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 15284] [HA06]EP: 『朝市にて』佐古田編
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199909160553.OAA03905@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 15284
99年09月16日:14時53分43秒
Sub:[HA06]EP:『朝市にて』佐古田編:
From:久志
ども、お久しぶりです、久志です(^^;)
途中EPを一ヶ月で終わらせる…などと言っといてちっとも
終わってないです、すいません(--;)
参加表明した『朝市にて』佐古田編行きます。
>こぉさん遅れてすいませんm(__;)m
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エピソード『朝市にて』(途中)
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登場人物
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佐古田真一:あやしいスナフキン兄ちゃん、霊感強し
風見アパート、屋根
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何気なく空を見上げてみる。
朝の五時半、空はもう明るい。朝は日が昇るのはあっという間だ。
佐古田真一が目を覚ましたのは朝の四時前、別に寝つきが悪かったわけ
でも早く寝たわけでもなく、ただ目が覚めたらそんな時間だった。再び寝
るには中途半端で、起きて何かをするには早すぎる。
早朝からギターをかきならすのはさすがに近所迷惑なのはわかっている
し、今日は日曜日だ、この風見アパートの住人の大半は昼過ぎごろになら
なければ起きてはこないだろう。
そんなこんなで、暇な時間を屋根の上でぼんやりとつぶしている。何故
に屋根に登るのかと聞かれても多分わからない。なんとなく登ってみたかっ
た、と言ってしまえばそれだけだ。
日のあたる屋根、並んだ瓦が所々奇麗なのは、以前雨漏りの修理でいく
つか瓦を入れ替えた跡。古い雨どいのふちに風で飛んできたのか、葉っぱ
が一枚張り付いている。側の電線にはいつのまにスズメが鈴なりにとまっ
ている。
のび、一つ。晴れた空が眩しい。
このまま屋根で時間を潰しているのも悪くないが、そろそろ人目につく、
暇つぶしに外に散歩にでてみることにする。屋根から部屋の窓までのびた
梯子を伝って部屋に戻る、梯子を外し部屋の角にたてかける。以前は雨ど
いを伝って屋根に登っていたのだが、危険だからと本宮が梯子を作ってく
れた。雨漏り修理の時などにもよく使わせてもらっている。
ちゃぶ台の上のサボテンに一回、霧吹きで水をやり、なるべく音を立て
ないように静かにドアを開け、忍び足で風見アパートを後にした。
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切る
ええと、この後朝市へ向かいます。既に朝市に来ている勇那ちゃんと
各務さんの所へ現れて、そのあとに美都さん&紫苑が来る…という展開
になるのではと思います。