[KATARIBE 15134] [HA06P] エピソード『寄り道したら』

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Date: Tue, 31 Aug 1999 00:06:48 +0900
From: ICHIKAWA Takuaki <bobu@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 15134] [HA06P] エピソード『寄り道したら』
To: kataribe-ml@trpg.net
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ども、BOBUです。

 吹利近くの電気街……日本橋はさすがに遠いしなぁ。
 とりあえず葛城市にしておきましたが、どうでしょうかねぇ。

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エピソード『寄り道したら』
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登場人物
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 佐久間拓巳(さくま・たくみ):大学生。吹利に下宿をしている。
 風籟   (ふうらい)   :風神の子供。佐久間の部屋に居候中。
 雷影   (らいえい)   :雷神の子供。佐久間の部屋に居候中。

本編
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 夏も終わりの日曜日。

 友人     :「ああ、CE使うならこれはあった方がいいと思うぞ」

 と、教えて貰ったソフトを買いに葛城市まで出てきた佐久間である。
 まぁ、目的の物が決まっているのだからそれだけ買って早々に退散するのが
 頭のいいやり方である……。

 が。

 佐久間    :(そういえば、あのシリーズの続きが出てるんだったな)

 と、本屋へ入ってしまう佐久間。
 目的の本を見つけてレジに行こうとしたその足が止まる。

 佐久間    :(お、この本面白そうだな……)

 悪い癖である。

 …………
 ……

 結局本屋から出てきた時には、佐久間の鞄には2冊の雑誌と6冊の文庫本、
 それに3冊のコミックが入っていたのであった。

 ところで、いくらバイトをしているとはいえ、佐久間は一人暮らしである。
 所持金にそうそう余裕があるわけがなく、今回も予算ぎりぎりの金額しか持
 っていない。

 佐久間:(あ、金が足りないや)

 当たり前である。
 本だけしか買わないのも馬鹿らしい(=交通費が無駄)ので、中古ゲームを
 一本買ってその日は家に帰ったのであった。

 風籟     :「だから、これ以上本買ってどうするんだよ」
 雷影     :「うーん。このままだと、床が抜けちゃうかもねぇ」
 佐久間    :「……いや、それはないだろう。この間150冊近く売っ
        :たばかりだし」
 雷影     :「でも全然減ったように見えないんだよね」
 佐久間    :「気のせいだ、気のせい」

解説
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 佐久間拓巳の日常の1コマ。


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実話に近いかも(汗)。

それでは。
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BOBU <Takuaki Ichikawa>
E-Mail   : bobu@din.or.jp
    

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