[KATARIBE 15053] Re: [HA06P] 『謎の娘』完全版

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Date: Thu, 26 Aug 1999 03:54:12 +0900
From: Ryou Hanzawa <hanzawa@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 15053] Re: [HA06P] 『謎の娘』完全版
To: kataribe-ml@trpg.net
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ども、リューです。

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                                                     へのお返事です。

ちょっと修正を入れました。

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謎の娘
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登場
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 SE      :からんころん

 竜胆     :「……ちーっす」
 娘      :「……」(きょろきょろ)
 竜胆     :「んー、誰か探してるの?」
 かける    :(はむはむ)

相変わらずししゃもぱんを食しているかける君。

 娘      :「ママに……会いに来たの」
 かける    :「まま?」(竜胆を見る)
 娘      :「うん」

 SE      :からんころん

 煌      :「はう〜、寒い寒い寒い…」
 竜胆     :「……まだ出産経験はないよ」(じとーっ)
 娘      :「背が高くて、髪が長いはずなの……」
 竜胆     :「……はず?」
 かける    :「誰もそんなことはいってませんよ……(小声で)まだ」
 煌      :「う〜〜……(すささっ)」

素早く暖房前に移動する煌、なんか、変わった帽子を被っているようである。

 娘      :「……」
 かける    :(うっ。ねこみみ(犬だって)な帽子……)
 煌      :「はぁ〜、暖かいぃぃ〜(ごろごろ)」
 竜胆     :「名前とか、わかる?」
 かける    :(ころがってる)
 娘      :「ママは、緑ってパパに言われてたの」
 煌      :「ぶっ」
 かける    :「緑さん?」
 竜胆     :「……緑ちゃん?」

 SE      :からんころん

 緑      :「こんにちは〜」
 かける    :「同姓同名かな、あれっ」
 煌      :「そーかそーか……緑ちゃんもあれでなかなか…」

うんうん、とうなずく煌

 かける    :「こんにちわ〜」
 緑      :「ど、どうかしたんですか?」
 竜胆     :「……計算合わないって(ぺちっ)」

暖房前の椅子ではにゃ〜〜んとしている煌に、つっこみを入れる竜胆

 煌      :「あうっ」
 竜胆     :「……緑ちゃんの子?」
 かける    :「あの〜」
 緑      :「は?」
 かける    :「あの子?」(女の子を指さす)
 竜胆     :「いや、この子、お母さん探してるの。名前は緑っていう
        :からさ……あはは、違うよね」
 緑      :「ち、違いますよぅ〜(汗)」
 娘      :「ま、ママ?」
 竜胆     :「そうだよねぇ……って、あれ?」
 かける    :「ほへっ(マジ?)」
 煌      :「う゛〜〜(ぢー)」(帽子の耳みたいに見える辺りがぺ
        :たっとなる)
 娘      :「ママっ、会いたかった!」

嬉々とした表情を浮かべると、ふっと消えてすぐに緑の前に出現する

 煌      :「ほら〜、やっぱ緑ちゃんの娘っこじゃないのさ〜〜」
 竜胆     :「……この状況だとそうとしか……」
 かける    :「ほうーむ」
 緑      :「え、えーと……あ、……あれ?あうぅぅぅぅ(混乱)」
 竜胆     :「はー……緑ちゃんって……」
 煌      :「緑ちゃん、こんなおっきな娘さんが居るなんて、なかな
        :かどうして」(うんうんとうなずく)
 娘      :「ママ!」(抱きつく)
 緑      :「うー、違いますよぅ、と、とりあえず座りましょう」
 煌      :「をっ、関係を否定?!」
 かける    :「あ、店長。ミルクティーこの子に。私が払います」」
 竜胆     :「……んー、ねえ、歳はいくつ?」
 煌      :「しかも、何やら食指を伸ばしている輩もっ」

さっきから耳がぴくぴくしっぱなしの煌である

 竜胆     :「いや、これははっきりさせておかないとさ……」
 かける    :「ワイドショーの見過ぎ」
 煌      :「あうっ」
 かける    :「(しかしよくできた帽子だなぁ)」
 煌      :「うっ…うるさいやいっ」
 かける    :(きゅ〜)

煌の耳をまだ帽子だと思っているかける、そこにチョークスリーパーをかけて
締め上げる煌

 竜胆     :「(耳打ち)ね……お父さんは慎也くん……?」
 緑      :「ううー、だから赤ちゃんを産んだ記憶はないです〜」

 SE      :からんころん

 慎也     :「う〜さぶ。ちゃ〜」
 娘      :「あ、パパっ」
 煌      :「あっ、お父さん登場っ☆」(ぎ〜りぎ〜り)
 慎也     :「はっ?また、観楠さんの子?」
 かける    :「な、なにぃ、もう作ったんか〜……って……く、くびが
        :ぁ……」
 煌      :「やだなぁ…自分の娘の事見忘れちゃ駄目じゃな〜い」

まだかけるの首を締め付けたまま話さない煌

 竜胆     :「ぱ、パパって……」
 かける    :「ぎ、ぎぶあっぷ」(ぱんぱん)
 娘      :「パパ〜」(抱きつく)
 竜胆     :「ほら、パパって言ってるじゃん……」
 煌      :「お〜〜、感動の対面だ〜」
 慎也     :「お、おれっ?」
 緑      :「そんな、慎也さんとの子供だなんて……(赤面)」
 慎也     :「ちょい、またんかい……何で、俺と緑でこんなおっき
        :い子がいるねん」
 緑      :「わからないですぅ」
 煌      :「きっと、お父さんお母さんに逢うために遠くから……一
        :人で大変だったろうねぇ」

うんうんとうなずく煌、すでに絞めるのはやめてかけるの頭に顎をのせている

 かける    :「えーと(指折り)7歳ぐらいか……」
 娘      :「ここに来るまでに、大変だったの」
 竜胆     :「遠くに置き去りにしてたの……?」
 慎也     :「7歳ってなあ、俺が13の時の子かいっ」
 竜胆     :「……無理じゃないよね……」
 娘      :「9歳なの」
 煌      :「こー、長い旅の想いが一気に込み上げて来て、ぎゅーー
        :っと……」(ぎゅーーっ)
 かける    :「く、首をしめるな〜けほけほ」
 慎也     :「じゃあ、11の時やん……ますます計算が」
 竜胆     :「……ちょっと無理が出てきたかな……」
 緑      :「私は、9歳の時に生んだことに……(汗)」
 煌      :「誕生日は、いつ?」
 竜胆     :「南米の方とかだと時々あるよね……」
 慎也     :「ふつう、無理やっちゅうねん。だいたい俺、そのころ緑
        :と知り合ってないっちゅうねん」
 緑      :「私、埼玉の方にいたはずなんですが……」
 かける    :「ふーん(にやにや)」
 竜胆     :「……でもこーして……ねぇ」
 娘      :「誕生日は……えっとぉ……9月12日……」
 煌      :「感動の対面の場面で下司な笑いを浮かべるなぁ〜」
 竜胆     :「でも、やっぱ現実的に考えたらおかしいし……非現実的
        :に考えよう、うん」
 緑      :「そ、そーですね」
 煌      :「なんねん生まれ?(にこにこ)」

何を力んでいるのか、ぎりぎりとかけるの首を締めだす煌

 慎也     :「あ〜、あたま痛くなってきた」
 かける    :(く、くびがしまって……)
 竜胆     :「(小声)……で、ホントのところ、どーなの?」
 慎也     :「(小声)……あのねえ、うちの相方じゃあるまいし、俺
        :は少年時代はそっち方面は至っておとなしい子でしたよ」
 娘      :「えーと、たしか2005年……だったかなぁ」
 かける    :(あぁ。なんかおはなばたけが……)
 煌      :「2005年か〜。じゃー、-6歳かな?」
 竜胆     :「……2005年っと……あと六年後だねぇ……あははは……
        :良いセンスしてる」
 慎也     :「って、ちょーっとまてぃ、お嬢ちゃん」
 緑      :「2005年……って(汗)」
 娘      :「なに?パパ」
 慎也     :「その、パパってのやめてぇ」

身もだえる慎也

未来の自分たち
--------------

 娘      :「だって、パパはパパだもんっ」
 煌      :「遠くから来た愛娘に、なんて冷たい…(ぷんぷん)」
 娘      :「次元跳躍はとっても疲れるの(ふぅ)」
 慎也     :「基本的に俺は冷たいよ……って、次元跳躍って……」
 竜胆     :「次元跳躍……いやあ、SFにも造詣が深いんだ、えらい
        :ねぇ」(なでなで)
 娘      :「パパに教えてもらったの!」
 慎也     :「あ〜、おじいちゃんにおそわったんだね?(苦笑)」
 娘      :「おじいちゃんは変な機械いつも作ってるの」
 慎也     :「パパは何してるの?」
 竜胆     :「……わかるように説明してくれないかな?」
 娘      :「パパは家でお仕事してるよ」
 慎也     :「仕事って?」
 緑      :「私は何をしているんでしょう?」
 煌      :「徐々に深まる親子の絆……ほれほれ、寝とらんと。良い
        :ところだぞい」
 かける    :「げほげほ……店長……水くれ」
 娘      :「パパは人の心を直してるんだって!でも……ママはあま
        :り家にいないの……」
 慎也     :「(ぐはあ、裏家業が本業になってるんかい)」
 竜胆     :「ねぇねぇ、置いてかないで、教えてよ」
 緑      :「家にいないって?」
 娘      :「お仕事で、いつも外国なの……」
 緑      :「あぅ」
 煌      :「共働き夫婦か〜。傭兵かなにか?」
 緑      :「どうやら、未来から来たらしいですね」
 慎也     :「あ〜。まあ、この子、俺と緑の子供には間違いないらし
        :いですね(苦笑)」
 かける    :「外人部隊じゃないんだから」
 緑      :「が、外人部隊(汗)」
 慎也     :「(外人部隊……あり得るな)」
 竜胆     :「……ん……? あー、そのー」
 娘      :「それでね、ママに会いたいから、来ちゃった」(にこ)
 煌      :「ん〜〜、なんかすっごい面白い〜♪」(ぴこぴこ)
 竜胆     :「……わからん……」
 慎也     :「あ〜。で、帰り方はわかるの?」
 娘      :「うん、やり方はわかるよ」(にこ)
 緑      :「えーと、整理しますと……」
 煌      :「え〜〜、もっとお話聞かせて聞かせて〜」(ぢたぢた)
 緑      :「この子は私と慎也さんの子供で……未来から来て……超
        :能力者……」
 慎也     :「なら、いいんだけど。」
 竜胆     :「……ふーむ……なるほど、わかった」
 煌      :「ねーねー、お名前は?」

 娘      :「これが、ママとパパの写真なの」

と、ペンダントの中を見せる娘

 かける    :「ふみふみ」
 煌      :「をっ、おぢさまだ(笑)」
 竜胆     :「をー、ロマンスグレーに後一歩……」
 慎也     :「うーん、見ないでおこう(笑)」
 かける    :「けっこうかっこいい&きれいだなぁ」
 緑      :(う、私ってばやっぱり外見が変わってない)
 竜胆     :「このあたりがこう後退してて……このあたりがこうしわ
        :出てて……この手がこうプリンを食べてたよ」
 慎也     :「いや、説明してくれなくていいから(しかし、プリンっ
        :て緑の親父さんじゃあるまいし)」
 煌      :「もう少し、お父さん達のよわ……お話を聞かせてほしー
        :なー☆」
 かける    :「こらこら」
 竜胆     :「うん、ほら、この人」

じーっとペンダントの中野写真を凝視してしまう竜胆と慎也

 竜胆     :「ほらね。そんな感じでしょ」
 慎也     :「それって、緑のお父さんじゃ……」
 緑      :「竜胆さん……それは慎也さんじゃないですよ(苦笑)」
 竜胆     :「ほえー」
 緑      :「それで、あなた他にも何かできるの?」
 娘      :「瞬間移動とか……念力とか使えるよ(にこ)」
 慎也     :「はぁ(しかし、なんで、俺と緑の子でそうなるん?」
 煌      :「強化人間…(にやん)」
 緑      :「うーん、突然変異でしょうか」
 慎也     :「ニュータイプかい」
 緑      :「(苦笑)」
 竜胆     :「かっこいいなぁ」
 娘      :「あ、そろそろ帰らなきゃ……」
 煌      :「きをつけてね〜(なでなで)」
 竜胆     :「気をつけてねー(なでなで)」
 娘      :「ありがとう……また来るから(にこ)」
 慎也     :「気ぃつけてかえれよ(笑)」

娘の体の輪郭がぼわーっと白く光ったかと思うと、その次の瞬間には姿が消え
ている。

その後のベーカリー
------------------

 煌      :(にゃはっ♪)
 緑      :「行ってしまいましたね……」
 慎也     :「やねえ……」
 かける    :「さよなら〜」
 竜胆     :「今度来たら、ちゃんとかわいがってあげないと駄目だよ」
 緑      :「でも……5年後(赤面)」
 慎也     :「うーん……」
 煌      :「んふふ〜…早速連絡網に…(わくわく)」
 竜胆     :「結婚式には呼んでよね」
 慎也     :「はぁ、まあね」
 かける    :「電報打つから」
 緑      :「うー(汗)」
 竜胆     :「今度来たら、あたしの未来なんかもきいてみようかな」
 慎也     :「りんねえ……」
 竜胆     :「いや……知りたいじゃん。知らなかったらそれで良いし」
 かける    :「がんばれよ」
 慎也     :「そりゃ、どうも(苦笑)」

ぽんぽんと慎也の肩を叩くかける

 緑      :「あう(汗)」
 煌      :「どんな未来を期待してるのかな〜?」
 竜胆     :「え……いや、そんなこと、人に言うものじゃないよ」
 かける    :「あ、2000年のダービー……」
 慎也     :「そ、それは重要だな」
 煌      :「あ〜、赤くなってる〜☆」
 かける    :「いいひとがいるとか、けっこんしてこどもができたとか」
 緑      :「(苦笑)」
 竜胆     :「いや、その……ねぇ……」
 かける    :「新しい転生戦士が見つかるとか……」
 煌      :「うりうり〜」(ほっぺむにむに)
 竜胆     :「あう〜」
 かける    :「人をおもちゃにするのはやめなさい〜」
 煌      :「なにさ〜」
 緑      :「ああ(苦笑)」
 慎也     :「……」
 かける    :「うり」(耳をつっつく)
 竜胆     :(ほっ)

対象が変わったのでほっとする竜胆

 煌      :「なによ?」(ぴこっぴこっ)
 かける    :「よくできているなぁ」(つんつんつん)
 煌      :「う〜〜。りん姉、やっておしまいっ!」(すささっ)

耳がくすぐったいので、りん姉の後ろに逃げる煌

 竜胆     :「え、え、何を?」
 緑      :「コーヒーでも飲もうっと(汗)」
 慎也     :「俺も紅茶でも飲むかな(汗)」
 かける    :「あれ、なんかあったかい」
 煌      :「発進っ☆」

竜胆の両手首を後ろから持って、強制りんどうちゃんぱんちをかける君に差し
向ける煌

 緑      :「(苦笑)」
 竜胆     :「あっ、避けて(汗) あたると痛いからっ」
 かける    :「うわぁ。さいきんこんなやくばっかや」

見事に吹っ飛んでゆくかける君

 慎也     :「(ぼそっ)まあ、5年後に結婚してるのもありだよなあ」
 緑      :「し、慎也さん(赤面)」
 煌      :「うはははは、ひとの耳を許可無くいじった罰だ〜」
 かける    :「く、首が……へ、ぼうしじゃなかったの?」
 竜胆     :「あぁ……かけるくん、大丈夫……(おろおろ)」
 慎也     :「まあ、もしそうなったらよろしくな」
 緑      :「よ、よろしくですぅ(赤面)」
 かける    :「ものほん?」
 竜胆     :「生きてる……よかったぁ」
 煌      :「うるさしっ!いくぞっ!」

再び竜胆をあやつり、攻撃をかける

 かける    :「あー竜胆さん止まって〜」
 竜胆     :「ちょっと、やめてよぉ〜(汗)今止まったら転ぶ〜」

どたどたと、追いかけ逃げる3人

 観楠     :「おまえら〜店の中であばれるな〜」
 慎也     :「まあ、そのうち収まりますよ(苦笑)」

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99/08/26 03:20:34
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Hanzawa Ryou  ,x.
半沢 陵   .::;"`                   UIN:6828025
リュー   ,:;+'  hanzawa@din.or.jp
     *;'   http://www.din.or.jp/~hanzawa/
    ☆~    "ポストペットも待ってます!ryu2001@geocities.co.jp"


    

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