[KATARIBE 15046] [HA06P] 『謎の娘』

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Date: Thu, 26 Aug 1999 03:21:49 +0900
From: Ryou Hanzawa <hanzawa@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 15046] [HA06P] 『謎の娘』
To: kataribe-ml@trpg.net
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ども、リューです。

99年1月18日のログから発掘しました。

「娘」の名前などは決まっていません。

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謎の娘
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登場
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 SE		:からんころん

 竜胆		:「……ちーっす」
 娘		:「……」(きょろきょろ)
 竜胆		:「んー、誰か探してるの?」
 かける	:(はむはむ)

相変わらずししゃもぱんを食しているかける君。

 娘		:「ママに……会いに来たの」
 かける	:「まま?」(竜胆を見る)
 娘		:「うん」

 SE		:からんころん

 煌		:「はう〜、寒い寒い寒い…」
 竜胆		:「……まだ出産経験はないよ」(じとーっ)
 娘		:「背が高くて、髪が長いはずなの……」
 竜胆		:「……はず?」
 かける	:「誰もそんなことはいってませんよ……(小声で)まだ」
 煌		:「う〜〜……(すささっ)」

素早く暖房前に移動する煌、なんか、変わった帽子を被っているようである。

 娘		:「……」
 かける	:(うっ。ねこみみ(犬だって)な帽子……)
 煌		:「はぁ〜、暖かいぃぃ〜(ごろごろ)」
 竜胆		:「名前とか、わかる?」
 かける	:(ころがってる)
 娘		:「ママは、緑ってパパに言われてたの」
 煌		:「ぶっ」
 かける	:「緑さん?」
 竜胆		:「……緑ちゃん?」

 SE		:からんころん

 緑		:「こんにちは〜」
 かける	:「同姓同名かな、あれっ」
 煌		:「そーかそーか……緑ちゃんもあれでなかなか…」

うんうん、とうなずく煌

 かける	:「こんにちわ〜」
 緑		:「ど、どうかしたんですか?」
 竜胆		:「……計算合わないって(ぺちっ)」

暖房前の椅子ではにゃ〜〜んとしている煌に、つっこみを入れる竜胆

 煌		:「あうっ」
 竜胆		:「……緑ちゃんの子?」
 かける	:「あの〜」
 緑		:「は?」
 かける	:「あの子?」(女の子を指さす)
 竜胆		:「いや、この子、お母さん探してるの。名前は緑っていう
		:からさ……あはは、違うよね」
 緑		:「ち、違いますよぅ〜(汗)」
 娘		:「ま、ママ?」
 竜胆		:「そうだよねぇ……って、あれ?」
 かける	:「ほへっ(マジ?)」
 煌		:「う゛〜〜(ぢー)」(帽子の耳みたいに見える辺りがぺ
		:たっとなる)
 娘		:「ママっ、会いたかった!」

嬉々とした表情を浮かべると、ふっと消えてすぐに緑の前に出現する

 煌		:「ほら〜、やっぱ緑ちゃんの娘っこじゃないのさ〜〜」
 竜胆		:「……この状況だとそうとしか……」
 かける	:「ほうーむ」
 緑		:「え、えーと……あ、……あれ?あうぅぅぅぅ(混乱)」
 竜胆		:「はー……緑ちゃんって……」
 煌		:「緑ちゃん、こんなおっきな娘さんが居るなんて、なかな
		:かどうして」(うんうんとうなずく)
 娘		:「ママ!」(抱きつく)
 緑		:「うー、違いますよぅ、と、とりあえず座りましょう」
 煌		:「をっ、関係を否定?!」
 かける	:「あ、店長。ミルクティーこの子に。私が払います」」
 竜胆		:「……んー、ねえ、歳はいくつ?」
 煌		:「しかも、何やら食指を伸ばしている輩もっ」

さっきから耳がぴくぴくしっぱなしの煌である

 竜胆		:「いや、これははっきりさせておかないとさ……」
 かける	:「ワイドショーの見過ぎ」
 煌		:「あうっ」
 かける	:「(しかしよくできた帽子だなぁ)」
 煌		:「うっ…うるさいやいっ」
 かける	:(きゅ〜)

煌の耳をまだ帽子だと思っているかける、そこにチョークスリーパーをかけて
締め上げる煌

 竜胆		:「(耳打ち)ね……お父さんは慎也くん……?」
 緑		:「ううー、だから赤ちゃんを産んだ記憶はないです〜」

 SE		:からんころん

 慎也		:「う〜さぶ。ちゃ〜」
 娘		:「あ、パパっ」
 煌		:「あっ、お父さん登場っ☆」(ぎ〜りぎ〜り)
 慎也		:「はっ?また、観楠さんの子?」
 かける	:「な、なにぃ、もう作ったんか〜……って……く、くびが
		:ぁ……」
 煌		:「やだなぁ…自分の娘の事見忘れちゃ駄目じゃな〜い」

まだかけるの首を締め付けたまま話さない煌

 竜胆		:「ぱ、パパって……」
 かける	:「ぎ、ぎぶあっぷ」(ぱんぱん)
 娘		:「パパ〜」(抱きつく)
 竜胆		:「ほら、パパって言ってるじゃん……」
 煌		:「お〜〜、感動の対面だ〜」
 慎也		:「お、おれっ?」
 緑		:「そんな、慎也さんとの子供だなんて……(赤面)」

#じゃあ、絞めるのやめて、かけるくんの頭にあご乗っけて見てよう

 慎也		:「ちょい、またんかい……何で、俺と緑でこんなおっき
		:い子がいるねん」
 緑		:「わからないですぅ」
 煌		:「きっと、お父さんお母さんに逢うために遠くから……一
		:人で大変だったろうねぇ」

うんうんとうなずく煌、すでに絞めるのはやめてかけるの頭に顎をのせている

 かける	:「えーと(指折り)7歳ぐらいか……」
 娘		:「ここに来るまでに、大変だったの」
 竜胆		:「遠くに置き去りにしてたの……?」
 慎也		:「7歳ってなあ、俺が13の時の子かいっ」
 竜胆		:「……無理じゃないよね……」
 娘		:「9歳なの」
 煌		:「こー、長い旅の想いが一気に込み上げて来て、ぎゅーー
		:っと……」(ぎゅーーっ)
 かける	:「く、首をしめるな〜けほけほ」
 慎也		:「じゃあ、11の時やん……ますます計算が」
 竜胆		:「……ちょっと無理が出てきたかな……」
 緑		:「私は、9歳の時に生んだことに……(汗)」
 煌		:「誕生日は、いつ?」
 竜胆		:「南米の方とかだと時々あるよね……」
 慎也		:「ふつう、無理やっちゅうねん。だいたい俺、そのころ緑
		:と知り合ってないっちゅうねん」
 緑		:「私、埼玉の方にいたはずなんですが……」
 かける	:「ふーん(にやにや)」
 竜胆		:「……でもこーして……ねぇ」
 娘		:「誕生日は……えっとぉ……9月12日……」
 煌		:「感動の対面の場面で下司な笑いを浮かべるなぁ〜」
 竜胆		:「でも、やっぱ現実的に考えたらおかしいし……非現実的
		:に考えよう、うん」
 緑		:「そ、そーですね」
 煌		:「なんねん生まれ?(にこにこ)」

何を力んでいるのか、ぎりぎりとかけるの首を締めだす煌

 慎也		:「あ〜、あたま痛くなってきた」
 かける	:(く、くびがしまって……)
 竜胆		:「(小声)……で、ホントのところ、どーなの?」
 慎也		:「(小声)……あのねえ、うちの相方じゃあるまいし、俺
		:は少年時代はそっち方面は至っておとなしい子でしたよ」
 娘		:「えーと、たしか2005年……だったかなぁ」
 かける	:(あぁ。なんかおはなばたけが……)
 煌		:「2005年か〜。じゃー、-6歳かな?」
 竜胆		:「……2005年っと……あと六年後だねぇ……あははは……
		:良いセンスしてる」
 慎也		:「って、ちょーっとまてぃ、お嬢ちゃん」
 緑		:「2005年……って(汗)」
 娘		:「なに?パパ」
 慎也		:「その、パパってのやめてぇ」

身もだえる慎也

未来の自分たち
--------------

 娘		:「だって、パパはパパだもんっ」
 煌		:「遠くから来た愛娘に、なんて冷たい…(ぷんぷん)」
 娘		:「次元跳躍はとっても疲れるの(ふぅ)」
 慎也		:「基本的に俺は冷たいよ……って、次元跳躍って……」
 竜胆		:「次元跳躍……いやあ、SFにも造詣が深いんだ、えらい
		:ねぇ」(なでなで)
 娘		:「パパに教えてもらったの!」
 慎也		:「あ〜、おじいちゃんにおそわったんだね?(苦笑)」
 娘		:「おじいちゃんは変な機械いつも作ってるの」
 慎也		:「パパは何してるの?」
 竜胆		:「……わかるように説明してくれないかな?」
 娘		:「パパは家でお仕事してるよ」
 慎也		:「仕事って?」
 緑		:「私は何をしているんでしょう?」
 煌		:「徐々に深まる親子の絆……ほれほれ、寝とらんと。良い
		:ところだぞい」
 かける	:「げほげほ……店長……水くれ」
 娘		:「パパは人の心を直してるんだって!でも……ママはあま
		:り家にいないの……」
 慎也		:「(ぐはあ、裏家業が本業になってるんかい)」
 竜胆		:「ねぇねぇ、置いてかないで、教えてよ」
 緑		:「家にいないって?」
 娘		:「お仕事で、いつも外国なの……」
 緑		:「あぅ」
 煌		:「共働き夫婦か〜。傭兵かなにか?」
 緑		:「どうやら、未来から来たらしいですね」
 慎也		:「あ〜。まあ、この子、俺と緑の子供には間違いないらし
		:いですね(苦笑)」
 かける	:「外人部隊じゃないんだから」
 緑		:「が、外人部隊(汗)」
 慎也		:「(外人部隊……あり得るな)」
 竜胆		:「……ん……? あー、そのー」
 娘		:「それでね、ママに会いたいから、来ちゃった」(にこ)
 煌		:「ん〜〜、なんかすっごい面白い〜♪」(ぴこぴこ)
 竜胆		:「……わからん……」
 慎也		:「あ〜。で、帰り方はわかるの?」
 娘		:「うん、やり方はわかるよ」(にこ)
 緑		:「えーと、整理しますと……」
 煌		:「え〜〜、もっとお話聞かせて聞かせて〜」(ぢたぢた)
 緑		:「この子は私と慎也さんの子供で……未来から来て……超
		:能力者……」
 慎也		:「なら、いいんだけど。」
 竜胆:「……ふーむ……なるほど、わかった」
 煌:「ねーねー、お名前は?」

 娘		:「これが、ママとパパの写真なの」

と、ペンダントの中を見せる娘

 かける	:「ふみふみ」
 煌		:「をっ、おぢさまだ(笑)」
 竜胆		:「をー、ロマンスグレーに後一歩……」
 慎也		:「うーん、見ないでおこう(笑)」
 かける	:「けっこうかっこいい&きれいだなぁ」
 緑		:(う、私ってばやっぱり外見が変わってない)
 竜胆		:「このあたりがこう後退してて……このあたりがこうしわ
		:出てて……この手がこうプリンを食べてたよ」
 慎也		:「いや、説明してくれなくていいから(しかし、プリンっ
		:て緑の親父さんじゃあるまいし)」
 煌		:「もう少し、お父さん達のよわ……お話を聞かせてほしー
		:なー☆」
 かける	:「こらこら」
 竜胆		:「うん、ほら、この人」

じーっとペンダントの中野写真を凝視してしまう竜胆と慎也

 竜胆		:「ほらね。そんな感じでしょ」
 慎也		:「それって、緑のお父さんじゃ……」
 緑		:「竜胆さん……それは慎也さんじゃないですよ(苦笑)」
 竜胆		:「ほえー」
 緑		:「それで、あなた他にも何かできるの?」
 娘		:「瞬間移動とか……念力とか使えるよ(にこ)」
 慎也		:「はぁ(しかし、なんで、俺と緑の子でそうなるん?」
 煌		:「強化人間…(にやん)」
 緑		:「うーん、突然変異でしょうか」
 慎也		:「ニュータイプかい」
 緑		:「(苦笑)」
 竜胆		:「かっこいいなぁ」
 娘		:「あ、そろそろ帰らなきゃ……」
 煌		:「きをつけてね〜(なでなで)」
 竜胆		:「気をつけてねー(なでなで)」
 娘		:「ありがとう……また来るから(にこ)」
 慎也		:「気ぃつけてかえれよ(笑)」

娘の体の輪郭がぼわーっと白く光ったかと思うと、その次の瞬間には姿が消え
ている。

その後のベーカリー
------------------

 煌		:(にゃはっ♪)
 緑		:「行ってしまいましたね……」
 慎也		:「やねえ……」
 かける	:「さよなら〜」
 竜胆		:「今度来たら、ちゃんとかわいがってあげないと駄目だよ」
 緑		:「でも……5年後(赤面)」
 慎也		:「うーん……」
 煌		:「んふふ〜…早速連絡網に…(わくわく)」
 竜胆		:「結婚式には呼んでよね」
 慎也		:「はぁ、まあね」
 かける	:「電報打つから」
 緑		:「うー(汗)」
 竜胆		:「今度来たら、あたしの未来なんかもきいてみようかな」
 慎也		:「りんねえ……」
 竜胆		:「いや……知りたいじゃん。知らなかったらそれで良いし」
 かける	:「がんばれよ」
 慎也		:「そりゃ、どうも(苦笑)」

ぽんぽんと慎也の肩を叩くかける

 緑		:「あう(汗)」
 煌		:「どんな未来を期待してるのかな〜?」
 竜胆		:「え……いや、そんなこと、人に言うものじゃないよ」
 かける	:「あ、2000年のダービー……」
 慎也		:「そ、それは重要だな」
 煌		:「あ〜、赤くなってる〜☆」
 かける	:「いいひとがいるとか、けっこんしてこどもができたとか」
 緑		:「(苦笑)」
 竜胆		:「いや、その……ねぇ……」
 かける	:「新しい転生戦士が見つかるとか……」
 煌		:「うりうり〜」(ほっぺむにむに)
 竜胆		:「あう〜」
 かける	:「人をおもちゃにするのはやめなさい〜」
 煌		:「なにさ〜」
 緑		:「ああ(苦笑)」
 慎也		:「……」
 かける	:「うり」(耳をつっつく)
 竜胆		:(ほっ)

対象が変わったのでほっとする竜胆

 煌		:「なによ?」(ぴこっぴこっ)
 かける	:「よくできているなぁ」(つんつんつん)
 煌		:「う〜〜。りん姉、やっておしまいっ!」(すささっ)

耳がくすぐったいので、りん姉の後ろに逃げる煌

 竜胆		:「え、え、何を?」
 緑		:「コーヒーでも飲もうっと(汗)」
 慎也		:「俺も紅茶でも飲むかな(汗)」
 かける	:「あれ、なんかあったかい」
 煌		:「発進っ☆」

竜胆の両手首を後ろから持って、強制りんどうちゃんぱんちをかける君に差し
向ける煌

 緑		:「(苦笑)」
 竜胆		:「あっ、避けて(汗) あたると痛いからっ」
 かける	:「うわぁ。さいきんこんなやくばっかや」

見事に吹っ飛んでゆくかける君

 慎也		:「(ぼそっ)まあ、5年後に結婚してるのもありだよなあ」
 緑		:「し、慎也さん(赤面)」
 煌		:「うはははは、ひとの耳を許可無くいじった罰だ〜」
 かける	:「く、首が……へ、ぼうしじゃなかったの?」
 竜胆		:「あぁ……かけるくん、大丈夫……(おろおろ)」
 慎也		:「まあ、もしそうなったらよろしくな」
 緑		:「よ、よろしくですぅ(赤面)」
 かける	:「ものほん?」
 竜胆		:「生きてる……よかったぁ」
 煌		:「うるさしっ!いくぞっ!」

再び竜胆をあやつり、攻撃をかける

 かける	:「あー竜胆さん止まって〜」
 竜胆		:「ちょっと、やめてよぉ〜(汗)今止まったら転ぶ〜」

どたどたと、追いかけ逃げる3人

 観楠		:「おまえら〜店の中であばれるな〜」
 慎也		:「まあ、そのうち収まりますよ(苦笑)」

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99/08/26 03:20:34
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Hanzawa Ryou   ,x.
半沢 陵     .::;"`                                      UIN:6828025
リュー     ,:;+'   hanzawa@din.or.jp
          *;'      http://www.din.or.jp/~hanzawa/
        ☆~        "ポストペットも待ってます!ryu2001@geocities.co.jp"

    

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