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Date: Thu, 19 Aug 1999 23:11:30 +0900
From: ソード <so_do@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 14903] Re: [HA06P] 『晴れた暑い日にはプールに行こう( 1999 夏)』
To: kataribe-ml@trpg.net
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こんにちは、ソードです。
いずみさん、どうも。
> これって、美々が友達を連れてるからですよね?(笑)
> 緑ちゃんと美々が友達であるってことをさしてるのかな。
いや……これは緑さんの「ないすばでー」になんです(笑)
えーと、美都も水着売り場にいかないとですね。って事で、シーン追加であ
ります。
相変わらず紫苑さんお借りしてますので、リューさん、お手数ですがお願い
します。
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水着売り場端
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美都 :「うわぁ……」
エスカレータをあがると、すぐに水着売り場に出た。フロアの区画一つに、
水着がずらりと並んでいる。
紫苑 :「ふむ、結構良があるんですね」
美都 :「じゃあ、みてまわろ。まず、紫苑ちゃんのからね」
紫苑 :「私は必要ありませんが……」
美都 :「もう! 覚えて帰るのっ! そうすれば、変なデザイン
:にならないでしょう?」
紫苑 :「ああ、そういう事ですか。分かりました」
紫苑は、金属生命体である。今の美形な男性の姿も、変形の一つに過ぎない。
そのパターンは、ほぼ無限。
従って、服も自由に着ているように見せる事が出来るのだ。
しかし、どこかずれた感覚を持っている事から、最近は現実にあるデザイン
を参考にする事が多い。
こうして、紫苑の水着選びが始まった。
美都 :「うーん……」
紫苑 :「どうしたのですか?」
美都 :「もともと、体格とかも微妙に変えられるもんねぇ……ど
:の体格のときに似合うのかで違ってきちゃうものなぁ……」
紫苑 :「2、3、気に入ったのを選んでくだされば、状況に応じ
:て使い分けますよ」
美都 :「ん……わかった」
こうして、適当な色あい、模様のものを選んで行く。紫苑は、選ばれるたび
に振れながら形状を記憶する。
美都 :「こんなとこかな?」
紫苑 :「ふむ……合計23着ですか。全データ記録終了です」
美都 :「え……そんなになった?多いかなぁ……」
紫苑 :「大したデータ量ではないので、大丈夫です。大体傾向が
:分かりましたので、似た様な物を創作も可能な筈です」
美都 :「そっか……じゃあ、これ以上はもういいね。じゃあ、次
:いこうか」
紫苑 :「美都の水着ですね?」
美都 :「うん!」
まだまだ体力、気力は充分らしい。女性水着売り場の方へ移り、早速物色を
始める。
美都 :「どんなのがいいかなぁ……」
紫苑 :(黙って見てる)
終わらない。
美都 :「うわぁ……ハイレグ……」
紫苑 :(黙って見てる)
まだ終わらない。
美都 :「あれ?……これ穴開いてる……おへそ出すやつかぁ……」
紫苑 :(黙って見てる)
まだまだ終わらない。
美都 :「あ、この色かわいぃ……でも、布少なすぎるよぅ」
紫苑 :(黙って見てる)
まだまだまだ終わらない。
それに耐える紫苑も、称賛に値するであろう。
美男美女が二人で水着を選んでいる図は、周囲も目を引くらしく、注目の的
である。
美都 :「うーん……決められないよぅ……」
紫苑 :(黙って見てる)
一つ一つ手に取り、肌触りも確かめながらチェックをする。
もう少し、かかりそうである。
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