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Date: Fri, 06 Aug 1999 01:35:05 +0900
From: Ryou Hanzawa <hanzawa@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 14689] [HA06P]EP: 『狼介君登場、ひ、翡翠もっすか(汗)《中編》』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <37A9BD39302.C5B8HANZAWA@mailhost.din.or.jp>
X-Mail-Count: 14689
ども、リューです。
翡翠が初登場のEPの発掘版です。
とりあえずここの分のログの冒頭に
> 剽夜 :「 ってどこまでいってったっけ?
ってのがあるので、まだ前の部分があるんでしょう(^^;
**********************************************************************
EP;『狼介君登場、ひ、翡翠もっすか(汗)《中編》』
==================================================
登場キャラクター
煖(なん)
煌(こう)
水島緑(みずしま・みどり) :全身サイボーグな大学生
前野浩(まえの・こうじ) :
無道千影(むどう・ちかげ) :
ブラッド(ぶらっど) :
更毬剽夜(さらまり・ひょうや) :
天方狼介(あまがた・ろうすけ) :
煖の部屋
--------
剽夜 :「く〜」
煖 :「良くお休みになってますのね(にこにこ)」
剽夜 :「魎皇鬼、いいぞな〜(寝言)」
煖 :「くすくす」
剽夜 :「ぽて(布団を跳ね除ける)」
煖 :「(にこにこ)仕方がありませんね(更毬氏の上に屈む形
:で、手を伸ばして布団を直そうとする)」
剽夜 :「あぶなーい。(がばっ)」
煖 :「あの〜、離していただけませんか?」
剽夜 :「むにゃむにゃ、あぶないだろ……」
煖 :「う〜ん(困った顔して、でも起こしちゃうから突き放せ
:ない)」
剽夜 :「むにゃむにゃ、とりあえず、ここに隠れるか……(とい
:って、布団の中に引きずり込む)」
千影 :「煖ちゃーん、どこにいるのー?」
煖 :「あらあら‥‥」
剽夜 :「く〜」
煖 :「(どうしましょうかしら?困りましたわね)」
千影 :「(煖の部屋の前で)ここかな?(SE:ガチャ)煖ちゃ
:んいる?」
煖 :「あら、お嬢様(布団の中から)」
剽夜 :「(ぎゅ)」
煖 :「あっ、外で少々お待ちいただけますか?(もぞもぞ)」
千影 :「(無言でドアを閉める)」
勘違いして、ドアを閉める千影
煖 :「え〜と、どうすれば良いのかしら?(ごそごそ)」
剽夜 :「あ……きりん」
煖 :「まぁ(くすくす)」
煖 :「ふぁ‥(眠くなってきてる)」
剽夜 :「あったかいぞな〜。く〜」
煖 :「起きるまで‥待ちましょう‥‥くーー(就寝)」
結局寝入ってしまう煖
煖 :「(もぞもぞ)‥‥すーーー(体勢整えて、抱き枕状態)」
玄関
----
緑 :「(ピンポーン)こんにちはー」
竜胆 :「うー、雨に降られた〜(;;) ただいま〜<帰ってきたら
:しい(笑)」
狼介 :「(雨と一緒に落ちてくる)うわあぁぁぁぁ!」
竜胆 :「……人が降ってきた……見なかったことにしよう……き
:っと仕事疲れね、うん(爆)」
狼介 :「(ズデン!)......(気を失っている)」
緑 :「あれ、人が……と、とりあえず千影さんの家に運びまし
:ょうか(汗)よいしょ……っと」
緑 :「(玄関で)あのぉ、どなたかいらっしゃいませんかぁ?」
竜胆 :「誰も迎えに出てくれないなんて寂しいねぇ……あれ、緑
:ちゃん〜」
居間
----
ブラッド :「お嬢様、煖の姿が見えませんが」
ブラッド :「おや、竜胆様。おかえりなさいまし」
千影 :「ちょ、チョット取り込み中みたい(汗)」
緑 :「あ、竜胆さん、こんにちは〜。」
竜胆 :「取り込みチュウ?」
ブラッド :「あ、竜胆様がお戻りになられました。お連れ様もご一緒
:です」
千影 :「あっ! お、お、お姉ちゃんお帰りぃ☆ (動揺)」
緑 :「あの、人が雨と一緒に降ってきたんですけど……どうし
:ましょう(抱えた狼介を見せる)」
ブラッド :「ふむ。お嬢様、いかがいたしましょう?」
千影 :「雨と一緒にねぇ(^;) …とりあえず客室に案内してあげ
:て」
緑 :「はい、わかりましたぁ。よいしょっと」
ブラッド :「では、こちらへ……煌、煌はおらんか?」
千影 :「あ、緑さんいいですよぉ(汗) じいやが運んでくれますか
:ら」
緑 :「あ、どうもです」
竜胆 :「ところでお風呂わいてるかなぁ……(ふきふき)」
狼介 :「.....Zzz(そのまま睡眠モードに移行(爆))」
ブラッド :「煖に言いつけておいたのですが……>お風呂」
前野 :「煌なら、今風呂入ってますよ。」
ブラッド :「なっとらん!(怒)」
千影 :「お姉ちゃんとりあえず着替えてきたら?」
竜胆 :「どうせ着替えるんだからお風呂入ってからにする〜」
竜胆 :「(んで、お風呂から出てきた(笑) その間は狼狽して
:て(笑) )」
ブラッド :「お仕えする方よりも先に入浴など……まったくもってな
:っとらんっ!」
竜胆 :「だってお姉ちゃんだもん(えっへん)」
ブラッド :「とりあえず、こちらの方は客間にお通ししてと」
前野 :「どうぞこちらへ。」
竜胆 :「それにあたしはちかの従者じゃないんだけどなー(小声)」
ブラッド :「後程、変えのお召し物をお持ちいたします」
前野 :「今お茶をお入れいたしますので、しばらくお待ち下さい」
ブラッド :「い、いや。それは煌めのことにございまして(汗)」
緑 :「あ、前野さん、こんにちは〜」
千影 :「(小声で)じいやはお姉ちゃんに言ったんじゃないよ」
前野 :(深々)
竜胆 :「ああ、なるほど……さっきは人が降ってくる幻覚見たし、
:やっぱり疲れてるんだな、きっと(笑)」
ブラッド :「しかし、煖め何処へいったのやら……お客様だというの
:に」
千影 :「な、煖は……な、なんか取り込み中みたいよ(汗)」
緑 :「あの、竜胆さん……人がふってきたのは幻覚じゃ……無
:いですよ」
竜胆 :「まっさかー(笑) そんなことあるわけないジャン〜」
前野 :(かちゃかちゃ#お茶の支度中)」
緑 :「あの、プラッドさんがの背中の人が……そうなんですけ
:ど」
千影 :「疲れてるの? 背中流してあげよっか?」
竜胆 :「お願い〜」
千影 :「じゃあお風呂いっしょに入ろ☆」
竜胆 :「入ろ入ろ〜(^^)」
前野 :「煌は、邪魔だったらたたき出して下さい。」
緑 :「あ、どうぞごゆっくり〜」
ブラッド :「あ、煌めがいましたら、そうそうに私の所くるようにと」
千影 :「緑さんもお風呂入ります?」
緑 :「え、えーと(汗)」
そのころ煖の部屋
----------------
煖 :「す〜(もぞもぞ)」
剽夜 :「む〜(ちょっとうなされているらしい)
煖 :「むにゃ‥‥(なでなで#なだめてるらしい)
再び居間では
------------
前野 :「着替えの方は用意できますのでご安心下さい。」
竜胆 :「お風呂場広いし〜」
千影 :「ね、一緒に入ろ?」
緑 :「え、えっと……それじゃぁ」
竜胆 :「確か着替えは煖がまとめて取り込んでるはずだから〜」
ブラッド :「まったく、煌と言い煖と言い……メイドの心得がなっと
:らん!」
ぶつぶつといいながら服を取りに行くブラッド
客間
----
前野 :「一応医者に連絡をしなければ」
ぴぴぽと電話をかける前野
狼介 :「Zzz...(寝返りを打つ)ボテ(ソファーから落ちる)
どたっと、床に落ちる狼介
狼介 :「……いててて……あれ?ここは……」
前野 :「(電話)え〜、一応頭を打っているようなので、念の為
:に診ていただこうかと」
狼介 :「あのー、ここはどこなのでしょうか?」
煖の部屋
--------
ブラッド :「気絶している若者のタオルと、お嬢様達のお召し物……」
ぶつぶつと、持っていく物を確認するブラッド
ブラッド :「この部屋の洋服ダンスに……」
と、ふとベッドに誰かが寝ているのを発見するブラッド
ブラッド :「む?」
煖 :「(もぞもぞ)」
剽夜 :「く〜」
ブラッド :「こんな時間からねむりこけておるとは……誰じゃ?」
がばっと布団をはねのけるブラッド
ブラッド :「な、な、な……煖でわないかっ!」
剽夜 :「むにゃむや……」
煖 :「すー、すー、」
剽夜 :「(目をひらく)」
ブラッド :「さ、さっ、更毬殿っっっ!(汗)」
剽夜 :「あぁ、ブラッドさん。おはようございます」
剽夜 :「はぁ、どうかいたしましたか?」
煖 :「‥‥ふぁ?(寝ぼけ眼)」
ブラッド :「昼間っから、不謹慎でございますぞっ!(汗)」
剽夜 :「(横を見る」
剽夜 :「……」
剽夜 :「(思考中)」
ブラッド :「こりゃ、煖っ!なんということをしでかしてくれたんだ
:っ!(汗)」
剽夜 :「がばっ(きょろきょろ)ふー、あきりんはいないか……」
煖 :「あ、更毬さん。お目覚めですか?(にこにこ)」
ブラッド :「お目覚めですかでわないっ!(汗)お前一体どーいうつも
:りでっ!?
剽夜 :「ブラッドレイさん。私はどうしてここに?確か公園で寝
:ていたはずなのに。」
ブラッド :「それは私が知りとうございます(動揺)」
煖 :「いえ、更毬さんが公園で居眠りをなされていて‥‥」
剽夜 :「とりあえず、御静かに。ブラッドサッカーさん、あきり
:んの耳に入ったらまずい」
剽夜 :「とりあえず、ベットからでて」
ブラッド :「更毬殿には竜胆様が……煖、お前は、お前はっ」
おお慌てのブラッド
煌 :「ふぅ〜(風呂上がりほかほか)」
剽夜 :「ナン……っで、私をどうしたのだ」
ブラッド :「あぁ、わしは一体どうすればよいのか……」
剽夜 :「こんこん、出ておいで。」
煖 :「それで、風邪を引かれたら大変だと思いまして、お屋敷
:でお休み頂こうと、お運びしたのです」
ブラッド :「メイドの仕事もせずよりにもよって……あぁぁぁぁっ」
こんこん :「(ごそごそ)こん?」
剽夜 :「近況報告をしてくれるかい。こんこん」
こんこん :「こん」
剽夜 :「なるほど……」
煖 :「とりあえず、私の部屋で休んでいただく事にした所‥‥
:(のんびり話してる)」
剽夜 :「ブラッドサッカーさん、大丈夫です。千影さんも先ほど
:様子を見に来られたようですし」
ブラッド :「大丈夫なものですかっ!?(汗)」
剽夜 :「なにもいわずに去っていったということは、容認された
:のでは? あなたの御主人は」
ブラッド :「お嬢様の様子がどことなくおかしいように思っておった
:のですが……」
煖 :「‥で、お布団を直そうと‥‥(おっとりのんびり)」
剽夜 :「それとも、ご主人様の意志に逆らうお積もりですか?」
ブラッド :「心お優しいお嬢様のこと、竜胆様を気遣ってこのことを
:しらせまいと……おいたわしや、お嬢様っ」
剽夜 :「まさか、あなたがそのような思いを抱くはずはありませ
:んよね」
客間
----
狼介 :「(前野氏に向かって)あのー、なんか騒がしい声がするん
:ですけど」
前野 :「ああ? まあ、気にしないでください。良くある事です」
狼介 :「はあ、そうですか...で、なぜ私はここにいるのです
:か?」
前野 :「さぁ?」
風呂組
------
竜胆 :「いいお湯だったさー(ふきふき)」
緑 :「ふぅ、いい湯でしたぁ(ほかほか)」
千影 :「気持ちよかったねー☆ < 忘れてる(笑)」
竜胆 :「でも着替えがない……これは、タオル一枚で出て行けと
:いうことかナ(笑)」
煌 :「ねぇねぇ、更ちゃん見当たらないけど、まだ煖の部屋?」
緑 :「タオルは……恥ずかしいですね」
煌 :「そう?」
煖 :「(コンコン)失礼いたします」
煖 :「着替えをお持ちいたしました(にこにこ)」
煌 :「おお、煖。更ちゃんはお目覚め?」
煖 :「はい、先ほどお目覚めになられましたよ(にこにこ)」
竜胆 :「ところで……ちかとお揃いの寝間着ないの?」
煖 :「ああ、そう言えば(ぽむ)」
緑 :「えっと、着替えってコレ……ですか?」
客間
----
狼介 :「っと、忘れていましたが、あなたのお名前は?」
前野 :「私はこの屋敷に勤める前野と言います」
狼介 :「そうですか。申し遅れましたが、私は天方と申します。」
前野 :「さて、少し仕事がありますので。」
狼介 :「あ、何でしたら手伝いましょうか?お礼をしなければな
:らないでしょうし。」
前野 :「いえ、こういう仕事は手順が決まっていますので」
狼介 :「はぁ。じゃあ、私がどうやってここに来たか知っている
:方はおられるのですか?ちょっと話をお聞きしたいので。」
前野 :「もう少しお待ちいただけますか?」
狼介 :「分かりました。」
狼介 :「うーん...(考えている)....を具象化して、それ
:を使って....(ぼそっと言ってしまう)」
前野 :「(気にしない)」
寝室
----
剽夜 :「とりあえず、この事は千影さんが決めることなので、内
:密にということで」
ブラッド :「いや、私は。お嬢様のご意志に従う所存」
剽夜 :「よろしいですね.ブラッドサッカーさん?」
ブラッド :「わかりました……」
剽夜 :「(聞き耳)それより、御仕事はよろしいのですか?」
ブラッド :「あ、しまった!お嬢様達にお召し物をおもちせねば。こ
:りゃ、煖!」
煖 :「はい?」
ブラッド :「直ちに、お嬢様達に着替えをお持ちするんじゃ!」
煖 :「はい、ただいま(にこにこ)」
ブラッド :「浴場の方じゃぞ!」
煖 :「はい(とととと‥)」
ブラッド :「さて。入浴後のお茶を……」
台所のほうへ向かうブラッド
再び風呂
--------
ブラッド :「お嬢様、お飲み物をお持ちしました。竜胆様と、お連れ
:様の分もございます」
千影 :「あ、お姉ちゃんこれほしいの?」
ぶかぶかパジャマを指さす千影
竜胆 :「うんうん(こくこく)」
ブラッド :「煌!」
煌 :「はい?」
ブラッド :「お前はさっさと着替えて仕事に戻るんじゃ!」
煌 :「は〜い(着替え着替え〜)」
千影 :「えへへ、そう言うんじゃないかと思って用意してあるん
:だよ☆(ニコ)」
竜胆 :「ホント?(^^) お揃いお揃い〜(^^)」
煖 :「ブラッドさん。更毬さんはどうなさいました?」
千影 :「色はピンクでいいよね?」
ブラッド :「まったく、どうにも気が抜けておる……」
竜胆 :「うん(^^) わーい☆」
嬉しそうに喜ぶ竜胆
緑 :「お二人とも……暑くないですか?」
廊下
----
前野 :「おや、更毬さん。」
ブラッド :「さっ、更毬殿っ!?(動揺)」
前野 :「なになさってるんですか?こそこそと」
ブラッド :「さらまりどのは、そのっ、で、ございますなっ(汗)」
こんこん :「(つんつん)こん?」
ブラッド :「そんなことはございませんっ(汗)煖のへやで2人で寝こ
:けていたなどということはだんじてありませんっ!」
脱衣所
------
廊下での会話はとなりの脱衣所まで聞こえたようだ
竜胆 :「更ちゃん? 来てるの?」
煖 :「ええ、先ほどまで私の部屋でお休みでしたが?(にこに
:こ)」
千影 :「(…もしかしてあれ更毬さんだったの(汗))」
竜胆 :「……?<着替え中でよそにいるのでいまいち聞き取れて
:ない」
竜胆 :「なんかブラッドさが慌ててるなー……ちか、なんて言っ
:てるの?」
千影 :「え、え、えっとー…アバウトに言うと更毬さんが遊びに
:来てるんだって(汗)」
煌 :「それじゃ、仕事に戻りま〜す」
竜胆 :「なんだそっか〜……さすがにちょっと留守にしすぎたか
:な……(汗)」
煖 :「ええ、それにずいぶんお疲れのようでしたから」
部屋を出て行く煌と緑
居間
----
前野 :「こんこん君も元気そうだね(ひょい)」
剽夜 :「(扉の影から)きてるぞな、あきりん」
剽夜 :「今週分のアニメのビデオがわからないぞな〜(意識的に
:話をそらしている)」
ブラッド :「全て、このブラッドがいたらなかったばかりに……もう
:しわけございませんっ!」
竜胆 :「……勝手に見てればよかったのに(^^)」
剽夜 :「どれかわからなかったのだ(だいぶ、混乱から落ち着い
:て口調がもどってきた)」
竜胆 :「んで、ブラッドさはなんで平謝りなのかな?」
剽夜 :「つかれてるんだろう」
千影 :「(小声で)結局どういうことだったの? 」
竜胆と剽夜が会話している裏で、小声でブラッドにささやく千影
煖 :「でも、更毬さんの寝顔って可愛いんですね(にこにこ)」
千影 :「…な、煖ちゃん(汗)」
煖 :「はい?」
竜胆 :「……? どーいうことかな?」
煖 :「?」
剽夜 :「なんでもないぞ、あきりん」
ブラッド :「かくなる上は、この腹掻っ捌いてお詫びもうしあげます
:る〜(泣)」
煖 :「なんの事と言われましても」
ブラッド :「えぇい、お前もお詫びせんかいっ!」
煖 :「え?」
剽夜 :「ブラッドサッカーさん、落ち着いてください」
竜胆 :「ね、どーいうこと?(千影をつっつく)」
千影 :「じいや(^;) そのことはいいからとりあえず煖を連れて
:居間に行ってて」
剽夜 :「私はなにもありませんでしたから」
煖 :「いえ、単に更毬さんと私が‥(ずるずるずる)」
ブラッド :「ええぃ、こっちへこいっ!」
竜胆 :「(ぴくっ)」
どうやら、竜胆は千影とブラッドの会話を聞きつけたようだ
千影 :「…ふぅ…簡単に言うと更毬さんと煖ちゃんがベッドで抱
:き合って寝てたの」
煌 :「仕事仕事〜〜」
ブラッド :「お前もだっ!(怒)」
煌をしかるブラッド
煌 :「へ?」
竜胆 :「……(がーん)」
剽夜 :「うむ、それは間違いだ.」
煌 :「いや、仕事しないと」
ブラッド :「まず、メイドの心得を根本的に教育しなおすっ!」
剽夜 :「私はやましいことはしていない」
千影 :「ほんとですか?(じーっ)」
剽夜 :「そうでしょう、千影さん。あなたも、ちゃんと承認され
:たじゃありませんか」
剽夜 :「こん?」
ブラッドは2人を居間に連れて行く。
部屋からは説教をしている声が聞こえる。
千影 :「…でも…わたしが見た時もベッドで一緒だったみたいだ
:けど…」
竜胆 :「ベッドで……いっしょ……」
千影 :「お、お姉ちゃん落ち着いて(汗)」
竜胆 :「え、落ち着いてるよ、落ち着いてるって……」
平静を装うがパジャマのボタンは見事にかけ違っている
竜胆 :「むー……寝顔……かわいい……一緒に寝てた……(ぶつ
:ぶつそわそわ)」
剽夜 :「なにいってるんだ、あきりん」
竜胆 :「ちょっと黙ってて……(怖い目)……ふぅ」
剽夜 :「では、居間で待っているぞ」
竜胆 :「更ちゃん、ちょっと……」
剽夜 :「(くるっ)なにかな」
竜胆 :「全っ然……気にしてないから……うん、ホント、全然。
:まったく(紅茶にクッキーを入れる)」
どうやら砂糖とクッキーを間違えている
剽夜 :「聞きたいことがあったら、更毬先生が教えてあげるぞ」
竜胆 :「いいって、気にしてないし……ホントに気にしてないか
:ら……(クッキーいり紅茶を飲む)……」
剽夜 :「(正面に立って)聞きたいことがあったら、今聞くのが
:いいぞ、聞くは一瞬の恥じ、聞かぬは一生の恥じというぞ」
竜胆 :「別に一生恥ずかしくてもいい……」
剽夜 :「じゃぁ、おしえてあげないっ」
竜胆 :「いいよ、言いたくないだろうし……(ぷい)」
剽夜 :「焼きもちでもやいているのかい?」
竜胆 :「そんなんじゃないもん(ぷい)」
剽夜 :「じゃあ、なんだっていうんだね」
竜胆 :「……(じっ……ぷい)」
剽夜 :「(目の前でかがんでじっとみつめる)じーっ」
竜胆 :「……(ぷい)」
剽夜 :「ところで、あきりん、クッキー入りの紅茶は好きだった
:のかい?」
竜胆 :「へ? クッキーいり紅茶?」
剽夜 :「いま、あきりんが飲んでるぞ」
竜胆 :「……おお(汗)」
剽夜 :「なんか動揺でもしてるのかい?」
竜胆 :「……動揺なんてしてないって(汗) あ、クッキー美味
:し……(角砂糖をばりぼりと(笑) )」
剽夜 :「その白い固まりはクッキーではないとおもうぞ」
竜胆 :「クッキー、甘い……(;_;)」
居間
----
前野 :「こんこん君は、何が良いかな?」
こんこんが物が食べられないのを知らないのか、思案を凝らす前野
前野 :「そうだねぇ。質の良い霊体だったら、ある程度心当たり
:があるから、こっちおいで(書庫に行っちゃう)」
図書室
------
前野 :「うむ、手ごろなのが見つかって良かったね」
こんこん君のおやつを見つけたらしい
前野 :「(なでなで)」
こんこん :「こん(ぱたぱた)」
前野 :「図書館の雑霊なら、食べれば頭が良くなるかな?(笑)」
客間
----
緑 :「あ、目が覚めましたか!」
狼介 :「……時に操作をミスって……(気づいて)あ、はじめまし
:て。」
緑 :「どうも……はじめまして……」
狼介 :「えっと...あなたが、私をここまで運んでくれたので
:すか?」
緑 :「はい……空から降ってきたんです……」
狼介 :「そうでしたか。すみませんでした、赤の他人を助けてく
:れるなんて。」
緑 :「いえ……雨の中ほっといたら……危ないですから」
狼介 :「はぁ、本当にすみませんでした。」
狼介 :「(という事は、やっぱりテレポーターの操作ミスか……
:急いでたからな。)」
狼介 :「えっと、お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
緑 :「……えっと、遅れましたけど……私、水島緑と言います」
狼介 :「あ、こちらも申し遅れました。天方狼介と言います」
緑 :「天方さんですね……」
狼介 :「はい、そうです。」
緑 :「えっと……あの……なんで空から……」
狼介 :「え!?(ドキ!)」
緑 :「あ、あの……なんか……いけなかったですか……」
狼介 :「え?い、いえ、別にそんなことは……(うーー……能力
:のことは言いたくないのに……)」
緑 :「そうですか……よかったです(^^)」
狼介 :「え?なにがよかったのですか?」
緑 :「いえ……傷つけてしまったのかと……思ったものですか
:ら」
狼介 :「大丈夫です。それぐらいのことで傷つきませんから。」
緑 :「はい」
狼介 :「そういえば、ここってどこなのですか?」
と、客間に入ってくる前野
前野 :「ここは、吹利市ですよ。」
緑 :「あ、ここは私の友達の家なんです……無道千影さんって
:言うんですけどね」
狼介 :「そうですか……」
前野 :「天方さんは吹利の方でしょうか?(コンコンなでながら)」
狼介 :「一応、吹利市内で下宿をしています。」
前野 :「ほう」
緑 :「それなら……ベーカリー楠ってご存じですか?」
狼介 :「それが何か?すみません、知らないんですけど……」
前野 :「(少し動いて、緑さんの目が見える位置に行く)《デー
:タ通信:アクセス開始:みどり》
緑とのデータ通信を始める前野
緑は目を使ってデータ通信をすることが可能なのだ
ISSAC :「《データ通信受信:認証OK》」
前野 :「《やぁ、ISSAC。》」
ISSAC :「《こんばんは、Mr.前野》」
緑の脳に搭載されているISSAC(アイザック)が前野の相手をする
前野 :「《少し緑さんと話が合ってね。》」
ISSAC :「《了解》」」
緑 :「《あの、なんでしょか?》」
前野 :「《彼に付いてどう思います?》」
緑 :「《落ちてきたとき、センサーに反応がありませんでした
:から》」
前野 :「《ふむ》」
前野 :「いや、ベーカリー楠という、美味しいパン屋さんがある
:んですよ」
狼介 :「へぁーそうなんですか。今度行ってみようかな……」
前野 :「《空間震のデータは無いのですか?》」
緑 :「《特殊能力による……瞬間移動……かな》」
前野 :「《そうですか‥‥ポーターは一応知っていますが、この
:手の人はちょっと》」
ISSAC :「《MULTIVACが出現の0.2秒前に空間震を記録》
前野 :「《やはりね。だが、ポーターの場合本能的に安全な位置
:への転送を選ぶ習慣が付いていると思うのだが》」
ISSAC :「《 Dr.水島の実験結果によると、機械化した場合の失敗
:があげられます》」
緑 :「《だそうです》」
前野 :「《ははは(苦笑) その先例を当てはめるのが正しそう
:だね》
緑 :「《そうですね》」
前野 :「パンの種類が豊富なんですよ。結構変わったパンなんか
:もありましてね」
狼介 :「そうなんですか?一度見てみたいですね。」
緑 :「おいしいんですよ」
狼介 :「おいしいんですか....その店ってどこにあるんです
:か?(変わったパンかぁ、食べてみたいよな、一度は。)」
前野 :「え〜と、近鉄吹利駅は知ってるよね?」
狼介 :「ええ、大体は。」
前野 :「そこのすぐ近くの商店街の中にあるんだ。」
狼介 :「(うん、自転車で行ける範囲だな。)分かりました。今度
:行ってみます。」
前野 :「うん、商店街で聞けば、変わった店だからすぐに分ると
:思うよ(笑)」
緑 :「私……結構入り浸ってるんで、きっと会えますよ」
狼介 :「そうなんですか。」
前野 :「《前方で気を引いてもらえますか?サンプリングしてみ
:ます》」
緑 :「《了解》」
緑 :「あの、天方さん……ちょっと、いいですか?」
狼介 :「え?何でしょうか?(なんか嫌な予感が……)」
前野 :「(チーーーーーーーー#サンプリング中)」
緑 :「顔に……泥が……取りますね(狼介の顔にタオルを当て
:る)」
前野 :「#そうだな、目標値6強制力10」
ダイス:「前野が6面のダイスを2回振り、結果は(5+4)=9でした。」
ダイス:「前野が6面のダイスを2回振り、結果は(5+2)=7でした。」
ダイス:「前野が6面のダイスを2回振り、結果は(3+4)=7でした。」
ダイス:「前野が6面のダイスを2回振り、結果は(1+4)=5でした。」
狼介 :「は、はぁ。どうも……(なんか怪しいな。)」
前野 :「(終了)」
緑 :「(ふきふき)……とれました」
前野 :「おや、良ければタオルを変えてきましょうか?」
緑 :「あ、お願いします」
前野 :「(受け取って奥へ)」
狼介 :「あ、どうもすみませんでした。」
緑 :「いえいえ(前野さん……どうしたのかな)」
前野 :「ふむ‥‥緑さん、こないだ頼まれていたものです。(M
:Oを渡す)」
緑 :「えーと、何でしたっけ」
前野 :「《彼のデータです》」
緑 :「《彼?天方さんですか?》」
前野 :「《ええ》」
緑 :「《速いですね、もうMOに》」
前野 :「《書き込み速度は速いんですよ》」
緑 :「えっと、アクセスできるかなぁ(指先からレーザー)」
前野 :「どうです?(笑)」
指先でMOを読みとろうとする緑
再び居間
--------
偽剽夜 :「(くちづけをして)竜胆の唇もあまいな」
竜胆 :「……!」
偽剽夜 :「っで、なにかきくことはあるかい?」
竜胆 :「……(汗)」
竜胆 :「ずるいよ……」
偽剽夜 :「なにが?こんなことをする相手が、竜胆以外いると思っ
:てるのかい?」
竜胆 :「……だって……」
偽剽夜 :「だって、なんだい?」
偽剽夜 :「やきもちを焼く女の子はかわいいけど、強情すぎるとか
:わいくなくなるよ」
竜胆 :「……だって……」
偽剽夜 :「あきりんは、わがあまだなぁ。まぁ、そこがかわいいん
:だけどね」
竜胆 :(ドキ)
偽剽夜 :「(あきりんを抱えて)じゃぁ、あきりん邸に帰るか。」
竜胆 :「え……(汗)」
偽剽夜 :「あっ、さすがにこの格好じゃ、まずいな。」
竜胆 :「でももうお風呂入っちゃったし……(汗)」
偽剽夜 :「この格好でもかわいいけどね」
竜胆 :「……(///)」
偽剽夜 :「じゃあ、あきりんの部屋に移動するか(抱きかかえたま
:ま、歩いていく)」
竜胆 :「ぱ、パジャマより……この格好の方が……恥ずかしい…
:…(///)」
偽剽夜 :「(聞こえないふり)う……ん、なにかいったかな?」
竜胆 :「……もう……(///)」
偽剽夜 :「(あきりんの部屋に移動して、ベットにそっと寝かせる)」
竜胆 :「(どきどき)」
偽剽夜 :「ちゅ(おやすみのキス)」
竜胆 :「〜(///)」
偽剽夜 :「おやすみ、あきりん」
竜胆 :「更ちゃんは……どうするの……?」
偽剽夜 :「適当にソファーででも寝させてもらうよ」
竜胆 :「……いっしょに……(小声)」
偽剽夜 :「えっ?」
竜胆 :「……その……(ごにょごにょ)」
偽剽夜 :「(くすっと笑って、ベットに近づく)」
偽剽夜 :「(耳元で)いっしょに寝てもいいのかな?」
竜胆 :「……(///)……(こくん)」
偽剽夜 :「じゃ、失礼して(するっ)」
竜胆 :「(どきどき)」
偽剽夜 :「(髪をなでる)」
竜胆 :「……煖にも……したの……?(///)」
偽剽夜 :「なにをだい?」
竜胆 :「その……髪をなでたりとか……(///)ごにょごにょ」
偽剽夜 :「(くすっ)いや、寝てるところを連れてこられただけだ
:から、何もしてないよ」
竜胆 :「え……そうなの……?」
偽剽夜 :「あきりんたらっ、早とちりさんなんだから……(優しい目 :でみつめる)」
竜胆 :「ごめんね……(きゅっ)」
偽剽夜 :「(頭をなでながら)気にしなくていいよ。もう、おやす
:み」
竜胆 :「うん……」
竜胆の寝息を確認すると、剽夜も眠りにつく
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99/08/06 01:33:22
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