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Date: Thu, 5 Aug 1999 21:31:55 +0900
From: タイガ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 14686] [HA06P] 「プールのお話」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199908051231.VAA04709@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 14686
99年08月05日:21時31分53秒
Sub:[HA06P]「プールのお話」:
From:タイガ
ども、タイガです。
久々のEPです。
またしても時季をはずしていますが(^^;;。
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エピソード「プールのお話」
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登場人物
大河萌(おおかわ・もえ) :最近小学校に入学した猫娘
伊左見由摩(いさみ・ゆま) :光ファイバー娘
芦木真美(あしき・まみ) :二人の友達。優等生風
三人娘の苦手なもの
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ある晴れた昼下がり。
吹利学校初等部5年2組は体育の時間であった。
萌&由摩 :「はぁ……」
周りがきゃいきゃいと騒がしい中、ため息をついている少女が二人。
真美 :「二人ともどうかしたの?」
萌 :「お水に入るの嫌い……(;;)」
いかにも「私は困っています」という表情である。
……しかしそこまで嫌いか(^^;。
由摩 :「萌ちゃんも? 実は私もなんだ」
萌 :「そうなんだ(ほっとしてる)」
由摩 :「っても私の場合、すぐに風邪引いちゃうからなんだけど」
萌 :「…………(><)。じゃあ、今日は見学?」
由摩 :「うん」
萌 :「萌は見学じゃないよぅ……(しくしく)」
真美 :「私もかなづちだから、ネ、いっしょに練習しよ?」
なだめる真美。
萌 :「う〜……(不満げ)」
しかし、うなっても何の意味もないのであった。
プール
ーーーーーー
さて、順調に時は過ぎ、何の問題もなくプールの時間はやってきたのであっ
た。
最初の難関。それは……シャワーであった。
萌 :「……ひゃぅっ!(><)」
: おずおずと近寄り、声をあげて飛びのく。
:「……ひぅっ!!(><)」
真美 :「…………(^^;;」
シャワーがかかる度に声をあげて飛びのき、しばらくたってから又再挑戦し
て……、というのを繰り返しているのが、自分よりも小さな子供を見ているよ
うで、なんとなく微笑ましい。
ちなみに、由摩はすでに見学者用の通り道から反対側に回っている。
ようやくシャワーを通り抜けた二人に、準備体操という間を置いて次の難関
である、「水掛」が待っていた。
萌 :「えいっやぁっとぉっ(><)」
SE :ばしゃばしゃばしゃ
もっとも、ここは半ば自棄になっていたので、難関というほどのものではな
かったが(^^;
さて、最後の難関である。
ここをクリアできれば、まぁ、9割がた片付いたといっても過言ではあるま
い。
……そう。実際にプールに漬かり泳ぐのである。
萌 :「う〜……(ぞくっ!)」
: おずおずと足を水に漬け、身を震わせる。
:「やっぱり止めるぅ〜(;;)」
先生 :「はいはい、大河さん。大丈夫だから(^^;;」
思わず幼児化する萌と、つられて幼児を諭すような口調になってしまう先生
であった。
真美 :「萌ちゃん、水に入ればあったかいから(^^;」
先に水に入った真美が声をかける。
萌 :「ほんと?(うるうる)」
真美 :「ほんとほんと(^^;;」
萌 :「う〜(><)」
SE :とぷん
萌 : 何とか勇気を振り絞り、水に漬かる。
萌 :「…………(><) ……ほんとだ(・・)」
真美 :「ね?」
萌 :「うん(^^)」
時系列と舞台
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時期としては6月下旬から7月上旬くらいでしょうか。
解説
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ようは、萌が「初めてプールに入った日」です。
っても、実際には、猫が水に入るのをどれくらい嫌がるか知らないんですけ
ど(^^;。
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ってなところで。
追加修正等お願いしますm(_ _)m>球形弐型さん
あと、三人のクラスを勝手に「5年2組」ってことにしちゃってるけど、大丈夫
ですよね?(^^;。