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Date: Wed, 04 Aug 1999 22:31:36 +0900
From: "H.Yokono" <kara@grn.mmtr.or.jp>
Subject: [KATARIBE 14638] [HA06P] エピソード『試験勉強』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199908041331.AA00127@kara.grn.mmtr.or.jp>
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やっと、前期試験が終了した月夜龍神丸でし。
注:このエピソードにでてくる試験の話はほぼ実話です(爆)
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エピソード『試験勉強』
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登場人物
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津久見神羅(つくみ・から) :吹利大の情報工学科一年生
佐久間拓巳(さくま・たくみ):吹利大の情報工学科の学生
本編
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図書館には人が多くて嫌気がさした神羅はベーカリーに逃げ込んでいた。
アイスコーヒーを注文して空いていたテーブルにつく。
神羅 :「はぁぁ……」
溜息をつきながらも教科書とノートを開く。
神羅 :「分からん……」
シャーペンを持つ手はいっこうに動かずに何分か過ぎていた。
カランカラン、と来客を示すベルが鳴った。
佐久間 :「ふぅ、外は暑いなぁ」
店内を見渡すと、勉強をしている男が一人。後ろからそっと近寄って
テーブルを見ると見慣れた教科書があった。
佐久間 :(おや? この教科書は……)
後ろに人の気配がして神羅が振り向く。すると、そこに立っていた
佐久間と目があった。
何となく、二人とも会釈をする。
佐久間 :「もしかして君、吹利大の情報工学科?」
神羅 :「はぁ、そうですけど……あなたは?」
佐久間 :「僕は佐久間拓巳というんだ。君と同じ情報工学科の
:3年」
神羅 :「そうなんですか。あ、ワシは津久見神羅といいます」
佐久間 :「で、その教科書って事は○○先生?」
神羅 :「そうです。非常に訳が分かんなくて」
佐久間 :「あの先生の試験は簡単だから大丈夫だって」
神羅 :「簡単なんですか?」
佐久間 :「うん。だって、その先生の試験は毎年同じなんだよ。
:しかも、持ち込み可」
神羅 :「それは確かに。じゃあ先輩、過去問持ってますか?」
佐久間 :「うん。丁度、今日後輩から帰ってきたからね。
:君に貸してあげるよ」
神羅 :「ありがとうございます」
時系列と舞台
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前期試験中のベーカリーでの一場面です。
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BOBUさん、口調修正等お願いします。
しかし、他人を交えたEPを書いたのは久しぶりだったりする(^^;
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僕の魂は体を離れ : 月夜龍神丸 ICQ:36212112
そして、地球と一つになった : e-mail:kara@grn.mmtr.or.jp
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