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Date: Sat, 31 Jul 1999 21:53:02 +0900
From: Djinny <djinny@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 14562] [HA06L] チャットログ『解き放たれし時:序章』
To: 語り部ML <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <199907312153029N7zfG@geocities.co.jp>
X-Mail-Count: 14562
こんにちは、 Djinny こと 古旗 仁 です。
やっぱりこー、夏は夜ですな(謎)。
チャットログ『解き放たれし時:序章』
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HA06 の、7月31日午前0時頃から2時頃までのログです。
かなり編集してしまいました。(^^;
EP “『解き放たれし時』序章”のもとであります。
由摩 :「……私の呪縛は、何時解き放たれるのだろう…」
[Ball] =========================
[Ball] EP『解き放たれし時』序章
[Ball] =============================
しばしの間〜〜〜〜
[J_OldFlag] #始まりませんのぅ
[Ball] 始めてほしい?
[Toyolili] 始まるのを舞ってたのは秘密だ(爆)
[J_OldFlag] はじめて。
[J_OldFlag] できたら出演もしたいよ〜〜
[Ball] んーむ
[Ball] いやー、今話しの流れを考えてるの(笑)
[Ball] つーか、みんな忙しそうなんで、後回しでいいや(笑)
[kyokutai] #え〜
[kyokutai] #(笑)
[J_OldFlag] #ひどいやぼるさん
[Ball] #んー、じにーにゃも#natsuで忙しいでしょ?(爆)
[J_OldFlag] #だって〜〜
[J_OldFlag] #はりにゃとみるきいにゃの二人芝居だもぅん
[Ball] #大丈夫だよ、EPは逃げないから(笑)
[J_OldFlag] みゅー
[J_OldFlag] ・・・・・・いぢわる(涙)
[Ball] よしよし(なでなで)
[J_OldFlag] きゅ〜〜
さらに暫く経って
(球形さんはこの日も回線が不安定だったようで、この間に一回落ちてしまっ
て、 Ball から BallMk-2 にニックを変えています)
[BallMk-2] さて
[BallMk-2] やってみるか…
[Jin] おおー
[kyokutai] ぱちぱち〜
ということで、始まりました。
月の光の中にひとり
------------------
[BallMk-2] #場所は、住宅地近くの公園…
[BallMk-2] #時間は夜…
[BallMk-2] #空には月も出ている
[BallMk-2] #由摩は、月を見ながら呟いている
[BallMk-2] 由摩 :「……私の魂の安らぐ時は来るのだろうか…」
[BallMk-2] #目は虚ろです
[BallMk-2] #実は、この後の展開を考えてないの(笑)
奈津 :(バイト帰り)「はあ、晩くなっちゃった〜〜」
奈津 :「あれ……こんな時間に誰だろう……?」
[J_OldFlag] #何時ごろだろう?
[BallMk-2] #深夜だな
[J_OldFlag] #うい。
[BallMk-2] #と言うか、子供がこんな遅く公園に居るのは、不自然なくらい深夜だ
[J_OldFlag] #奈津のバイトも10時まであるのだ(それも建前上)
奈津 :(公園に自転車を引いて入る)「あ、由摩ちゃん、どうし
:たのこんな時間に」
由摩、ゆっくり奈津を見るが……反応は無い
奈津 :「……?」
そして、又月を眺めている…。
奈津、自転車のスタンドを立てて歩み寄る。
奈津 :「どうしたの由摩ちゃん、こんな時間にこんなところで」
由摩 :「月は…いつ見ても変わらないのに……」
奈津 :「ゆ、由摩ちゃん……どうしたの?」
由摩、もう一度奈津を見る…だが、目は虚ろ…
由摩 :「…どうして、人は運命に縛られ続けなければならないの
:でしょうか?」
奈津 :「え? な、なに……」
明らかに、何時もの口調とは違う…
由摩 :「…どうして?…」
奈津、由摩の肩を持ってゆさゆさとゆする
奈津 :「し、しっかりして、由摩ちゃんっ」
由摩の目から、涙がこぼれる…
奈津 :「あ……」(手を止める)
由摩 :「……」
奈津 :「……悲しいことが、あったの?」
由摩 :「……かなしいこと…多分、そうかもしれない…」
奈津 :「……由摩ちゃん」
奈津 :(やっぱり、ちょっと変だ……)「おうち、かえろ?
:ね?」
[J_OldFlag] #だいたい、もしかしたらこんないい月の晩は吸血鬼が徘徊し
ているのだよ、公園には
[J_OldFlag] #もとい、かもしれないのだよ
この発言がある意味で現実になろうとは……
(このログの最後部参照)
郁代の登場
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[kyokutai] #切らした煙草を買った帰りの郁代、公園に差しかかる……
[kyokutai] #ふと、月夜に2人の少女のシルエットが視界に入る……
郁代 :「こんな時間に……?」
奈津の声 :「泣きたかったら、泣いてもいいから、ね? かえろ?
:独りで歩いていたら、みんな心配するよ」(必死)
近づいていく郁代、だんだん2人の話し声が聞こえてくる
片方のせっぱ詰まった声に聞き覚えがある……
奈津 :(気配を感じて振り向く)「あ、……こ、こんばんわ」
郁代 :「奈津ちゃん……?」
郁代 :「どうしたの?こんな時間に……?」
心を解き放つもの
----------------
由摩 :「……あなたは、私の心を解き放つことが出来ますか?」
:>奈津
奈津 :(由摩に向き直る)「え? ときはなつって……」
郁代 :「?由摩……ちゃんだっけ?どうしたの?2人とも?」
奈津 :「あの、この子、こんな時間に月を見上げてて……」
郁代 :「一人で……?」
奈津 :「はい、他には誰も……わたしが見た時には」
郁代 :「月を……?}
と、月を見上げる郁代。由摩も月を見上げる
郁代 :「月……解き放つ……心を……」
つられて、奈津も(ちょっと辛そうに)見上げる
奈津 :(呟く)「そんなの……月に心をなんて……だめだよ」
[J_OldFlag] #自分のことを言っているらしい >奈津
由摩 :「……幾百、幾千の時が流れても…月だけは変わらないの
:ね…」
郁代 :「月……不変であり、変化でもある……満ち欠け……?」
[kyokutai] #つられてだんだんおかしくなりつつある郁代。感応能力が上が
ってきているようだ
[BallMk-2] #あはは
[J_OldFlag] #やべえ。一番ノーマルなのは奈津かッ
奈津 :「い、郁代さん……?」
郁代 :「……は、はい?」>奈津ちゃん
[BallMk-2] #うーん…由摩も一応ノーマルなんだけど…(汗)
[kyokutai] #正気に戻る郁代。
[BallMk-2] #良し良し
[kyokutai] #ふと、風下に立ち、煙草をくわえる。
奈津 :「ど、どうしたんですか、急に……」
SE:「ぼっ」
揺らめくライターの炎、浮かび上がる顔。
奈津 :「なんか、月に吸い込まれそうな雰囲気でしたよ……」
郁代 :「いや、ごめん。月を観てると確かに吸い込まれそうに
:なるんだ」
由摩 :「……」
郁代 :「いろんな想いが……ね」
煙を吐き出す郁代、そして由摩の方をみる
奈津 :「……わたしだって……そうですけど……」
郁代 :「で、由摩ちゃん。どうした?」
由摩 :「…人も、国も、文化も…移りゆくのに…私も変わること
:はないの…」
涙の意味は
----------
奈津 :(はっとして)「あ」
奈津、ましまじと由摩の顔を見る
[J_OldFlag] #泣いてる?
[BallMk-2] #泣いてる
郁代、不思議そうに由摩をみる。月の光に涙を流す由摩が浮かび上がって
いる。
遠くで、由摩を呼ぶ声がする。
光 :「おーい…由摩〜…」
奈津 :「あ、光さん」
郁代 :「(誰だ?)」
奈津 :「由摩ちゃんのお兄さんです」
郁代 :「ああ、そういや一回会ったことあったけ」
光 :「…おや?奈津さんじゃないですか…」
奈津 :「あ、光さん。由摩ちゃんが変なんですっ」
光 :「あ、由摩!ここに居たのか」
光 :「由摩が変?」
奈津 :「ええ。ほら……(と由摩を見る)」
光 :「由摩?……由摩っ!!……」
由摩 :「………」
奈津 :「由摩ちゃんっ!」
光 :「ほらっ、しっかりしろ!お兄ちゃんだぞ。」
由摩の瞳が、次第に精気を帯びてる…
由摩 :「………ほえ?」
郁代 :「(ほう……親族の呼びかけには応じるか……)」
奈津 :「よ、よかったぁっ」(思わず由摩を抱きしめる)
奈津 :「どうしたかと思っちゃったよ、由摩ちゃん」
「連想」
--------
郁代、月を見上げる。口にくわえた煙草の光がぽつんと赤く浮かんで
いる……
郁代 :「(月の……魔力か……?)」
郁代 :「ま、なんにせよ正気に戻って良かった。」
奈津 :(顔を上げて)「……はい」
光 :「由摩っ、大丈夫か?お兄ちゃんだぞ、分かるか?」
由摩 :「お…にい…ちゃん?…」
郁代 :「光君だっけ、由摩ちゃんたまにこうなるの?」
光 :「……うーむ…こんなことは初めてですよ…」
郁代、ふと何かに気づく。
郁代 :「(月……、不変……、流転……、光?)」
光 :「(まずいな……もしかして、『封印』が解け掛かって
:いるのかな…)」
郁代 :「ん、女の子の一人歩きする時間じゃないしな。」
郁代、ちら、と奈津をみる。
奈津 :「ええ……あ、わたし、バイトの帰りなんです」>郁代
郁代 :「ん。」
光 :「え?…ああ、ご迷惑おかけしました。」
奈津 :「え? 何か言いましたか?」>光
郁代 :「(光……か)」
光 :「いえ、別に何も…(汗)」
奈津 :「(郁代さん……何をかんがえてるんだろ)」
郁代 :「まあ、由摩ちゃん具合悪そうやし、連れて帰った方が
:ええで。」
光 :「…うーん…そうですね。」
郁代 :「(鍵……か?)」
「帰宅」
--------
由摩 :「…ねぇねぇ、お兄ちゃん、私なんでここにいるの?」
奈津 :「由摩ちゃん(……そうか、覚えてないんだ、
:なにも……)」
由摩 :「あ、奈津さん、こんにちはっ」
奈津 :「こんばんわ、だよ(にっこりして鼻をちょんとつつく)」
由摩 :「ふふふ…(にこっ)」
奈津 :「お兄さんに連れて帰ってもらってね。もう、ひとりで出
:歩いちゃ駄目だよ?」
由摩 :「ほえ?」
奈津 :「えーっとね(どう説明しよう……)」
光 :「ま、まぁ、今日の所は、由摩も無事見つかって良かった
:と言うことで…(苦笑)」
郁代 :「……ま、気いつけえや。何が起こるかわからへんし……」
:>光
光 :「んー…夢遊病の一種かな?……そうですね、とにかく
:今日は遅いですから、これで帰りますよ。」
奈津 :「はい。良かったぁ、お兄さんが来てくれて」
郁代 :「ま、奈津ちゃんはこっちで引き受けるから、
:……がんばりや」>光
奈津 :「じゃ、由摩ちゃん、またね」
光 :「はいよ。じゃあ、これで…」
由摩 :「ばいばーい☆」
郁代 :「由摩ちゃんお休みな(笑)」
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ひとまず続き
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[BallMk-3] さて…由摩の今回の行動とは?
[BallMk-3] そして
[BallMk-3] 解き放つ時とは?
[BallMk-3] 次回『解き放たれし時』第一章へ…
[J_OldFlag] ぱちぱちぱちぱち
[kyokutai] ひゅーひゅーっ!
[BallMk-3] これで、とりあえず前フリだけは出来たな
余談にならなかった余談
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[J_OldFlag] この後、同じ公園で佐久間くんと佳奈が逢ってたりしてな
[BOBU] 細かった月も、いつの間にか丸くなってるしな〜(汗)
[J_OldFlag] うみ
[BOBU] そろそろ覚悟を決めよう…
[J_OldFlag] うう、ぼぶしゃんこわい
[BOBU] こわくないですよう(汗)
[J_OldFlag] いつ、EP化用の話をしますか……?
[BOBU] いつでもいいですー(どきどき)
[BallMk-3] くくく…
[J_OldFlag] いま(ばきゅーん)
[Toyolili] 鬼だ(爆)
[BOBU] しましょうか(笑)
[J_OldFlag] うし
この後、 EP 「命の光」の続きが始まってしまいました。
ぼぶさんごめんね、無理矢理つき合わせて(苦笑)。
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Djinny(ランプの魔物)
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