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Date: Mon, 19 Jul 1999 04:46:35 +0900
From: KATARIBE Designer FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 14370] [KA] 自覚していない能力
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199907181946.EAA00306@ftp.dns.ne.jp>
X-Mail-Count: 14370
自覚していない能力
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[Ryujin] 受動的な能力(制御できない予知能力など)はどう表現すれば良いん
だろう？
[sf] プレイヤーには制御できる場合にしか処理できないというのはありますの。
[Ryujin] うみゅ
[sf] 語り部の判定系はプレイヤーが結果としてどのようなことがしたいかを
押しつけるための仕掛けでありますからなあ。
[Ryujin] ふ〜む
[sf] 自動的になにかが発生するとか、意図せぬなにかとかはマスター側のイ
ベントに委任されてる……。
[Ryujin] 受動的に「見せる」ってのはEPで書けるか……
[sf] PC自身の意図で機能する能力ではない場合にも、プレイヤーが意図して
結果を作らないと働かないのであった。
[Ryujin] つまりは受動的といっても何らかの意志が加わってるって訳ですか
[sf] システムが自動的になにかを一定の確率で発生させるようにはなってい
ないからね。
[Ryujin] むぅ……
[sf] A.ゲームシステムが一定の機会で判定を強要する
[sf] B.プレイヤーの意図によって発動するかチェックする
[sf] C.GMの意図によって発動するかチェックする
[sf] となるんだけど、純粋にAなシステムってのは、TRPGではなにかあるのか
な。事実上、ルール的に一定の確率で発動する場合にも、発動チェックはGM管
理にまかされている気がする。
[Ryujin] GURPSはc方式ですしねぇ。やはり、GM=神という公式が(^^;
[sf] Bであれば、単なる技能の発動条件としてPCは意図していないというもの
がつくだけ。
[sf] んーと、時間管理が厳密で、かつ忘れることがないリアルタイムシステム
で無い場合には、発動確率での記述では、機能させるのはマスターの運用でし
か定まんないのね。戦闘時にラウンドごとに一定の確率で発動して朦朧状態、
とかなら公正に処理できるけどさ。繁雑だしね。
[sf] でまあ、Bなら語り部ではふつーの処理になりますね。
[sf] Cは、ゲームマスター側のイベント管理ということになって、これについ
てはルール的な指針は明確になってないわな。マスターが必要な時に「予知が
襲いかかる」攻撃を行ない、プレイヤーが無効化をするか判断する、あたりが
語り部の運用的にはスマートかな。
[Ryujin] ふむ
[sf] んで、そういった攻撃を行なうかは特徴を眺めてのマスターの私的判断に
よると(このあたりがルール的に曖昧)。まあそんな感じですね。
[Ryujin] ふみふみ。
[Ryujin] 特徴に「制御できない予知」ってのを書いて
[Ryujin] 技能に「予知」を書いて
[Ryujin] みるのもいいかもしんない。GMがその特徴を見て判定を迫ったとき
に、どこまで具体的に見るかってのを強制力にして判定しても面白いのでは。
[sf] うい。そーゆー感じです。
[sf] 技能:念動力と特徴:超能力を自覚していない みたいな〜
[Ryujin] にゃるほそ
[sf] 久遠寺洋生くんですな。
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