[KATARIBE 14250] Re: [HA06L] チャットログ『津村ふたり』

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Date: Tue, 13 Jul 1999 04:43:34 +0900
From: KATARIBE Designer  FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 14250] Re: [HA06L]  チャットログ『津村ふたり』
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チャットログ『津村ふたり』
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 直接の続編的に昼間動いた話。

難しい漢字
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 よくわからん始まりかたではある。

[fukanju] 矢
[Djinny] 弓
[fukanju] 庸
[hari] 租
[Djinny] 調
[fukanju] 律

 奈津     :「難しい言葉はわかんないですぅ」

[hari] 戒
[fukanju] 絢
[Djinny] 悌

 前野     :「まぁ、これくらいにして」
 奈津     :「ううっ、前野さんのイジワル」
 前野     :「なぜだね(^^;;」
 奈津     :「むずかしい漢字ばっかでよくわかんなかったですぅ」
 前野     :「あはは(苦笑)」
 美樹     :「ふむ。漢和辞典を引いて見るというのはいかがでしょ
        :う(ぽん)」>手渡す
 奈津     :「あ、あのぅ……(視線が時点と美樹さんをいったりきた
        :り……)ありがとうございます」
 前野     :「こういう人だから(笑)」
 奈津     :「……(勉強苦手なんてす、と目で訴えようとしているら
        :しい)」
 美樹     :「面白いですよ(にこにこ)」>漢和辞典
 前野     :「まぁ、良いじゃないですか(苦笑)」

[hari] >漢和辞典を受け取ってあげよう

 奈津     :「(……なんとなく、ぺこぺこしてみている)」>二人に
 前野     :「ぺこぺこされても困るんだが(^^;;」
 美樹     :(にこにこ)<なんとなく温かく見守ってみている


妹はあずかっている
------------------
 奈津     :「あ、そうだ、前野さん、妹がお世話になりまして、あり
        :がとうございました。
        : 迎えに来たんですけど……まだ、寝てますか?」
        :<なんか、勘違いがあるらしい
 前野     :「あ?」
 奈津     :「あのぅ、朝、誰かから電話が掛かってきて、『いもうと
        :は預かっている、日が暮れたら受け取りに来い』って……」

 なんとなく、このセリフになってしまったあたりも、ああなる原因だったと
いう気もしなくはない。

 前野     :「其処で、何で私が浮かぶんですか……(汗)」
 奈津     :「それだけ言って切れてしまったので、佳奈のこと御存知
        :なの、前野さんくらいしか思い浮かばなくって」
 前野     :「う〜む、そんな電話の仕方を…………あ…」
 奈津     :「え? え?」
 美樹     :「…………なるほど。無道さんのお宅でお休みになってい
        :らっしゃるのですね」
 前野     :「いや、うちには居ないが……大体、予想がついた」
 奈津     :「ええっ!? ど、どこですかっ!? あの子、お日様に当っ
        :たりすると、大変なことに……」
 美樹     :「皮膚が弱いんですか?」<知らない
 前野     :「多分、大丈夫でしょう……当人も日光が苦手だし……」
 奈津     :「……はい、そうなんです……」 >美樹さん
 奈津     :「それなら、安心ですけど……日光の苦手な人なんて、い
        :るんですか?」
 前野     :「ネクロマンシー」
 奈津     :「にゅーろまんさー?」
 前野     :「そっちの方がよほどカルトだ(^^;;」
 奈津     :「てへっ」

 前野     :「ただし、予想があたっていれば……(暗い顔)」
 奈津     :「……そ、それより、そのひとの所、教えてくださいっ。
        :もったいぶらないで……」
 前野     :「……おそらくは、鏡介君の所だ」

 なんというか、この『予想』が提示された時点で話が破滅に向けて転がるこ
とが定義づけられた感はあるよね。結果として『結果を規定する発言』となっ
ているんだと思う。

 gallowsさんがJOINした。

[gallows] どうもー、こんにちはー
[Djinny] ないすたいみんぐ
[gallows] ??

 前野     :「それに、鏡介君の事だからな……」
 奈津     :「ああ、そうなんですか〜〜(聞いてない)
        : 里見さんの所なら、安心ですぅ」

[Djinny] # ……ということじゃよ
[gallows] #…もしかしてまずいタイミングすか?

 前野     :「本当にそう思うかい?」
 奈津     :「ええ、……(ちと不安) 鏡介さん、何かいけないことで
        :もあるんですか?」
 前野     :「う〜ん……(言っても信じないだろうな)」

 #鏡介    :「ぐうぐう……」

 前野     :「まぁ……行って直接見るのも良いかもしれない……」
 奈津     :(とっても不安)
        :「ま、前野さん、はっきり教えて下さい(半べそ)」
 前野     :「鏡介君がね……千影さんにひかれてる理由、わかるかい?」
 奈津     :「ええっ? (暫し沈黙) ……そ、それは、千影さんかっ
        :こいいし、優しいし……」
 前野     :「それだけだと思う?」
 奈津     :「ほ、ほかに、どんな?」
 前野     :「これ以上は、言えない……」
 前野     :「不安にさせるような事ばかり言って、ごめん……妹さん
        :は無事だよ。早く迎えに行ってあげな」
 奈津     :(前野くんの襟元に縋り付くようにして)
        :「はっきり教えて下さいっ! 前野さんっ!!」
 前野     :「自分で見てきなさい!(ぐっと肩を掴んで離す)
        : 私の杞憂かもしれないからね……」
 奈津     :「……っ(こくり) はいっ、前野さん」


目撃者はみた
------------
[hari] で、目撃するのは
[hari] 抱き合って眠る二人
[hari] 不憫だ(泣)

 一度回線が落ちたgallowsさんがJOINした。

[Djinny] ないすたいみんぐ
[fukanju] ぐは(^^;
[hari] あまりにも不憫だよう。おうおう
[Djinny] むむぅ。
[gallows] まあどうせ鍵などかかってないので好きにして下さい(爆)<やけくそ
[Djinny] # ダレカにどっちかをやらせよう、うん >奈津か佳奈
[Djinny] # どっちかやりたいひと〜〜〜
[hari] 寝てるだけでしょ。鏡介君も佳奈ちゃんも、すやすやと
[Djinny] そーかもにゃー。

 #鏡介    :「……zzz」

[Djinny] でもいっぱつ、おっきして決定的な台詞をば……くくく
[hari] 起き出すまで、奈津ちゃんが部屋にいれるのだろうか

 奈津     :(ごくり)「こんにちはー……」

[hari] し〜〜〜ん
[hari] 奥の方に人の気配がある
[hari] 生活感の薄い室内

 奈津     :(そーっと)「入りますけど……」

[hari] 目に入るのは
[hari] 床に敷かれた布団

 鏡介     :「…zzz」
 奈津     :「……こないだと違って、結構片付いてて……」

[hari] 二人の人間の姿
[hari] 寄り添うように、庇い合うように

 奈津     :「……っ!!(口に手を当てて悲鳴を堪える)」

[Djinny] # 死体でも見たようだ
[hari] 妹の腕に抱かれて
[hari] 寝息を立てる、愛しい人の姿

 奈津     :(二、三歩あとずさって)
        :「こ、こんにちは〜〜(不自然に大きな声)」

[hari] 信じられなかった

 鏡介     :「(もそ) ……誰だい?」
 奈津     :「津村ですぅ。い、いもうとがお世話になっちゃって……」

[hari] 何を場違いな事を言っているのだろう
[Djinny] 目に涙、やまほととぎす、はつがつを

 鏡介     :「……ああ…佳奈(揺する)」

[gallows] #流石に気まずいらしく、焦ってる

 気まずいのすら表情にでない、行動にはましてや出ない。という感じかなぁ。
この後からは。
 ここから下のあたりでの対処が、いろいろな意味でまずかったのだろうとい
う気はする。より正確には『対処(フォロー)の皆無』が、かな。


 佳奈     :(薄らと目を開けて)
        :「ん……おはようございます、王子様」
        :<まだ、冗談が言えるらしい

[hari] ちがう、こんな事が言いたいんじゃない
[hari] こんなはずじゃない
[hari] 其処は、私の居場所……私が居たかった場所……
[hari] 何故、いとも容易く、その場所に居る事が出来るの……
[hari] 私は、あんなに辛かったのに……

 奈津     :(声が震えてる)
        :「……佳奈、迎えにきたわよ。さとみさんに迷惑お掛けし
        :て、駄目じゃないの」
 鏡介     :「あ、ああ別に気にしないで良いよ(頭掻きむしってる)」

 奈津(半べそ) :「いいえ、妹がお世話になってしまって、すみませんでした」

 鏡介     :「………(ぼーっと、二人の顔を見ている)」 
 奈津     :「ほら、カナ、お礼言わなくちゃ駄目じゃない」
 佳奈     :「……ナツ……いい血の人、見付けたわね(薄笑い)」

 血の評価が、あとのセリフと違うのだけど、そのあたりがどういう心境なの
か理由づけしないといかんかな。

[hari] 佳奈:「ありがと、王子様…(チュッ)」
[hari] 妹が、笑みを浮かべる、を挿入

 鏡介     :「………またね、佳奈」 
 佳奈     :「ええ、王子様……(呟く) また、逢えればね」

[hari] #両方活用

 奈津     :「ありがとうございました、本当に」 >鏡介
 鏡介     :「……(壁にもたれかかってぼーっと出ていく二人の背中
        :を見てる)」
 SE      : バタン

[Djinny] # 認めたくないものだな、若さゆえの過ちと言うものは
[fukanju] #若さ故なのだろーか(^^;
[Djinny] # さあ? 私には何とも。どうなんでしょうね、解説のハリ=ハラさん
[hari] 不甲斐ないだけ
[fukanju] #どっちかとゆーと鏡介君故なよーな(笑)
[Djinny] # おおー、厳しい答えが返ってきたようです。鏡介君に親しいGさ
ん、どうでしょうか
[gallows] # あー、いい加減に生きているとこういうことも時には……ぐへー

 鏡介     :「……寝直そう(ぐてん)」
 奈津     :(精一杯の皮肉のつもり)
        :「……良かったね、カナ……」

 佳奈     :「あんまり、美味しくなかったわ、あの人」
 奈津     :「〜〜〜〜〜っ」(手を上げかけて、止める)
 佳奈     :「奈津が好きになる人だもの、どんなに素敵かと思ったら、
        :大した事ないじゃない。どこにでもいるわよ、あんな人」

[fukanju] #風見アパートの廊下でやってるのか(^^;
[Djinny] #多分(^^;
[gallows] #帰り道じゃないんすかね、さっき前野さんが居たあたり
[Djinny] #どっちでもいーや
[hari] 可哀相に
[gallows] #風見アパートじゃ他の住人につつぬけ……(吐血)
[fukanju] んむ(^^;

 というわけで、ほかの住人と上手く絡めて行くと、その人自身の変化にも繋
がったりしないかなぁ、などと考えなくもない。

 奈津     :「……」
 佳奈     :「いつまでも、そうやって優柔不断のままでいれば? ど
        :んどん奪っちゃうから。男の人なんて」
 奈津     :「……ばか!」
 SE      : ぱーん

[Djinny] とててててててて………………・

 佳奈     :(がちゃっとドアを開けて鏡介君の部屋に入ってくる)
        :「王子様、まだ起きてる?」
 鏡介     :「……起きてるよ(煙草吸ってる)」
 佳奈     :「お尻、拭いてもらっていいかしら(くすくす)」
 鏡介     :「……骨海に埋葬さる不死束縛者(憮然)」
 佳奈     :「……あの子のこと、本気で好きじゃないんでしょ(苦笑)」
 鏡介     :「……別に」
 佳奈     :「だったら、あれでよかったでしょう?」
 鏡介     :「(立ち上がる) あんた、どういうつもりだ……」
 佳奈     :「知らない方がいい事もある、なんて、嘘」
 佳奈     :「いつか、知らなくっちゃいけないの、自分の心も、ひと
        :の心も」
 鏡介     :「奈津のことを思って……ってわけか……」
 佳奈     :「さあ? 私は自分の心に正直なだけかも知れませんわ、
        :王子様」


好意の卵
--------
 鏡介     :「……どういうことだ?」
 佳奈     :(わかんないのか、といいたげに)
        :「さあ、どういうことかしら」

[Djinny] ……鏡介が追い掛けると、青春物だのぉ
[fukanju] あははははははは(^^;


[Djinny] さて、ここから後は、鏡介君次第

 鏡介     :(近づいて来る)
        :「……決めた、一緒に住もう。とても不味いけどね」
 佳奈     :「私と? あなたが? ……冗談でしょう」

 この発言が無責任というか良くわからん。繋がりがないというか突発的とい
うか……。(;^^)

 K’さんがJOIN。

[Djinny] 修羅場でござる
[K_DASH] にょ☆ しらないあいだに分身したんだ?(笑) > 奈津&佳奈
[Djinny] うん

 鏡介     :「いや、別になんでもいいんだけどね。君のことをもう少
        :し知りたい。今は判断材料がなさ過ぎるよ」

[K_DASH] ログみるる

 佳奈     :「ふふ……それも、好意の証、なのかしら? 王子様」

[fukanju] #…………まさか、再合体して、佳奈津になるとか(爆)
[K_DASH] #うちは合体するよ(笑) > 千影&つかさ < 融合かな?(笑)
[Djinny] うーむ。こいつらは、多分ふつーのふたご。ただ、能力が半分ずつ
出ているのでしょう
[K_DASH] うちはそれぞれの自分の半身にょー

 鏡介     :「好意の卵……かな(笑)」
 佳奈     :(ちょっと驚いたように)
        :「本気に……しちゃいますよ?」

 好意の卵ってのは、好意の証に引っかけていたのかな。ふーむ。

 鏡介     :(焦点あわないまま)「いいよ」
 佳奈     :「じゃ」
 佳奈     :(ちと凄みのありそうな微笑だと思い給え)
        :「奈津のこと……責任とって下さいな。
        : それがすんだら、私をまたここに連れてきて下さいな」
 鏡介     :「……わかった」

 ふーむ、どういう責任をどのように取るというのだろうか。
 ……というあたり、謎は深まるばかりでありますかな。

[Djinny] # 勝手な奴だにや、この女。腹が立ってきたにゃり
[K_DASH] #ぉぃ(笑)
[gallows] # なんとか終了かなー? めでたしめでたし
[sf] # めでたいのか?(;^^)
[Djinny] # この続きはまた今度〜〜
[fukanju] #責任をとるという事で(汗)>めでたい
[Djinny] # 泥沼大好きさっ
[gallows] 修羅場苦手なのに……安穏とのんべんだらりと生きていきたかった
のに(TT)
[Djinny] #これで、本当にこの娘の消去が楽しくなってきたなっと

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