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Date: Sun, 11 Jul 1999 23:16:56 +0900
From: "gallows" <gallows@terra.dti.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 14186] Re: [WP01P] 『仲間?』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199907111413.XAA16579@smtp.dti.ne.jp>
X-Mail-Count: 14186
ども、gallowsです
続き行きまーす
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> あまり言いたくなかったけど。どうせ判ることだ。
>
> 荘司 :「伊野部荘司。……多分1年」
> 珠希 :「なによ、多分って」
> 荘司 :「言っても信じてもらえないだろうけどさ。2学期が終
> :わったときまでは2年生だったんだ」
>
>>>珠希
荘司 :「言っても信じてもらえないだろうけどさ。2学期が終
:わったときまでは2年生だったんだ」
荘司と名乗ったこの男子の意外な言葉に私は目を丸くした。
珠希 :「あなたも、なの?」
私の知る限りでは1999年を繰り返しているのは私と、親友の有希ちゃんだけ
だ。でも原因もなにも皆目見当がつかなかったし、当面何か出来るようなこと
があるわけでもないので、とりあえずは気にしないでこの二週間混乱しつつも
やってきた。そして彼は自分もそうだという。この人が直接事態の解決に結び
つくとも思えないが、同じ状況の「仲間」は一人でも増やしておきたかった。
それが自分の方が異常ではないことの唯一の証拠になり得る。
珠希 :「伊野部君って言ったわね、今日放課後ヒマ?」
私はとりあえず「仲間」達と一緒にお茶でも飲みながら状況を整理する算段
を進めていた…
解説
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伊野部荘司と桜居珠希の出会いのエピソード。荘司は仲間の存在を知り、珠希
は自分の巻き込まれている状況が単なる妄想ではないと確信していく。
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んー、ここで終わりで良いのかな?
加筆ありましたらヨロシクお願いしまーす。
このあと珠希は大学部にいる朝霞有希サンも誘って喫茶店でお話ししようと思っ
てますが、描写の必要も無さそうな気もしますね。