[KATARIBE 14067] [HA06L] チャットログ『夕暮れの彼女』

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Date: Tue, 06 Jul 1999 18:32:48 +0900
From: KATARIBE Designer  FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 14067] [HA06L] チャットログ『夕暮れの彼女』
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チャットログ『夕暮れの彼女』
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 鏡介     :「……(ぼー) ……ああ、こんにちは」
 ?      :「なにをボーッとしてらっしゃるんです? こんないい日和に」
 鏡介     :「…うん、天気がいいしね。外は暑いし」

[gallows] #場所は、ベーカリーかな
[Djinny] #ふいふい

 ?      :「暑いんですか、外」

[Djinny] #ちなみに店員ではありません

 ?      :「だったら、夜になるまでお家にいればいいのに」
 鏡介     :「……暑いし、太陽が苦手なんだ。」
 ?      :「暑いのか……そうか、暑いんですね、外」
 鏡介     :「予備校から此処が近いからね、家まで帰るのも暑いし
         「(ぐてん)」

[gallows] #くはー、限りなく会話が進まない、アクティブなキャラ何方か来
て下さいm(__)m
[Djinny] ……だれもおらんのでわ。
[Ten-Rou] 行きたいけど明日7時起きなのでもう寝たい...(^^;)
[gallows] #マイアちゃんとか(w
[sf] # いったことねーんだよな。まだ。(;^^)
[gallows] #では、ベーカリーでなく普通のファーストフードって事にしま
しょう
[Djinny] #ほいほい
[sf] # 重大な問題としては、プレイヤーがファーストフードを使わないから、
なにがあるのかわからないという(滅)
[gallows] #ファーストフード、まあ普通にマクドとかでハンバーガーとかで
いいのであ?
[Djinny] #いや、御大はあまりそこらをつかわないのであろう
[sf] # そゆことなのです(;^^)
[Djinny] # 大抵、2階建てで、上は一見カフェテリア風になっています。


 鏡介     :「外は暑いけど此処は冷房が効いていて、まるで夏を感じない」
 鏡介     :「ところで、先程から僕と話している君は誰だい?」
 ?      :「冷え過ぎて寒いくらいですよ。……わたし?」
 奈津     :「津村奈津って言います。……あなたは?」

[Djinny] #結局娘にしてしもうた。しかも使い回しだ……(滅)

 なにがどう使いまわしなのであろうか……。

 鏡介     :「僕は里見鏡介……美術系の予備校に通っている、君は?」
 奈津     :「あ、えーと……こ、高校生です」

[Djinny] #制服は、着てます

 鏡介     :「制服か……懐かしいね。ずっとこの吹利の街に?」
 奈津     :「え、……えーと、ここじゃないんですぅ。」

[sf] # まあ入ってみるか〜。とも思ったけど、なんか口説いてるみたいなの
で取り合えず出番を遅らせよう(おい)
[gallows] #口説いてたのか…まあそれでもいいか(爆)
[sf] # ナンパしてるようにしかみえん
[Djinny] #ありゃー? 彼女いるのに?
[gallows] #じゃ、そのつもりで行きましょ<ナンパ
[Djinny] ありゃりゃ。
[sf] # 千影ちゃんはどーした〜。
[Djinny] #前野君が羨ましかったんだね、鏡介くんは
[gallows] #くはあ<前野さん羨ましかった

 奈津     :「で、電車で通ってて……えとその(フェイドアウト)」
 鏡介     :「いいよ、無理に話さなくても。これあげるよ、余ったか
        :ら(ポテト渡す)」
 奈津     :「あ、え、えと、その……いいんですか?」

[gallows] #うーむ、まあ彼女にしようと言うよりは友達が欲しいッテ事で……

 奈津     :(俯いて赤くなって)「あ、ありがとうございますぅ」

[Djinny] #べただ。こういうのは楽ちんさっ♪

 鏡介     :「……新鮮な反応だ(なにがだ) 学校帰りみたいだけど、
        :暇かい?」
 奈津     :「え? 学校……(時計を見る) い、いけない、もういか
        :なくっちゃ。」

[Djinny] #ちなみに午後と言う事にしてちょ
[gallows] #まあ学校帰りは大概午後でショー(笑)

 奈津     :「あ、ありがとうございましたっ……あ゛(がたっ)」
 鏡介     :「行く? 部活かなにかか」
 奈津     :「ええとそのぉ、そ、そうです、部活です」
 鏡介     :「(倒れようとしたのをぱっと支える)」
 奈津     :「あ、あああありがとうございます……(フェイドアウト)」

[Djinny] #実は夜間高校に通っていたり(tt)
[gallows] #なる<夜間

 鏡介     :「…気を付けてね」
 奈津     :「は、はいですぅ」

[Djinny] #眼鏡でもかけさせまする

 鏡介     :「それじゃ(別れ際に自作の名刺っぽいモノ渡そう)」
 奈津     :「……?」
 奈津     :「なんですか、これ……えーと」

[Djinny] #なんて書いてあるの?
[gallows] #まあ普通に携帯の番号と名前くらいっすね

 鏡介     :「……今時珍しいくらいの子だ(笑) 日頃暇を持て余して
        :居るってことかな」
 奈津     :「ええっと(ごぞごそ)」
 奈津     :「は、はいっ! これ、私の住所と電話番号ですっ!」
 鏡介     :「あ、ああ、ありがとう。それじゃあまた」
 鏡介     :「いってらっしゃい」
 奈津     :「ポテト、おいしかったですぅ! ありがとうございまし
        :たぁ!!」
 鏡介     :「……(ぼーっと走っていく背中見てる)」
 奈津     :「(たたた……ででーん。 向こうの方で) ああっ、ご、
        :ごめんなさい! 痛かったですか?」

[Djinny] #というわけで、でていったらしい。
[gallows] #と、こんな感じかな
[Djinny] なるなる。べたなきゃらは楽でいい〜〜。なんも考えずに行動できる
[gallows] 珍しく日常っぽい感じになったなあ
[Djinny] ほえー。なんか、結構これに類似の話はあったような。
[sf] よっ、ナンパ男
[gallows] げふー
[Djinny] ふふふ。まぁ、相手は所詮単発キャラですし。
[gallows] まあでもこれで友達になるのと、そこから恋人とかに発展して行く
までがヒジョーに厚い壁なのですね(笑)
[Djinny] ベルリンの壁ですのぉ(古い)

方向性の分析
------------
[Djinny] こういう場合はやはり女の子の独り合点か片思いが定番……
[gallows] まあ単発キャラに終わらせなくとも、ベタで動かし安かったらサブ
キャラとして展開するのもアリですよね
[Djinny] ふむふむ。ちなみに、どうして夜間高校だったのだろう。うーむ。日
中うろうろしていないらしいし。謎だ(w
[gallows] ホントに謎だ……「夕暮れの彼女」と命名しよう。
[Djinny] げぅ。「アフター5の娘」太陽光にとっても弱くて、日中はアーケー
ド街にあるそのファーストフードショップにしかいない、とか。
[gallows] ……幽霊なんじゃ
[Djinny] ……頼んでる品物はトマトジュースだけ、とか(ぎゃーべたべた)
[gallows] 「雨の中の勇那」「鮮血の君」「シンデレラ」に続く第四のキャラ
か……
[Djinny] ぐむー。
[sf] シンデレラって誰や〜
[gallows] カナエちゃんすー<増えてる……
[sf] ごふっ
[Djinny] ふむふむ
[gallows] 鏡介くんにとっての自己主張を与えてくれた人達なわけですね
[Djinny] ほほぉ。
[gallows] 好きな人というわけではないのだ(弁護)


[Djinny] 勇那は相棒なの?
[gallows] うーん、相棒であり、妹であり、母親でもある感じですね、いまや
[Djinny] #多情なのか鏡介くんも……
[Djinny] ほほー。彼女以外にもそーゆー存在がいるとわ。なかなか
[gallows] #というよりは好きでなくても付き合えてしまったり、友達感覚で
あったりとかまあ…まずいどんどん墓穴掘ってしまいそうだ…
[Djinny] #目指せ前野君、なのかもねん
[gallows] #前野さんとは根底から違うと思いますよー。真面目で優しい故に
誤解を受けてるわけだから
[Djinny] #鏡介くんは優しくないんだ
[gallows] #トカ言われると分身なんで微妙なところなんですけど、まあ前野
さん的優しさではないと思う
[Djinny] #ふむふむ(w まさしく微妙なラインですな
[Djinny] #ふたりとも優しいよ? gallowsさんもhariさんも(爆)
[gallows] #親身になると言うよりは知識で優しくしてしまうんですよね。多分。
[Djinny] ほへー。
[gallows] ま、こればっかりは本人にはわかりません(^^;
[Djinny] くすくす。まぁ、今回のキャラはHA06の趣旨にいまいち合ってないの
で、使うかどうかはちと……わかんない。(使いやすい事この上ないけど) 
[sf] # 使いやすいキャラクターを使うのも手だての一つではあるのであります
[Djinny] # お許しが出るなら&誰かと被らなければ使いたいな。


落とし物
--------
 鏡介     :「(思考停止)」
 店員     :「お、お客さん!?」

[gallows] とまあ、わからないことがあると割にあっさりと簡単な解答に落ち
着いてしまうのが問題なり<分身

 店員     :「お客さん確りしてください、おきゃくさんっ」

[Djinny] ふむ。

 鏡介     :「………(ぼー) ん? 少し考え事をしていただけだよ」
        :>店員さん
 店員     :「ふう。びびらせないでください。……あれ、落とし物で
        :すよ」
 鏡介     :「……?」
 店員     :「……違うかな。高校の生徒手帳だ」

 店員     :「(生徒手帳を見せる)……お客さんのですか?」
 鏡介     :「……(さっきの娘、ナツだったか) ああ、さっき会って
        :た友達のだ」
 店員     :「つむら・なつ って書いてありますね、名前」
 鏡介     :「(やはりそうか……) 届けておくよ。」
 店員     :「じゃ、お願いします」

[Djinny] #わたしの欠点もう一つ暴露。キャラ一人に視点が絞れない!!
[gallows] #(笑) まあ多角的にモノが見れるって事で……
[Djinny] #あかんな、こりゃ。
[sf] # ハリ=ハラさんはPC五人ほど出すことある出な(あはは)
[Djinny] # 同類かも(w
[sf] # ま、GM的ですね


[gallows] ファーストフードを出て、日のすっかり暮れた通りを歩き家路につ
く鏡介
[Djinny] かっこいいー
[gallows] #いや、普通にとてとて帰っただけです(笑)
[Djinny] #ちぇ〜〜

 鏡介     :「…そろそろいいかな(電話をかける)」
 奈津     :「……もしもし?」

[sf] # 偽鏡介:「手帳はあずかった、返して欲しくくば(それではただの変人
にして悪人だって)」

 奈津     :「授業中に電話かけちゃ駄目だって言ったでしょ、カナ」
 鏡介     :「……さっきマクドであった里見だよ手帳を預かってる、」
 奈津     :「そんな声色つかったって……」
 鏡介     :「……わからないかな」
 奈津     :「ええっ!(汗) す、すみませぇ〜〜んっ!」
 奈津     :「あ、あのでも、今ちょっとその…部活で…」
 鏡介     :「部活なんだね……それじゃかけ直すよ」

[sf] # これでカナエのトリックによる恩返しがわりだったりすると、わりと
事件だなーなどと思ったりした(あはは)
[gallows] #くはー

 奈津     :「あ、明日、またあの時間にあのお店に来てください。い
        :ますから、あたしっ」

[Djinny] ぴー。

 鏡介     :「わかった、それじゃあね(プチ、ツーツー)」

[Djinny] #授業だと思わず言ってしまってもええのでわ。
[gallows] #まあ相手が隠そうと思っているのなら敢えて気付こうとも思わな
いのです(笑)
[sf] # どんかん:1 をあげよう
[Djinny] # いいひと+3 をあげよう(何のゲームの技能だ)
[gallows] #くはー<鈍感 むうしかし確かに思い当たる節はあるかもしれな
い(たまに妙に鋭いこともあるけど)

 奈津     :「(しゅん) ……ばれちゃった、かな……」

[gallows] 翌日の昼、昨日と同じ席で鏡介は昨日と全く同じセットを食べてい
た。待ち人はいまだ来ない。

 鏡介     :「……早く来すぎたかな」
 店員     :「御待たせしました。ビッグヤックのセットです」

[Djinny] #……ってもう食ってたか
[sf] # なぜヤック(;^^) 上手く消化された設定以外はわれわれの日本に合わ
せたほうが良いよん
[Djinny] #東鳩に出てきたファーストフードなのです(w >やっく

 鏡介     :「(一定量食べて、追い出されないように残している)……」
 奈津     :「(どたどた)さ、さとみさんっ、お、遅くなりましたぁっ」
 鏡介     :「(転びそうだ……) ああ、こんにちわ。時間とか決めて
        :なかったからね」
 奈津     :「いっ、いえっ、わたし、待ってるって言ったのに、先に
        :さとみさんがきてて、あの、その……ごめんなさいっ」
 奈津     :「あ、生徒手帳、ありがとうございましたぁっ。わたし、
        :ぜんぜんきづかなくて、学校で、携帯がなったから妹だと
        :思って、あの、その……」
 鏡介     :「……大丈夫、そんなことで怒るほどヒステリックな人間
        :じゃないつもりだよ(微笑)」
 奈津     :「や、やっぱり、怒ってたんですか(べそ)」
 奈津     :「ごめんなさいごめんなさいっ!」

[Djinny] ……と、二人用テーブルの脇で立ったまま平謝り。

 鏡介     :「(手帳を突き出す) 落ちてたよ、じゃあせっかくだから
        :今日は付き合って貰おうかな」
 奈津     :「あ、ありがとうございます………え?」
 鏡介     :「とりあえずコレをさっさと平らげて、カラオケにでも行
        :こうか」
 奈津     :「え……」

[gallows] #結構貧乏らしい(笑)<カラオケ
[Djinny] #予備校生らしくてええでわ(ww

 奈津     :「ご、ごめんなさいっ! あたし、これから学校なんです」
 鏡介     :「……ああ、『部活』か。じゃあカラオケはまたの機会に
        :しよう、いってらっしゃい」

[Djinny] #んで、外から見えないのをいいことに……
[gallows] #それはないない(^^;<外から 「友達」だし
[Djinny] #くくくく。男はみんなケダモノ……
[sf] # どーでもいいがカラオケルームは、そーゆーあたりにからんで、外か
ら見えるようになっとる
[Djinny] # そーだったねぇ。そう言えば……>カラオケルーム
[gallows] #うーん、でもやっぱり死角は死角なんですよね、あんまりワケわ
かんない人とは行かない方が安全な場所ではある(笑)
[Djinny] # モニター付きのもあったにゃ。そういや
[gallows] #……そんな高そうなカラオケは滅多に行けない(TT)、カメラ付き。
主に日中は¥180/1時間でワンドリンクさらに付くとかの安さ極めてるトコ
に……(笑)
[Djinny] #地方のは結構高いからできるのだにゃー。一時間2000円とかもあ
るでよ(爆)
[gallows] それは学生がおいそれと行ける額じゃないですね<2000 あ、でも
何人で行っても2000なのかな?
[Djinny] うん。1部屋で2000円。大体4〜5人くらいまでかな。
[gallows] #なるほど<カラオケ
[Djinny] もっとでかい部屋はもっと高くなる(滅)

 奈津     :「は、はい……。『部活』に、いってきます…」

[Djinny] 行きかけて、立ち止まって振り返り、

 奈津     :「本当に、ありがとうございました……」
 鏡介     :「……(ぼーっと見てる)」
 奈津     :「あ、あのぅ……」
 鏡介     :「(目の焦点が合う) ……?」
 奈津     :「土曜日でしたら……その……空いてますから……また……」
 奈津     :「午後7時くらいに、ここで……いいですか?」
 鏡介     :「わかった、土曜の七時だね、どこか面白そうなところ考
        :えておくよ」
 奈津     :「あ、ありがとうございますぅ!」
 奈津     :「それじゃ、いってきます、さとみさん」

 鏡介     :「いってらっしゃい、つむらさん」

 奈津     :「(二、三歩行って振り返って)…はいっ!」

[Djinny] てててて〜〜〜(嬉しそう)
[gallows] ……もしかして悪い事してるんじゃないかって気がしてきたな<鏡介
[Djinny] #そーか、やっぱりそーなのか。
[gallows] なんかこういいトコだけ見せて騙してるんじゃないかって気も(笑)
[Djinny] #おんなたらし〜〜〜
[gallows] まあ人づきあいなんて最初は何でもそんなモノか…うんうん
[Djinny] #少女の敵。しかもユーレイでもOK
[gallows] 酷い言われようだ(TT)
[Djinny] #……冗談だお(汗) ごめんして(汗)
[gallows] いや、別に構わないです(笑) まあ前野さんに比べたら10の1も言
われて無かろう(爆)

[sf] こういうなりきりから、動機とか背景とか描写を上手く充填して、エピ
ソードとして『完成』させることができると二度美味しいのであった……。ん
ぎゅう
[gallows] そうすね、コレはEPにしますか。
[Djinny] むー。どぞ。
[sf] そーしなくても整理して正史を確定してやるための道具が別にあるといー
のだがー
[gallows] うーむ……
[Djinny] ふみゅぅ。


血の惨劇
--------
 鏡介     :「………(勇那、なにしてるかな)」

[Djinny] 勇那ちゃんとは「同棲中」なのかにゃー
[gallows] 同棲というか憑かせてるんだね。まあいろいろと心配してくれるし、
同時に心配だし、とても居心地のいい身内という感じか……鏡介的には
[Djinny] くすくす。それは愛♪
[gallows] しかしそっちに行くと色々と問題が発生するので(笑) 家族愛とい
うことで整理しているのですね。やはり現代日本で死者を蘇らせようとすると
色々問題が起きるらしい……
[Djinny] ぬぬう。そーか。愛してしまうとよみがえらせたくなる……か。難
儀なものですのぉ。
[gallows] で、身近にいて、近い領域を感じて、かつ見た目もよかった無道千
影ちゃんに強い興味を抱き始めたから、鏡介くんの頭はさらに矛盾を抱えてし
まったってところです。今のところは。
[Djinny] 青春だなぅ
[gallows] うむ

 鏡介     :「青い春……血の惨劇……あは、あはははは」
 店員     :「どうしましたお客さん。……そろそろ閉店です」
 鏡介     :「(ふらりと立ち上がり、無言で出ていく) ……」
 店員     :「ありがとうございました。またいらっしゃいませ〜〜」
 鏡介     :「(出るときに自動ドアに頭を強打する) ……ぷしゅー、
        :ガクン、バタっ」
        :(どくどくどく……)
 店員     :「ありがとうございました。またいらっしゃいませ〜〜
        :(くすくす)」
 鏡介     :(ぴくりとも動かない、血が頭からどくどく出てる)
 店員     :「あの、ちょっとお客さん……」

[gallows] #コレ本当にやったんですよね、自動ドアではなかったけれど。か
なりやばかったです。

 鏡介     :「……………(どくどく)」
 店員     :「(近寄って) ひいっ! 頭から血が……だ、だれか110
        :番〜〜!!」

[gallows] #警察を呼ばれてしまった……(^^;
[Djinny] #これをやってるのを見た事はあるよ>110番
[gallows] 行き倒れセカンド……
[Djinny] #あとで消防署と警察から怒られたらしい(W
[gallows] くはー<怒られ
[Djinny] で、結局ほーたいぐるぐるまき状態になるのですな。うーん
[gallows] そして二日後の土曜日、包帯を巻いた状態で鏡介は現れるのであっ
た(笑)
[Djinny] #あと片手吊ってくれないかなぁ(←ステロな奴)
[gallows] 腕を怪我したことだけはないんですよね、おかげで絵だけは描ける
[Djinny] #むー。通じないか。残念。

ある夜のできごと
----------------
 奈津     :「さ、さとみ……さん? ど、どどどどうしたんですかぁ?
        : その包帯……」
 鏡介     :「……少し切ったらしい(よく覚えてない)」
 奈津     :「少しですか……良かった(ほっ)」<<ぉぃぉぃ
 鏡介     :「それじゃ、白木屋で少し飲もうか、その後はまた考えよう」

[gallows] #やっぱり金かかってないし(笑)

 奈津     :「え、……あ、その、わたし、お酒は……」
 鏡介     :「うん、実は僕も弱い(笑) だから少しね、主に食べよう」
 奈津     :「あ、あのでも、まだわたし、未成年で……」

[sf] # 鏡介くんに「勝手にものごとを進める1」を、奈津さんに「状況に流
されやすい1」と「尊法意識が強い1」あたりをあげやう。いや、むしろマイ
ペースでものごとを進める、かな
[Djinny] ぐーむ、特徴だけが付いている。よしよし
[gallows] #鈍いけどマイペースに進めるのか…(笑)
[Djinny] #くくく

 いや、鈍いからあいての都合に気がつかずにマイペースに進めるのであ……。


 鏡介     :「……サワーとかならお酒にならないから大丈夫なんだよ(笑)」
 奈津     :「そうなんですか?(信じている)」
 鏡介     :「行こう、そろそろ混み始める時間だ」
 奈津     :「あ、まってくだ…きゃっ(躓く)」
 鏡介     :「(肩で支えて後ろ目に、少し可笑しそうに) ……よく転
        :ぶな、君は」
 奈津     :「……だって、さとみさん、足早いから……(赤面)」
 鏡介     :「……(まあそう言われたら少しゆっくり歩くくらいはす
        :るだろう……)」
 奈津     :「ご、ごめんなさい…合わせてもらっちゃって……」
 鏡介     :「……べつに、そういうわけでもないよ(ぼー)」

[Djinny] #なんだかなぁ。こいつの台詞(w >奈津
[gallows] 土曜七時の飲み屋となればまあどこもそれなりに混む、二人は何と
か席を確保し、メニューを眺める。
[gallows] #いやー、いかにもって感じで(w

 奈津     :「(おそるおそる) あの……トマトジュースって、ないで
        :すか……?」
 鏡介     :「……ああ、あるよ、それじゃ僕は生中にしようか。食べ
        :物は適当に……」

[gallows] #アルコール入りだけどね。普通のトマトジュースもあるかな?
[Djinny] #いや、たいてい「血みどろメアリー」しかないよ。
[gallows] #ブラッディさんしかないすよね、やっぱり

 奈津     :「ぶらっでぃ・まりー? これですか?」

[gallows] #血みどろメアリー滅茶苦茶格好いいな……

 鏡介     :「……ああ、トマトジュースっていうとこれになるんじゃ
        :ないかな」

[gallows] まあそれなりにさくさくと注文する鏡介、しばらくして卓にモノも
並ぶ

 奈津     :「(ストローですいながら) これ、なんか変ですぅ」
 鏡介     :「変かな……『部活』、大変そうだね(こくこく)」
 奈津     :「甘い感じがしてぇ、でもからくれ、うにゃー」
 奈津     :「ぶ? あ、はいれすぅ〜〜」

[Djinny] 顔は真っ赤であります
[gallows] #な、何者だ! この弱さ……
[Djinny] #お酒はストローで飲む方が酔うのだよ。多分、喉が渇いてて半分
以上一気にすいあげたのであろう

 鏡介     :「……大丈夫か?」
 奈津     :「え? ら、らいりょううれふ」

[gallows] #くはー、それで空きっ腹だったら致命傷だ

 奈津     :「これおいひーれふにぇー(ちゅーっ)」
 鏡介     :「……まあ適当に食べながら飲んだ方がいいと思うよ、
        :『部活』ってなんなんだい?」
 奈津     :「はにゃ〜〜〜………(声色が変って)おいしそう………」
 鏡介     :「(世慣れしていない感じだとは思ったけれど此処までと
        :は……参ったな……)」
 奈津     :「(瞳をまじまじ見詰めて)さとみさん……」
 鏡介     :「(相変わらず虚ろ) ……なんだい?」
 奈津     :「…… (いきなり首筋に抱き付く)」

[Djinny] #ああ、べただ。

 奈津     :「(小声で)おいしそうなひと……」

[gallows] #というか鏡介は自分主導が切り替えられた瞬間にどうしようもな
くなる(死)
[Djinny] #はっきりしたキャラですのぉ(^^;;

 鏡介     :「……そいつはどうも、ッテ本当に大丈夫かい?(汗)」
 奈津     :「(首筋に歯を立てよーとしてる)」

[Djinny] #べただ。ぐえー。誰かとかぶってるだろうな(^^;;

 鏡介     :「(手近な肉でも替わりにあげよう) ……さてと、いった
        :ん外に出よう」

[gallows] #いや、此処までのはむしろ居ないかも(笑)

 奈津     :「あっ」
 鏡介     :「……」
 鏡介     :「……?」
 奈津     :「(もう一度、今度は素早く首筋に……笑) かぷっ」
 鏡介     :「……(ぼーっと噛まれながらもしかして本物の吸血鬼だっ
        :たのだろうかと考えている)」
 奈津     :「(ちゅーちゅー)」

[gallows] #もしかして、無道家の新住人なのかもしれない…(^^;
[Djinny] #ほほー

 奈津     :「(ごっくん)」
 鏡介     :「……(まあこれくらいなら……)さてと、出るよ」

[gallows] #血は、悪食でもない限りあまりおいしくなさそうだなあ<鏡介くん
[gallows] #あるいは少し特殊な味がするかもしれない(笑)

 奈津     :「は、あい……(くらっ)」
 奈津     :「(……ぱた)」

[gallows] 若干足下がふらつくが、鏡介はなんとか奈津を連れて外に出る。

 鏡介     :「……おい、どうしたんだい?」
 奈津     :「(むにやむにゃ)きょうすけさぁん……」
 奈津     :「(Zzzzzzz..........)」
 鏡介     :「……寝たのか……さて、どうするか」

[Djinny] #好事家に売りつけてお金に換えよう
[gallows] #好事家の知り合いはいないのだな(w

 鏡介     :「カラオケが一番無難か、此処からだと」

[gallows] 翌朝までのコースでカラオケルームを借り、とりあえずソファーに
奈津を寝かしつけると、鏡介も意識が遠くなる。

 鏡介     :「……血を、持って行かれ過ぎたか……(ぐてん)」

[Djinny] #実は呑み過ぎとか(それはないな、そういう人ではなさそうだ)
[Djinny] ……(恐らく)寒さで目が覚める(w
[Djinny] #または寝苦しさか
[gallows] #鏡介は朝までぐったり(笑)
[Djinny] #多分、娘の方も似たかよったかでしょう。

 奈津     :「(ゆさゆさ) あの、おはようございます、さとみさん」
 鏡介     :「…ああ、おはよ」

 奈津     :「(きょろきょろ) あのう……ここ、どこでしょう……」
 鏡介     :「……カラオケボックスの一室、いきなり寝られて参ったよ」
 奈津     :「カ、カラオケ屋さん……ですか」
 奈津     :「あ、ああ、わ、わたし、唄ったりしたんですか!?(真っ赤)」
 鏡介     :「……(ぼーっと、奈津を見てる) どれくらい昨日のこと
        :を覚えているんだい?」
 奈津     :「え? うー……」

 奈津     :「(首を傾げて) えと、白木やさんに行って、ジュース呑
        :んで、えと」
 奈津     :「(何故か焦る) えと、えと、さとみさんが……とって
        :も……(赤)」
 鏡介     :「(ふらりと立ち上がる) ……大丈夫、君の心配するよう
        :なことは何一つ起きちゃいない……六時……一人で帰れるか?」
 奈津     :「わ、わたし……ごめんなさいごめんなさいっ!」

 奈津     :「本当にごめんなさいっ!」

 奈津     :「へ、下手だったですよね? よく言われるんですぅ、音
        :痴だとか音感なしとかってぇぇぇぇぇぇ」
 鏡介     :「別に謝る必要もないよ(にやりと歪めたように笑い、首筋
        :の、昨晩自分が噛まれたあたりを撫でる)」
 奈津     :「(ぺこぺこする) ごめんなさぁい……(涙)」

[Djinny] #ちなみに、聞いてないし、見てないらしい。失礼な奴です(w
[gallows] #ソレはソレで好都合(ふっふっふ)、何も覚えていない

 鏡介     :「……どうして、泣くんだい?」
 奈津     :「ううっ、だっ、だって、あたし、鏡介さんに抱き付いて、
        :しかも、音痴なのに歌まで唄って……。
        : 行き倒れになる所をあさまで介抱してもらっちゃった
        :し……」<ズレてるって
 鏡介     :「あは、あはは……君は此処に着いた時点で熟睡していた、
        :心配する必要はない。僕は寝ていただけだしね。それで、
        :帰れるのかい?」
 奈津     :「は、はい……。大丈夫ですぅ……(ふらふら)」(ごっつん)
 鏡介     :「……駄目か……外には出られるかな?」
 奈津     :「ふ、ふぁい……(頭が痛いらしい)」

[Djinny] ふらふら、へろへろ〜〜〜と外には出る

 鏡介     :「……家まで送るか?」
 奈津     :「は、はい……あ、い、いえ、結構ですぅ」
 鏡介     :「……それじゃ、気を付けるんだよ(肩を軽く叩く)」
 奈津     :「(背筋を伸ばして) は、はいっ」
 鏡介     :「なかなかに楽しかったよ、それじゃあね……(ゆらゆらと
        :した歩調で街に帰っていく)」

[Djinny] お互いに、黄色い太陽の光を背に受けて、ふらふらと立ち去ってい
くのでありました。まる。
[gallows] #うむ、なにかいろいろありそうな幕開けだ…
[Djinny] #あるのかなぁ。
[Djinny] ………割合、これでおわりかも(w

吸血鬼かぁ
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[gallows] ヴァンパイアハーフの女子大生、無道千影ちゃんの親戚トカって設
定にすればそらもう広がると思いますよ

 そーいえば、だれだっけ、つかさとかゆー人もいたが。あれも子細不明のキャ
ラクターだよなぁ。

[Djinny] ふむふむ。そーか。やっぱし、ドラキュラはもういたのか〜〜
[Djinny] #父親が東欧出身で、「アルカード」っていう姓にしよーかなーと
か思っていたりしたのだが(^^;

[gallows] まあいるからこそ絡めやすいと思えば……
[Djinny] うぃうぃ
[gallows] 無道邸(前野さんとか煌さん煖さんとかがつとめてるお屋敷)のご主
人様であらせられます<無道千影嬢
[Djinny] ほえ〜〜。偉いさんじゃないですか(w
[gallows] 偉いサンの上に人間関係の中心にいるので、その親戚ともなれば動
きやすかろうと。K’さんがプレイヤーです。
[Djinny] はいな。まあ、全く別でもいいのでしょうし、それは追々……(使え
ばね)
[gallows] じゃ、お疲れさまでした。そろそろ寝ます。
[Djinny] はい。ありがとうございました。……このご恩はいつかかならず……
……かえせたらいいな。

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sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / ICQ # 6549565
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