[KATARIBE 14031] [HA06][EP] 「夕方に見た夢」

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Date: Sun, 04 Jul 1999 23:55:02 +0900
From: "いずみ" <izumi@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 14031] [HA06][EP] 「夕方に見た夢」
To: "kataribe-ml" <kataribe-ml@trpg.net>
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    いずみです。


エピソード『夕方に見た夢』
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登場人物
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 角田美々(つぬだ・みみ) : うたた寝で、夢を見た少女

本編
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 美々     :「夕方ひとねむりしたときに夢を見ました」
 美々     :「森の中で赤ん坊を拾う夢です」

 美々     :「森の中の川で」
 美々     :「その赤ん坊は小さなゆりかごに乗せられたまま流れて
        :来た様子」

 美々     :「でも、我々には育ててあげる術はなく」
 美々     :「旅立つ時に、再び川に流したのでした」
 美々     :「ミルクを自動で与える装置(粉は容器に、水は川から
        :汲み上げる)をゆりかご船に取り付け」
 美々     :「見送りながら、我々はただその赤ん坊の無事を祈るし
        :かないのでした……」

 美々     :「目が覚めた今も、その子供がどうしているか、どう
        :なったのかが」
 美々     :「とても気になります」

 美々     :「情景があれほど美しく」
 美々     :「静かで」
 美々     :「心に残った不思議な夢は久しぶりです(ひょっとする
        :と初めてかも)」

 美々     :「はたして、自分がこの自分であったかもわからない」
 美々     :「また仲間がどんな仲間かも分からない」

 美々     :「あかんぼうに対するある種のやるせない気持ちは」
 美々     :「悲しくもあり」
 美々     :「………ひょっとすると明日への希望もあったのかな」

 美々     :「あれはいったい何だったんでしょう」

解説
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 実はキャラクターではなく、プレイヤーがみた夢の話です。
 不思議な夢だったので、どうしても書いてみたくなりました。
 詩でもなんでもなく、人に語ったそのままを台詞のなかにおさめています。

 EPとして残すのが変だという場合は、どうぞ無視してください。


いずみでした
<izumi@mahoroba.ne.jp>
いずみの素描部屋
<URL:http://www2.mahoroba.ne.jp/~izumi/>
    

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