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Date: Fri, 2 Jul 1999 10:05:58 +0900
From: ソード <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13984] [WP01P]: 『想い失われし後に』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199907020105.KAA03236@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 13984
99年07月02日:10時05分54秒
Sub:[WP01P]:『想い失われし後に』:
From:ソード
こんにちは、ソードです。
失われしは我が想いの後日談として、書いてみました。
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エピソード 「思い失われし後に」
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登場人物
月島直人(つきしま・なおと)
喫茶・月影のマスター。物体操者。
川島竜也(かわしま・りゅうや)
月島直人の居候。5歳で覚醒した住人。
喫茶店・月影
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直人 :「つきました。ここです」(ドアを開ける)
SE :カンカラン
済んだドアベルの音に、カウンターに座っていた小さい影が反応する。
竜也 :(目をこすりながら)「おかえりなさい……」
珠希 :「えと……この子は?」
直人 :「あ、僕の所に引き取っている子です。川島竜也といいま
:す。竜也、お客さんに挨拶しなさい」
竜也 :「こんばんわ。川島竜也ですぅ……」
既に寝そうである。皆は、それぞれの表情を浮かべながら挨拶を返す。
直人 :「留守番ありがとう。もう寝ても良いよ」
竜也 :「うん。そうする……」
そういうと、一人2階に上がっていった。
直人 :「中にどうぞ。今日は皆さんの貸し切りですから」
直人の導きと共に、中に入る一同。適当に席に就く。
直人 :「とりあえず、先に治療だけしちゃいましょう」
ざっと見渡す。目に見えて怪我をしているのは、風音、鞍馬の二人だけであ
る。
直人 :「朱理さん、もう少しがんばれますか?」
朱理 :「もう少しなら……」
直人 :「外傷は私が直しますから、自然治癒力の促進だけお願い
:します」
朱理 :「解かりました」
時間にしたら、数十分。応急手当をする程度の時間である。しかし、全員の
傷はほぼ完治していた。
同時に、汚れた服なども直人が元の状態に戻す。
直人 :「さて、一息つきましょうか」
直人は、ふらふらとした足取りでカウンター内でコーヒーを入れる。
体力は、あまり残っていない。
直人 :(思ったよりきついな……)「あ、大丈夫ですよ。今応援
:を呼びますから」
立ち上がり、手伝おうとする一同を制して、電話を取る。
直人 :「……あ、優ちゃん?月島直人です。実は今から着て欲し
:いんだ……うん、結局開店する事にした。ん……じゃあ、
:頼むね」(がちゃん)
朱理 :「手伝います……」
直人 :「いや、最初くらい、私が皆さんをもてなしたいんです。
:お客様ですから」
そういうと、再び用意を始める。紅茶を沸かすと同時に、コーヒー豆を碾き始める。
直人 :「コーヒーと紅茶、どちらが良いですか?本当はいろいろ
:種類があるんですが、それは2杯目からという事で……あ、
:お代は気にしないで下さい。最初くらいサービスです」
それぞれの注文を取って、それぞれに配る。
SE :カラカラン
優 :「お待たせしましたっ」
直人 :「あ、優ちゃん、わざわざごめんね。紹介します。彼女は、
:うちのウェイトレスをやってくれている、更雲優さん。彼
:女も住人です」
優 :「あ、こんばんわ。更雲優と申します(ぺこ)」
またも、めいめいに挨拶を返す。
直人 :「じゃあ、優ちゃん、来て早速で悪いけど、なんか軽いも
:の作ってくれるかな?その間に、軽く説明しちゃうから……」
優 :「はい。じゃあ、着替えてきます」
珠希 :「そうね。いつ話しが出るのかと思ったわ」
直人 :「ええ。さて、落ち着いた所で、話を始めますね」
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この先も書いてあるんですが、直人が実際に説明しても、PCは知らなくて
も「参加要項」や「基本設定」に載っている事ばかりなので、全部会話にする
のはどうかと思い、とりあえずここまでにします。
皆さんのキャラはほとんどしゃべっていませんので、挿入をお願いいたしま
す。
あと、説明を会話で続けるか、説明文でもって表現するかの意見を頂けると
ありがたいです。
では……また。