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Date: Thu, 1 Jul 1999 22:53:21 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13980] Re: [WP01][EP] 『不視先案内(みずさきあんない)』
To: kataribe-ml@trpg.net
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References: <377B37A30.684FFUKANJU@sv.trpg.net>
X-Mail-Count: 13980
99年07月01日:22時53分18秒
Sub:Re: [WP01][EP] 『不視先案内(みずさきあんない)』:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
不観樹さん、こんにちは。
ありがとうございますーー(;_;)<拾ってもらってる。
というわけで、続き(というか章を変えて)行きます。
第一部は「遭遇」となる由。
では、続き、行きます。
>> **********************************************************************
> 月影まで。ほんの十数分。
>
> 朱理 :「……………ここです」
>
> そう告げて、朱理が左腕で扉を開ける。月影の、扉のベルが鳴る。
>
> 優 :「いらっしゃいませ」
狩人
----
連れられて入ったのは、そう広くない喫茶店だった。
譲 :「ありがとうございました」
少女 :「……いえ」
如何にも寡黙な少女は、それだけ言うと静かに隅のテーブルにつく。
すぐに注文を取りに来たウェイトレスが、朱理さん、と、声をかける。
目礼を返す少女を眼の端で捉えながら、譲はカウンターのほうを見た。
譲 :(あの人か)
コーヒーを手際良く淹れている、かなり背の高い男性。
月島直人さん、と、教わった名前。
周囲には、数人の客がいる。話したい内容は、人に聞かせるべきものでもない。
譲 :(……ふむ)
ウェイトレス :「御注文は、お決まりですか?」
譲 :「あーと……ブレンド一つお願いします」
ウェイトレス :「はい、かしこまりました」
一番無難な注文をしてから、しばらく相手を眺める。
コーヒーをこぼさないタイミングで。どうせ脅かすことになるのだが、それ
にしても穏当であるほうがいい。
時を見計らって、譲はふと目をテーブルに落とした。
意識野を拡大。相手を捕らえる。
譲 :『申し訳ありません、月島さん、聞こえますか?』
********************************
で、切る。
ここで月島さんの反応がわからなかったので(笑)
とにかく、暇になるまでお待ちします。
であであ。