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Date: Thu, 01 Jul 1999 14:51:27 +0900
From: "gallows" <gallows@terra.dti.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13974] Re: [HA06]Ep: 『かりそめの〜』追加変更
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199907010550.OAA21283@smtp.dti.ne.jp>
X-Mail-Count: 13974
どうもー、gallowsです。久志さん K’さんコンニチワ
んじゃ、続き行きま〜す(行ってよかったですか?)
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> ていうか見てるだけでいいのかもとみー?というツッコミが入りそうだが、
> 本人は幸せ満面みたいなのであえて言わないでおく。
>
> 千影 :「……ぱくぱく(ニコニコ)」
> 本宮 :「……(ぼー)」
>
> まだ食べてる千影、ぼーっと見てるもとみー、ホントにそれでいいのかキ
> ミタチは?
ミタチは? その時、軽快な音とともに一人の少女が店内に飛び込んできた。
しばらくきょろきょろと辺りを見回し、もとみーの方に視点を定めると、突然
走り寄ってくる。
カナエ :「センパ〜イ!」
SE :「ガバッ、グシャッ」
突然背後から少女に飛びつかれ、突っ伏す本宮。そして突っ伏した本宮の手
によりぶちまけられたパフェを顔面で受け止めてしまった千影。さすがの千影
も、至福の時をこういう形で邪魔されてはたまらない。
千影 :「…どういうこと、なのかな?」
その声には、明らかに怒気が含まれていた…(合掌)
シンデレラの条件
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鏡介 :「いいかい、カナエ。僕の魔術が効いている間、君は生前
:とまったく変わらぬ行動がとれる。ただし期限は9時まで、
:その時間が過ぎれば君は再び肉体を失う。その想い、 成
:就できるか否かは全て君次第だ。」
再び肉体を手に入れたカナエに向けられた第一声。ふと12時までという期限
付きで舞踏会へ行く機会を与えられたシンデレラを思い出す。
カナエ :「あの! 魔法使いさん、今何時ですか? あと、私なに
:からすればいいんだかさっぱり…」
魔法使いという言葉に、目の前の娘の趣向を読みとった鏡介は微かに表情を
歪める。
鏡介 :「今は午後1時。期限は8時間だよ、シンデレラ。君の想
:い人のところまでは、この犬が連れていってくれるだろう。
:なにかその人の匂いのわかるモノさえあればね。さしずめ
:君を運ぶカボチャの馬車といったところか」
ダミアン :「わっふわっふわんわん(僕カボチャじゃないよ?)」
何処から来たのだろう、一匹のゴールデンレトリバーが、カナエの前でお座
りをする。
カナエ :「先輩の匂いのわかるモノ…」
鏡介 :「…それじゃあまずは、準備だね」
そして一時間後、カナエは生前とは違う明るめの茶髪と、春らしいプリーツ
スカートを与えられ、目指す「先輩」の元へと繰り出していった。
見知らぬ少女
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もとみーは困っていた。とても困っていた。
事態は既に、自分がどうにか出来る範囲を突破しているような気がするし、
なにより千影を怒らせてしまった。また、先程から自分に抱きついている少女
も、誰だかさっぱりわからない。こんな時出来ることと言ったら、笑うことく
らいだろう。
本宮 :「あは、あはははは…」
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と、ここまでです。時期的には鏡介が本宮くんや千影ちゃんと知り合うより
前、四月か五月の出来事って感じでしょうか。IRCの時とは違う展開していっ
てみたいですね。
口調修正・加筆等宜しくお願いします。
それではまた。