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Date: Thu, 1 Jul 1999 09:12:40 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13971] Re: [HA06] [EP] 拾いもの
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199907010012.JAA10935@www.mahoroba.ne.jp>
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References: <3779E7242D0.26FASHIVA@mail.multi.gr.jp>
X-Mail-Count: 13971
99年07月01日:09時12分38秒
Sub:Re: [HA06] [EP] 拾いもの:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
ハリ=ハラさん、こんにちは。
…………ほうほう。
てけとーか。
よーしよし(ふふふふふふふふ)<ってこらおい(汗)
取りあえず、続けましょ。
章立て、適当にお願いします。
*************************************
> 前野 :(とりあえず、どっかの軒先で雨宿りをしよう…)
>
> 背中を丸め、仔犬を庇うようにして走り出した。
書店、瑞鶴。
雑誌を整理していた店長がふと顔を上げる。
店長 :「……おや」
半時間ほど前、店員兼妹の花澄が雨を予告した。そのお陰で、外に置いてあ
った雑誌を濡れる前に仕舞い込むことが出来たのだが。
先程まで雑誌が置いてあった、その軒先に、人が駆け込んでくる。
胸元が、妙な具合に膨らんでいるのが、硝子戸越しに見て取れる。
店長 :「…………」
花澄は、仕舞った雑誌の一部を倉庫に戻している。店の中は既に本で一杯、
外に置いてある雑誌全てを店頭に並べるわけにもいかない。
そちらのほうが、仕事としては先である。
店長は一度左右を見ると、店の奥の扉を開けた。
数分後。
前野 :「……これは、止まないかな」
雨足は弱まる気配もない。
胸元の子犬は、やはり小刻みに震えている。
これはもう仕方が無いか、と思いかけた時。
からから、と、硝子の引戸が開いて。
店長 :「良かったら中にどうぞ」
前野 :「えっ」
店長 :「流石に今日はそれじゃ寒い。どうぞ」
言うと同時に、大判のタオルを渡す。
前野 :「いや」
店長 :「濡れたままだと、こちらも商売上まずいので(笑)」
前野 :「すみません」
**********************************
で、斬る。
おそらくこの後、傘貸して帰らせます。
(多分、店に置き忘れたまま、半年くらい経った傘だったりするな(爆))
てけとーに書いといてくらさい(おいおいおいっ)
こんなもんでどーでしょ?
であであ。