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Date: Thu, 24 Jun 1999 13:24:31 +0900
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13788] [HA06]Ep: 『かりそめの〜』追加変更
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199906240424.NAA05261@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 13788
99年06月24日:13時24分29秒
Sub:[HA06]Ep:『かりそめの〜』追加変更:
From:久志
久志です、ぎゃろさん、Ｋさんこんにちは。
『かりそめの〜』ちょっと変更いれました(^^;)
ベーカリーにパフェはおいてないのでお店を変えて加筆しました〜
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『かりそめの身に想いを込めて』
> 登場人物
> --------
本宮和久(もとみや・かずひさ)：不幸を背負って立つ男(笑)空間操作能力者
無道千影(むどう・ちかげ) ：バンパイアハーフの女子大生、小悪魔的(笑)
受難の始まり
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夕方の駅前商店街は夕食の準備に追われた主婦達で賑わっていた。その通り
に面したところにおいしいパフェの店、喫茶店『アミーゴ』があった。
夕暮れの時間帯のせいか、空席の目立つ店内に座る一組の男女。流れるような
銀髪の美少女に少し緊張した面持ちの少年が向かい合って座っている。少女の
方の余裕に比べ、あまりにぎくしゃくしている少年の様子を見る限り、恋人と
いうにはまだ幼い間柄のようだ。
本宮 ：「…きょ、今日は楽しかったね」
千影 ：「（クス）そうだね☆（ニコ）」
本宮 ：「……うん」
ここで赤くなるあたり、まだまだ修行が足りないようだ。
店員 ：「お待たせしました、くるくるみらくるびっぐパフェと
：ブレンドコーヒーです」
なんだか口にするにもハズカシイ名称を無表情に告げ、店員が去っていく。
千影 ：「ホントにおごってもらっちゃっていいの？本宮くん☆」
本宮 ：「うん、ここ…瑞希さんにおいしいって薦められて……
：その、一緒に来たかったし」
千影 ：「じゃあ、いっただっきまーす」
ここまでが精一杯である、青いな君(笑)
千影 ：「…ぱくっ（ニコ）…ぱくぱく（ニコニコ）」
幸せという文字をフォント最大で表現していいくらいの笑顔で目の前に置
かれた『くるくるみらくるびっぐパフェ』を一心に食べはじめる。
千影 ：「……ぱくぱく（ニコニコ）」
本宮 ：「……（ぼー）」
幸せ一色の千影の目の前の席で、本宮はを同じくフォント最大級の幸せを
かみ締めながらぼんやりと千影を眺めていた。映画の前売券二枚を握り締め
て、清水の舞台から飛び降りる二秒前の意気込みで誘ったデートである。
ていうか見てるだけでいいのかもとみー？というツッコミが入りそうだが、
本人は幸せ満面みたいなのであえて言わないでおく。
千影 ：「……ぱくぱく（ニコニコ）」
本宮 ：「……（ぼー）」
まだ食べてる千影、ぼーっと見てるもとみー、ホントにそれでいいのかキ
ミタチは？
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とりあえず切る(^^;)
カナエちゃんの乱入まってまーす(笑)