[KATARIBE 13754] Re: [HA06P] 『写真』

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Date: Wed, 23 Jun 1999 09:56:17 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13754] Re: [HA06P] 『写真』 
To: kataribe-ml@trpg.net
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99年06月23日:09時56分14秒
Sub:Re:  [HA06P] 『写真』:
From:E.R


  こんにちは、E.Rです。
 不観樹さん、こんにちは。

 「写真」、えーとまず、多少訂正行きますー

**********************************
> 花澄     :「はい、全部で6890円になります。そういえば、先ほど麻
>        :樹さんもみえられてましたよ」

 花澄     ;「はい、全部で6890円になります。そういえば、先ほど麻
        :樹さんも来られたんですよ」

> 美樹     :「あらら。入れ違いですかね」

(中略)

> とまぁ、ひょろりらと、美樹が去っていって。しばらくしての、瑞鶴。
> 
> 譲羽     :「じいっ」

 譲羽     :「ぢいっ」

********************************

 まあ小さいことなんですが、ゆずの言葉って
ぢい、なんです(笑)

 で、続き行きます

************************************

> 譲羽     :「ぢいっ」

 花澄     :「こらゆず、そこから出てきたら駄目って……」

 レジの後ろからそーーーーっと頭を突き出して……いる積りなのだろうが
いかんせん、おかっぱ頭が、完全に外から見えている。

 譲羽     :「ぢいぢいっ(でも花澄、何かおっこってるのっ)」
 花澄     :「落ちてる……?……あら」

 丁度本棚の下、少し開いた隙間に半分滑り込むように、紙片が落ちている。

 花澄     :「何かしらね……?」

 ひょい、と拾い上げる。
 譲羽が、大急ぎでレジの台の上に登り、覗き込む。

 花澄     :「ゆーず」
 譲羽     :「……ぢい?」

 知らん振りで、譲羽は紙片を指差す。
 紙片……ではない。これは

 花澄     :「あら」

 写真である。
 禿頭の、眼鏡をかけた老人。その両脇に、多分中学生くらいの、まだ
どこか幼い色の混じった…………

 花澄     :「美樹さんと麻樹さんだわ」

 レジの前の定位置に戻り、譲羽を腕に抱えて、もう一度よく見る。
 少年と、少女。よく似た面差しの二人は、しかし片方は詰め襟、片方は
セーラー服という、見間違いようもない服装で写真の中に収まっている。

 譲羽     :「……ぢい……(美樹さん、ちっちゃい)」

 老人の背がどの程度かは知りようも無いのだが、それにしても
座っている老人と比べて、二人ともまだ身長が伸びきっていないのがよく分かる。

 花澄     :「………なあんか……(笑)」

 三人とも、ひどく真面目くさった顔をしている。
 それが、わざと、ではなく、ごく自然なのだろう、と分かるだけに
微笑ましい。

 花澄     :「セーラーかあ……麻樹さん可愛い(笑)」

 言われた本人は、どこかでくしゃみをしている可能性もある。

 しばし、二人で眺めた挙げ句……ふと、花澄は小首を傾げた。

 花澄     :「で……これ、どっちが落としたのかしら?」
 譲羽     :「……ぢい(わかんない)」

******************************

 一旦切ります。

 さてここで、ちと質問なんですが、
 麻樹さんは、今どこにいますでしょうか(笑)

 いあ、多分花澄は麻樹さんのところに持ってゆくでしょうけど、
それが、この日、今から持ってゆくべきなのか、それとも
翌日、麻樹さんがぶらっとやってくるのを待つべきなのかが……
 多分、一旦四大に聞いてから動く、と思うのですが。

 それによって、多少、この後の花澄の動きが変わりますので。

 しかし……6890円。
 ……本:その他が7:3……(爆)

 花澄     :「せめて5:5にしてくださると、心配せずに済むんですけど……」

 であであ。




    

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