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Date: Thu, 17 Jun 1999 15:34:26 +0900
From: 不観樹露生 <fukanju@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 13624] Re: [WP01]:EP 「失われしは我が思い」決戦クライマックス
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <376896F20.ABFAFUKANJU@sv.trpg.net>
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ども、不観樹露生@牛繩牽いてえんやこら ですはい(なんのこっちゃ)
「うしなわ」関係者のみなさま、どもです。
よーやく、続きです(汗)
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> 瞳を見開く。朱理の右の掌の中に、虚空の弓につがえられた矢が出現する。
> 放つは一射のみ。絶対に、外さない。
>
> 朱理 :「今っ」
未来を追う、矢
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今まさに放たれんとする朱理の手中の矢を。
その未来を。
風音 :「光の矢」
朱理が名付けている事を、後で知ることになる。その名前で。
言葉。未来の欠片が呼び寄せられる。放たれた後の矢の軌跡。
呼び寄せられた、未来。
現在に刻一刻と浸食され、既定事実として過去に刻まれる未来。
鞍馬が、日向の前から、その健脚によってかき消える。
完全に、照準が確定された、未来。
未来の光の矢。
気合いが充実しきった朱理の手元から。放たれる。
放たれた。
未来の光の矢が。光の矢の未来が。
凝り固まって、確定する。
夜闇を縫って。二筋の光が、朱理の手元から、伸びる。
未来の具象化を追いながら。爆弾魔の身体へと。
日向 :「生命力ならっ」
狂気をはらんだ形相が、叫ぶ。
澄んだ音を立てて、硝子の用に、未来が、砕ける。
そして。現在が。
鞍馬 :「いったっ」
日向の右の胸元から背中へと。突き抜ける。
日向 :「ご、ぐぉ」
口元から泡混じりの血が溢れる。
日向 :「ぐぅっ!」
日向の身体を貫いたままで。光の矢、その過剰な生命エネルギーが、破裂す
る。
光が、路地裏の暗闇を貫く。天へと、抜ける。
そして、朱理の残心がゆっくりと解ける。
朱理 :「…………まだ、動けるの……」
体内を暴れ回るエネルギーの奔流を。いかにして、制したのか。
右腕で胸の傷をかばい、口元から流れ落ちる血泡を左の拳で拭いながら。
日向はまだ、立っていた。
生命力の破裂の中から、かろうじてその身を守ったのだ。
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とゆーわけで、肺にどっぷりと突き刺さっていただきました(汗)>矢
おそらく、右側が無気肺の状態になっている筈なので、
これで動くというのは、かなり無茶です(汗)
おそらく、生命操作を自己に適用しているのでしょう。
朱理は、生命力のチャージにもーしばらく時間がかかりますので、しばらく
は、へたって動けないと思います。
がんばれ、日向っ。悪の誇りにかけて逃げ延びるんだっ(爆)
> これからの展開(予定)
> ----------------------
> 2.日向、逃げ&まとめて殺す為、周囲のビルを爆破
> 3.日向、ビル崩れるまでに、直人に語りかけ
ここの部分の語りかけですが………
拡声器か、マイクか、何か使わせた方が良いかも(^^;
> 4.直人、日向を殺す事を諦め、結界解除
> 5.日向、去る
> 6.負傷者を伴って月影へ帰還
>
> で、終了したいと思っています。
りょーかいです。
> 月影や住人の設定は、別EPにしようと思っています。「うしなわ」に追加
> するのは蛇足な気がするので……。
それはまた、別の話、ですね(^^;
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不観樹露生(ふかんじゅ・ろせい) 6月の標語
fukanju@trpg.net 疲れているのなら休めばいい。
UIN:21125410 憑かれているのなら祓えばいい。
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