[KATARIBE 13532] [WP01]: 災厄の墜とし子案

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Date: Tue, 15 Jun 1999 14:10:49 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13532] [WP01]: 災厄の墜とし子案 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199906150510.OAA05167@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 13532

99年06月15日:14時10分47秒
Sub:[WP01]:災厄の墜とし子案:
From:ソード
こんにちは、ソードです。

 「うしなわ」も終わりそうで、そろそろ次のシナリオを考えていた所、墜と
し子の設定を使わねば……となりましたので、さっさと詰めたいと思います。

この案の前提は……

・解かり易い敵である
・PCにはなり得ない

を前提にしています。


災厄の墜とし子とは?
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 地球が、人類が、自然が、自らを災厄から守るために「住人」を覚醒させた
ように、災厄もまた、自分を阻止しようとする存在を抹消するための存在を作
り出し、東京に送ってきた。
 それが、災厄の墜とし子である。
 かつての終末にも現れ、住人、狩人と相対したわけだが、その力、形状、能
力は一定ではない。
 住人の知識が豊富なものでも、ほとんど解からない存在……しかし、確実に
自分の「敵」である存在である。

災厄の墜とし子の基本能力
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・異能力をもつ(強さはさまざま)
・鍵の探知、結界の探知が可能(有効範囲、精度はさまざま)
・住人以外への認識撹乱能力をもつ(住人には無効。狩人は存在を意識し、集
 中すれば認識が可能。異能者、一般人は認識付加)
・結界の侵入、脱出、感知が可能。(能力は住人、狩人のものと同種)

災厄の墜とし子の外見
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 さまざまで、動物型、植物型、人間型、その他とバリエーションに富んでい
る。
 共通しているのは、死体が残らない事で、何らかの方法(異能力や物理的破
壊)で倒した場合、黒い霧のようになって消滅してしまう。

墜とし子の現れるわけ
--------------------
 災厄も、エネルギーが無限に有るわけではない。墜とし子を作る際、どうし
てもエネルギーの供給が必要である。現在は、年越し時の「人間」を何人かを
エネルギーとして摂取している。
 ある人間一人のエネルギーを墜とし子一人につぎ込んだ場合、例外として外
見が供給元の人間そっくりになる。


「司(つかさ)(仮)」
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 エネルギー供給元が狩人または住人の場合、一般人や雑多なエネルギーで構
成された墜とし子よりも格段に精度の高い墜とし子となる。それを、「司(仮)
」と呼ぶ。司は、高等な知恵と思考能力を与えられ、災厄の代わりに墜とし子
を束ねる存在となる。
 なお、エネルギーの制御と、意思の伝達、制御のために、その時代毎に決まっ
た物体を持たされる。司たちは、これを「媒体(仮)」と呼ぶ。


墜とし子の価値観
----------------
 ほとんどの墜とし子は、結界能力か、鍵を頼りに探知し、術者を消滅させる
事を目的とする。その際、周囲の被害は考えに入れない。
 また、何らかのエネルギーを摂取しないと消滅してしまうタイプの墜とし子
は、人間の精神や気温、天気など、通常の常識では判断できないものを「食っ
て」自分を維持する。当然、自分を維持するために、現代社会を考慮には入れ
ていない。


ルール面での墜とし子
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・最高技能値はさまざま
・「結界感知」「結界侵入」「結界脱出」「鍵探知」「結界探知」が必須
・司(仮)は、「媒体召還」技能も必須。
・「死亡したら黒い霧となって消える:3」の特徴が必須。


ってな感じでいかがでしょうか?
 Wingsさんの案の中で、「暗黒結界」だけは、必要性が見えなかったの
で削りました。
 それ以外は、若干変わっているかもしれませんが、反映している筈です。

 意見、案をお待ちしております。






    

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