[KATARIBE 13431] Re: [WP01]:EP 「失われしは我が思い」決戦シーン1

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Date: Fri, 11 Jun 1999 13:38:18 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13431] Re: [WP01]:EP 「失われしは我が思い」決戦シーン1 
To: kataribe-ml@trpg.net
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99年06月11日:13時38分14秒
Sub:Re:  [WP01]:EP 「失われしは我が思い」決戦シーン1 :
From:ソード
こんにちは、ソードです。

ごんべさん、修正ありがとうございます。

日向の台詞は、OKです。修正はありません。

で、続きです。

**************************

> 倒れ伏している直人に言いかけていた台詞は、最後まで言いきることが出来
>なかった。概ねの状況を理解した

 倒れ伏している直人に言いかけていた台詞は、最後まで言いきることが出来
なかった。概ねの状況を理解した鞍馬がゆっくりと向かってくる。

 鞍馬     :「もう……許さないぞっ!」
 日向     :「けっ……しかたねぇなぁ……1対1だ……来な」
 朱理     :「いえ……2対1よ」

 視力の回復した朱理が、ゆっくりと路地の奥から近づいてくる。その顔に、
恐怖の色はない。

 日向     :「1対2か……いいぜぇ……いくぞぉっ」

 突然鞍馬との間合いを詰める日向。前蹴りは腰のあたりだが、身長差から鞍
馬の喉を狙う。

 鞍馬     :「くっ」

 両手を十字に組み、蹴りをブロックする。数cm後方に滑り、止まった。

 朱理     :「(うごいてっ……早く強くっ!)」

 朱理の右腕が振り下ろされる。光の軌跡を残し、日向の顔を狙う。あたれば、
一撃で昏倒させる事が可能なくらいのスピードとパワーを備えている拳。

 日向     :「生命力で増幅かっ!甘いんだよ!」

 一瞬、またも明かりの腕から光が消え、慣性のみで進むただの物体となり、
軽々と日向に受け止められた。

 日向     :「このままねじ切ってやる!」
 朱理     :「ここなら!力は無限なんだからっ!」

 二度明かりの腕に光と力が戻る。折ろうとしていた日向の身体に衝撃が走る。

 日向     :「ちぃっ!……なにっ?」

 後半の驚愕の声を上げさせたのは、鞍馬だった。1メートル半を少し超えた
程度の鞍馬が、同じ位の背の高さの朱理の頭を跳び越して蹴りを見舞うとは、
誰が想像できるだろうか?

 鞍馬     :「くらえっ!」

 ついこの間体育の授業で教わったボレーシュートを跳びながら日向の頭に決
める。日向は、身体を走った衝撃で避ける事が出来ない。
 そのまま蹴り飛ばされ、数メートルは吹っ飛ばされる。あの威力で頭が吹き
飛ばなかったのは、かろうじて同じ方向に跳んだからだ。

 朱理     :「あなた……すごいわね」
 鞍馬     :「でも、決め手が無いよ……僕、人あまり殴った事はない
        :から……」
 朱理     :「私は、接近しちゃうと一瞬力を散らされちゃうわ……あ
        :なた、一人で時間稼ぎできる?」
 鞍馬     :「あのおっさんの動きは見えてるし、避けるのは難しくな
        :いよ」
 朱理     :「じゃあ、お願い、私が合図したら、横に飛びのいてね。
        :それまで足止めと注意を引きつけて」
 鞍馬     :「うん、わかった」

 すばやい相談。互いに名前さえ知らないのだが、自分のすべき事を見誤らなければ、それは自動的に組み合い、相乗効果をもたらす。
 二人は同時に動き出した。
 鞍馬は、立ち上がろうとしていた日向に向かってダッシュを掛ける。その速
度はとても小学生とは思えない。瞬発力から行けば、陸上の世界記録に並ぶ。
 朱理は、半身になり、右手を日向の目から遠ざける。遠ざけた義手の光が、
徐々に強くなって行く。

 日向     :「お前一人か?!」
 鞍馬     :「僕一人で十分だっ!」

 言葉と同時に、拳を突き出す。当てるつもりはない。その手を取ろうとする
のをすばやく察知し、手を引いて体をかわす。
 続く日向の攻撃も、すばやい身のこなしで指一本振れさせない。

 鞍馬     :「どうだっ!」
 日向     :「やるじゃねぇかっ」

 日向は、にやりと笑みを浮かべた。

 風音     :「(タイミングは……一瞬)」

 これから、二人が行う事は理解した。結果として生まれる一瞬のタイムラグ
が、日向に余裕を与えてしまう。その余裕を生める要素は、自分が握っていた。
 未来を呼んだ事はある。しかし、直後の未来を呼んだとき……どうなるのか
は分からなかった。

 朱理     :「(準備完了……跡は狙って……)」

 明かりの右腕には、普段の数倍の生命力がためられた。更に自分の体力でもって放出する。一撃以上は、自分の方がもたないだろう。絶対に、はずせない。

 朱理     :「いまよっ」
**************************

 という所で。
 修正願います。今回は、余りにも判定多いのでしていません。技能値から予想される技術として有利不利だけを見ました。

 さて、朱理さんの「光の矢」準備完了です。こんなんで良かったのでしょう
か……。

 修正願います。

 あと、風音さんの未来予知ですが、「自分の未来予知具現化」まで「予知」
するのでしょうか?
 また、「具現化」した未来の物体は、未来から消えてしまうのでしょうか?

 やりたい事は、未来予知で寸前に呼び出す事で、タイミングをずらすか、可
能なら2本の光の矢を打ち出そうとしております。

 まあ、不可能でしたら、別のものでも良いのですが……ね。

 では、また。






    

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