[KATARIBE 13371] Re: [WP0] [EP] 日曜日

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Date: Tue, 8 Jun 1999 15:22:16 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13371] Re: [WP0] [EP] 日曜日 
To: kataribe-ml@trpg.net
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99年06月08日:15時22分12秒
Sub:Re:  [WP0] [EP] 日曜日 :
From:E.R
 こんにちは、E.Rです。
 日曜日……続けます。
 むう、素直についてくるんだもんなあ(爆)

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 招魔
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 「…行こう………」

 声が闇に溶ける。
 気配も闇に溶ける。
 
 風音    :「……こちらです」

 返事は、ない。
 足音も、ない。
 自分一人が影を伴って歩いているような頼りなさ。
 
   
   逢魔ヶ刻ニハ、振リカエッチャアイケナイヨ
      後ロニイル人ガ、魔ニ変ワルカモシレナイカラネエ


 きき、と、きしるような……これは多分、記憶。
 高い、声。

 風がどう、と街路樹を一つゆすぶる。
 長い髪を結んでいたスカーフが、ばさ、と風をはらんで鳴る。
 
 風音    :「ここ……です」

 門を開けて、玄関の扉に手をかけて……
 初めて、ふりかえる。
 街灯の光の中で、そこだけ切り取られたような、影。

 凶兆……凶鳥?
 一瞬の、幻想。
 鍵を開ける、その一動作で振り払ってしまえる程度の。

 風音    :「どうぞ」

 魔を…………呼びこむ。

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 てなもんで。
 …………しかしなあ(苦笑)
 魔って……ううむ失礼な奴(爆)

 後は、多分もう何もせずに、お布団だけ敷いて、「はいどうぞ」って寝かせると思うです。
 会話が成り立たないことおびただしい(爆)

 であであ。




    

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