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Date: Fri, 04 Jun 1999 20:20:27 +0900
From: "gallows" <gallows@terra.dti.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13264] Re: [HA06]EP: 「続・隣は何をする人ぞ」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199906041120.UAA03052@smtp.dti.ne.jp>
X-Mail-Count: 13264
どうも、gallowsです。BOBUさんこんにちはー。
> えと、佐久間の場合(本人も気付いていないことですが)
> 死んでいる訳ではなく霊体化しているだけなので、おそら
> く肉体が戻ってくる事は無いのではないかと思います。
なるほど、生き霊というわけでもなく肉体も含めて幽体化している
という感じなわけですね。それでは、今後隣人としてうまくやってい
くためにこういう繋ぎはどうでしょう。
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>>エピソード 『続・隣は何をする人ぞ』
>>-----------------------------------
>
> ……
> 里見 :「君の望みは何だい?」
>
> 繰り返される、鏡介の言葉。
>
> 佐久間 :「…何だろうね?」
>
> 結局、答えは出ない。
>
> 里見 :「何か未練が残ったからそこにいるのだろう?」
佐久間 :「未練というかここに住んでいるからなんだが…」
里見 :「…なるほど…そういうことなのか」
自分の中の疑問が解けたように、うつむき、答えを反芻する鏡介。そ
して次に顔を上げたときには、先程までのどこか不思議な雰囲気も消え、
ごく普通の青年になっていた。
里見 :「はじめまして、隣の部屋に住んでいる里見鏡介と
:いう者です」
突然の変化に拓巳はとまどうが、とりあえず隣人の挨拶に応対する。
これくらいの変事は、こと吹利市においては珍しくもない。
佐久間 :「隣? ああ、あの勇那って娘の…こちらこそよろ
:しく」
里見 :「勇那がお世話になっているようで、挨拶も遅れて
:申し訳ない。ところで、今日の件は内密に頼みたい
:のだけれど、お願いできますか」
佐久間 :「今日の件? 別に構わないが、まあいいか」
里見 :「では、また…」
そうとだけ言うと鏡介はアパートの入り口にまわって部屋に戻っていっ
た。拓巳もそのまま浮いているわけにもいかず自分の部屋に窓から入る。
佐久間 :「結局なんだったんだろう…隣人のようだったが」
ふと天井を見上げる、小さな天井は木目とシミで色々な模様に見える。
佐久間 :「望み、か…」
その日、拓巳はそんなことを考えながら眠りについた。
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と、こんなかんじのまとめどうでしょう。口調修正などお願いします。
それではまた。