[KATARIBE 13263] Re: [WP01]:EP 「失われしは我が想い」爆弾処理のその後

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Date: Fri, 04 Jun 1999 19:48:34 +0900
From: "gallows" <gallows@terra.dti.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13263] Re: [WP01]:EP  「失われしは我が想い」爆弾処理のその後
To: kataribe-ml@trpg.net
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ども、gallowsです。

>  また時系列表行きます(^^;
> 
>  結界内         結界外        日向氏 
>  
>  珠希、結界内に再侵入、三人と合流       鞍馬を発見
>                         鞍馬を結界内に召還
>  
>  爆破音が聞こえる               鞍馬のいるファミレスを
>                         爆破
>  
>  四人、鞍馬のいた爆破されたファミレスに駆けつけて、日向氏と対峙

 珠希は余力のこともあって結界内に再侵入はしないことにします。事が全て終
わったら喫茶店に行く前に合流したいと思います。そんなわけで爆弾処理のその
後を加筆します。

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>新宿、崩壊前のビル
>------------------
>
> 壁には案の定爆弾とおぼしきモノが埋め込まれていた。珠希は由紀夫の首を取
>り出し、爆弾の上にそっと置く。

> 由紀夫    :「!爆弾人間などにしてしまって僕に死ねというのですか」
> 珠希     :「自分の体なんだから信管を抜き取るくらい出来るでしょ」
> 由紀夫    :「あ、なるほどね」


 能力の使いすぎで強い頭痛を覚えた珠希は、朦朧としながらも爆弾を処理し終
えたビルから出る。いつもと変わらない大通り、仕事帰りのサラリーマンが足早
に前を通り過ぎ、酔った学生のグループが次の店を探してうろうろしている。誰
もがまさか目の前のビルに爆弾が仕掛けられていたなどとは思いもしないだろう。

 珠希     :「フゥ、呑気なモノね、まあそれでいいのだけれど」

 そして、先程の青年の倒れていたあたりを見ると、酔った若い男が同僚と思わ
れる男に支えられ、胃の中のモノを吐いている。大丈夫、まだ平和だ。珠希はそ
れを一瞥し結界内の事を思案する。

 珠希     :「さっきの彼、大丈夫かしら。あとで詳しい話を聞かないと」

 珠希はそう呟き、星の少ない夜空を仰ぎ見た。
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