Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Mon, 31 May 1999 18:52:15 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13136] Re: [HA06]EP 『明けない夜』続き
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905310952.SAA24933@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <199905310900.SAA18723@smtp.dti.ne.jp>
References: <199905310900.SAA18723@smtp.dti.ne.jp>
X-Mail-Count: 13136
99年05月31日:18時52分12秒
Sub:Re: [HA06]EP 『明けない夜』続き:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
出会う、と宣言していながら(滝汗)
ML番号12756に続けます。
(まとめるのは……ちと待たれい(汗)>gallowsさん)
……すーちゃんが、直紀さんのアパートに行って、飛び出してきたくらい、つまり、
3月30日の夜、となります。
********************************************
〇情報(3/30 夜)
-----------------
直紀のアパートのことは良く知っていたが、それにしても必要なデータを全て手に入れるには
多少の時間が必要だった。
外は、とっぷりと暮れてしまっている。
すー :「急がないと……ってひわああっ」
花澄 :「え、えっ?!」
急停止。
細々とした街灯の光は、すーの目には如何にも頼りない。
すー :「か、かすみさんだあ(安堵)」
花澄 :「そうだけど……どうしたの、すーちゃん、こんな時間に」
譲羽が、背後の鞄から頭を出している。
譲羽 :「ぢい……ぢいぢ?(すーちゃん、直紀さんは?)」
すー :「それが……なおちゃん……」
斯く斯く云々。
花澄 :「倒れてる?直紀さんが?……呪いのビデオを見て?」
すー :「えと、よくわかんないけど……」
花澄 :「……でも…それって、私もゆずも見たんだけど、何にも異常はないわ」
すー :「え、花澄さん見たの?」
花澄 :「ええ、一さんのところで…………」
ふと、言葉が途切れる。
すー :「…………花澄、さん?(恐る恐る)」
花澄 :「……もしかしたら、関わるかもしれない人、見たわ」
すー :「え?」
花澄 :「一さんにそっくりな人」
そこまで言うと、また言葉を切る。今度の沈黙はさほど長くはなかった。
花澄 :「ね、すーちゃん、私も一緒に行っていい?…地図か何か、紘一郎さん
:持ってるでしょ?」
すー :「うんっ、今取ってきた」
花澄 :「私が見たのは氷雨が降ってる日……えと土曜日、の筈なんだけど」
すー :「なおちゃんが倒れたの、その翌日だよ」
ふい、と花澄は視線を流した。
花澄 :「関わりは?」
:『確かに』
花澄 :「……そう……行っていい、すーちゃん?」
すー :「うんっ」
****************************************
で、も少し続くかな?
十さんの居そうな範囲、四大の協力で見つけられると思います。
(花澄の質問次第だな(爆))
ではでは。