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Date: Mon, 31 May 1999 02:15:30 +0900
From: "gallows" <gallows@terra.dti.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13124] Re:[HA06]EP: 「隣は何をする人ぞ」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905301715.CAA04765@smtp.dti.ne.jp>
X-Mail-Count: 13124
どうも、gallowsです。
使って下さってありがとうございます、丁度IRCでお知り合いになりた
いと話していたところなのですよ。
というわけで修正からです。
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> 勇那 :「ごめん、……人生相談にでも乗ってくれるの?」
> 佐久間 :「大したことはできないけどね」
勇那 :「ごめんごめん(カラカラ) …たまに遊びにきていい?」
佐久間 :「いいよ、たいしたもてなしもできないけどね」
で、お願いします。勇那はどうも悩みとかと無縁な存在のようなので。
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> 鏡介 :「どうだったんだ?」
> 勇那 :「ん?いたよ。男の人」
> 鏡介 :「あまり、人の部屋を覗くもんじゃないぞ」
鏡介 :「どうたっだんだい?」
勇那 :「んー? 男の人がいた」
鏡介 :「あんまり人の部屋を覗くもんじゃないよ」
と、こんな感じでしょうか。
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で、この続きなのですが、佐久間君と鏡介が出会ったとき、もし佐久間
君が幽体だと面白いことになります。佐久間君を「救済」の対象として
しまうのです。
エピソード 『続・隣は何をする人ぞ』
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その日、佐久間拓巳はいつものように窓から部屋に入ろうとしている
ところであった。普段ならなんの問題もないし、そこで人に会うことな
ど滅多になかった。しかしその日はこれがおかしな事になるきっかけを
生んでしまった。偶然外から見ている者がいたのだ。その男は拓巳が見
えているようで、確かな足取りで近づいてくる。
里見 :「…こんにちは」
佐久間 :「? ああ、こんにちは」
偶然外から見ていた男、里見鏡介もまたいつものように予備校から帰
宅している途中であった。二人は隣人という関係になってから10日が
経っていたが、いまだ一度も話したことはおろか見かけたことさえない。
それが事態をさらに悪化させた。鏡介は拓巳を「昔このアパートで死に、
そのまま居着いてる地縛霊」だと判断してしまったのだ。まさか隣人が
幽霊のような存在であるとは思うむべもない。
里見 :「佐久間拓巳、交通事故で死亡かな…少し曖昧だな」
鏡介はその力で生前と思える頃の履歴を読むが、どうも他の霊達と見
え方が違うことに違和感を覚える。
里見 :「佐久間君、君の望み、願いはなんだい?」
奇妙に相手に安心感を与える声、拓巳は事態の不自然さも忘れ、どう
いうわけだか素直な気持ちになってしまう。
佐久間 :「僕の、僕の望みは…」
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ここでカットします。もしこの後佐久間さんが望みやそれに類するこ
とを言った場合、生前の肉体を一時的に取り戻すことになります。その
後望みを一つ叶えて肉体を再び失っても必ずしも成仏する必要はないの
でご安心下さい(笑) 一般的な幽霊ならば大概成仏すると言うだけの
話です。
んでは、宜しくお願いしまーす。