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Date: Sat, 29 May 1999 15:12:31 +0900
From: ソード <so_do@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 13102] Re: [WP01]:EP :『失われれしは我が想い』
To: kataribe-ml@trpg.net
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こんにちは、ソードです。
長文になってしまいました。(汗)
>gallowsです。桜居珠希乱入させていただきます。
いらっしゃいませ〜(喜)
んでは、ちと疑問から……。
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> 桜居珠希はこの日、学校帰りに友人達と新宿で遊び回っていた。マルイ
>で服を見て、タワレコでCDを買ってというお決まりのコース、そしてい
>ざ帰ろうというときの出来事だった。友人達と別れ、裏通りから結界内に
>侵入する珠希。
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なお、結界の強制力は5ですので、珠希さんの目標値は7です。
消費した余力によって演出してくださいませ。
余力消費無しなら、簡単に入れてオッケーです。
いちおう、「結界能力素人は結界が見えても入ってこれない強さ」くらいだ
と思うのですが……。
次の修正
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>闖入者
>------
> 突如、直人の脇にあった電話ボックスが爆発する。直人は反射的に飛ん
>できた破片をその異能で分解するが、爆風まではどうしようもなく吹き飛
>ばされる。地面に叩き付けられつつも体勢を立て直すために一度路地に潜
>り込めたのは、訓練の賜物だ
>
>直人 :「なるほど、調べの通り…たいした腕…ですね…」
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ソードが書いた、
> さて、日向のスイッチですが、直人の背後にそびえるビルを爆破し、目くら
>ましにして直人の前から姿を消そうと試みています。
ということで、ビルの破壊の表現に変更させていただきます。
これは、これ以後のストーリーの伏線なので、申し訳ありませんが修正させ
てください。
修正部分をマージしておきます。ショーマットに従い、改行位置などは修正
させていただきました。
(編集時にまた変換するのも労力がかかるので、随時編集して行こうと思います)
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> そして、懐からペンライトのようなものを取り出した日向は、その上部につ
>いているボタンを押した。
闖入者
------
珠希 :「結界…まさかまたアイツが出てきたってワケ?」
桜居珠希はこの日、学校帰りに友人達と新宿で遊び回っていた。マルイで服
を見て、タワレコでCDを買ってというお決まりのコース、そしていざ帰ろう
というときの出来事だった。
友人達と別れ、裏通りから結界内に侵入する珠希。
SE :ドーン、ゴゴゴゴォ
珠希 :「爆発? アイツじゃないの? いずれにしてもただ事じゃ
:ないわね。…由紀夫、起きなさい」
由紀夫 :「起きてるよ。人使い荒いんだから、労働基準法違反だね」
珠希 :「悪かったわよ。まったく、子供のくせに」
バッグから子供の生首を取り出す珠希。どういう仕組みなのか血は出ておら
ず、それどころかその生首と会話している。そして珠希がその首を粗大ゴミの
山におくと、あたかも一つの生き物であるかのように巨大なゴミ人間が立ち上
がった。
由紀夫 :「とほほ。珠希さん、贅沢は言いませんがせめてもう少し
:格好よさげなモノにはして頂けないのでしょうか?」
珠希 :「わかったわよ、今後善処するからとりあえずその辺に隠
:れてなさい」
結界内、交差点
--------------
SE :ドンッ!
直人の後方にそびえるビルの最上階付近が爆発する。ビルは1フロア完全に
吹き飛び、破片は道路に居た直人に降り注ぐ。その人間が作り出した破片一つ
一つが、重力という自然の法則に助けられ必殺の破壊力となる。
直人 :「なっ!」
かろうじて避ける直人。というより、彼の身体を狙って落ちてくるわけでは
なく、破片は道路の中央、直人と日向の中間位置に集中して落ちている。
日向 :「この世界から逃げるなよぉ……ゆっくり駆り出してやる
:からなぁ……くくくくっ。もし逃げたら、このあたりは虫
:けらが多くて楽しそうだなぁ……」
日向の声から、彼が走り去って行くのが分かる。姿を隠されたのだ。
直人 :「逃げるつもりは毛頭ありませんが……この爆発、実際の
:ビルにも仕掛けられてなければ、結界内で爆発はしません
:ね……」
単純だが、おそらく真理であろう。彼が結界の外でスイッチを押せば、今度
は実際のビルが崩れ、人の居る道路に破片が降り注ぐ。
電波的な起爆装置の場合、押した信号を出しつづけている可能性もある。そ
の場合には、結界内から出た瞬間に爆発してしまう。
直人 :「しかし……このやり方、やはり奴を止めなければ……」
立ち込める土煙の中から、片足を引きずりながら姿をあらわす直人。傍らの
街路樹に腰を下ろす。無数の破片が直人を狙うことを意図していなくても、す
べて避けきれるものではない。片足に乗っていた瓦礫は崩壊させて抜け出した
が、右足は折れていて使い物にはならない。
その時、直人の頭上、壊れた街頭の下に一人の少女が現れる。
珠希 :「…答えなさい、頭の沢山ある化け物に追われているの?」
直人 :「!(しまった……土煙で接近を感知できなかった……)」
油断である。奇襲を受けたにもかかわらず、その側でへたり込んで動けない
でいる。今の声の主が、直人を殺そうと思えば簡単に殺せただろう。
見上げると、町中で会えば男の半分は振り返って注目するであろう容貌を持っ
た女性である。ロングスカートは、このような埃の中では似つかわしくない。
直人 :「あなたは?……!(「送還」出来ない……日向が召喚し
:た一般人じゃないということか……だとしたら、住人か狩
:人だな?)」
珠希 :「私の質問に答えるのが先よ」
有無を言わせない強い口調。その声に神経質な響きが混じる。
直人 :「頭のたくさんある化け物というのは知りません。今の爆
:発は、結界内にいる爆弾テロリストのものです」
**********************************
ということです。台詞などの修正お願いします。
えー、「送還」の能力をかけたのですが、「侵入」した術者には無条件で効
かないので、直人はそれによって「一般人」と「結界能力者」を見分けていま
す。
かけられたことに気づいても気づかなくてもかまいません。
判定の部
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強制力9(効果:目くらまし)への対抗は直人は行いません。効果を甘んじ
て受け、日向を見失っています。
また、演出的に無傷では何なので、「右足骨折:2」を付加しておきます。
付加時の強制力は0なので、誰でも直せますが……(笑)まあ、治療系の方に治
してほしいところです。
「送還」の試みは、直人が結界作成者なので、難易度は0。「結界送還」は15なので、判定の必要無く成功します。(まあ、侵入した相手には効かないのですが……)
今後の方針
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直人は、未だ「日向=異能者」という事実を失念しています。彼を「狩人」
と認識したのにもかかわらず、冷静さを欠いているためにその思考にたどり着
いていません。
よって、結界能力者である珠希さんなら日向相手にも立ち向かえる……と思っ
ていますので、無理矢理帰れとは言いません。敵なので、自分で何とかしよう
としますが……。
一方、日向の方は新宿を舞台に手持ちの爆薬などを使ってトラップを仕掛け
て回っています。あるビルに誘い込んで、死なない程度に爆破してやろうとも
くろんでいます。
日向が仕掛け、結界内で爆発した爆弾ですが、電波信管と共に、時限信管も
組み込まれており、本来は道路上を車で移動中のVIPを暗殺するために瓦礫
でもって押しつぶそうという計画です。
後数十分で目的のVIPが来るので、それまでに爆弾を処理しないと夜の新
宿の交差点で甚大な被害が出ることになります。
これは、直人は既に予想しており、自分は結界内から出ることは出来ないし、
探さなければならないビルは結界内では既に破壊されているため、結界外から
爆弾を探してもらい、その位置の特定が出来たら「透過」の「物体破壊」で爆
弾の駆除を行うつもりです。
なお、こちらの方を珠希さんに頼もうと思っています。(戦力的には、直人
が捜索、珠希さんが対日向の戦闘の方が良いのですがね……(笑))
また、「結界内で結界外から持ち込まれた物質を置きっぱなしにした場合、
結界の解除と同時に結界外に戻ってくる」ので、爆弾トラップを仕掛けられた
ままで、結界を解除することは出来なくなります。という事で、直人は結界の
維持に気合いを入れるしか出来ないことになります。(笑)
日向ですが、この場で殺しても良いとは思いますが、せっかくなので生き延
びさせたいと思っています。
(どうなるかは未定ですが……ね)
まあ、死んだら死んだで良いかな……とも思っています。
というところで、ではまた。