[KATARIBE 13092] [HA06]EP: 『たとえばこんな部屋探し』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Fri, 28 May 1999 20:08:33 +0900
From: 久志  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13092] [HA06]EP: 『たとえばこんな部屋探し』 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905281108.UAA16388@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 13092

99年05月28日:20時08分30秒
Sub:[HA06]EP:『たとえばこんな部屋探し』:
From:久志
 ども、久志です(^^)

 ていうかこれで一日二EP(爆)
というわけで、フラナが不動産屋へ部屋探しにいきます(^^)
時期としては、入学前、まだ大学がはじまる前です。

『たとえばこんな部屋探し』
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 不動産屋さん。
 中学高校…と、普段の生活ではまるで縁の無い場所だった。今の家に引越し
してから十年以上住んでいたし、今までも興味はなかった。
 でも……今年からは大学生、大人に近い学生。

 ちょっと息を溜めて、気を落ち着かせる。

 フラナ :「(がらっ)こんにっちはー」
 不動産屋:「はい、いらっしゃい…ませ(汗)」

 一瞬、びっくりしたような顔になる不動産屋さんのお兄さん。無理も無いと
いうか、不動産屋に一見中学生くらいの子供が来るとは思わないだろう。

 フラナ :「あのお、僕、アパート探してるんです」
 不動産屋:「アパートですか?あの、申し訳ありません。失礼ですがお客様
     :おいくつですか?」
 フラナ :「僕、18です(にこにこ)今年から大学入って、一人暮らしし
     :たいんです(^^)」

 どう見ても高校生…下手すれば中学生にも見えてしまう外見である。しかし、
仕事は仕事、すぐに立て直し。いくつかのファイルを取り出し、テーブルに広
げる。

 不動産屋:「すいません、失礼しました。どうぞお掛けください」
 フラナ :「はぁい(^^)」

 机に広げられた、いくつかの物件案内。

 不動産屋:「家賃はおいくらから考えてますか?上限の方は?」
 フラナ :「えっと…仕送りとアルバイトはじめて…んーできれば安ければ
     :安いほうがいいな」

 そんないいかげんでいいのか?(汗)

 不動産屋:「ええと、ではこちらはどうでしょう」

 アパート木造、1K、ユニットバス、四畳半、月32,000から。

 フラナ :「んーちょっと高いかなぁ」
 不動産屋:「ではこちらはいかがです?」

 アパート木造、1K、トイレ共同、六畳、月24、000から。

 フラナ :「うーん、他ないかなぁ」
 不動産屋:「えーと(汗)…では(がさがさ)こちら…はどうでしょう?」

 風見アパートと書かれた広告はだいぶ紙がくたびれている。吹利本町、学生
専門、木造二階、共同トイレ、共同シャワー、共同台所、家賃は2万弱。

 フラナ :「あ、ここ安いね(にぱ)ここにしよう(^^)」
 不動産屋:「お客様…(汗)」

 そんなあっさり決めていいのか?(汗)

 不動産屋:「えと、よろしかったら。後日、こちら物件を見に行きますか?
     :今度の日曜にでも、こちらの大家に頼んでおきますので…気に入
     :られましたら、こちらに戻って仮契約をいたしますが?」
 フラナ :「うん、いいよ(あっさり)」
 不動産屋:「はい…ええと、少々古い建物なのでよく見ておいたほうがよろ
     :しいかと思います(汗)」
 フラナ :「はーい、ありがとうございまーす(^^)」

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
 なんてまぁ…大雑把な部屋探し(^^;)

 次のEPで風見アパートに下見に行かせてもらいます〜
おもむろに決めちゃいそうですが…(^^;)

であであ






    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage